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投げ釣りの大阪アングラーズ

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潮汐作用とキスのポイント
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月22日 (水) 20時54分 No.177
 

 こんばんは。

 潮の干満で砕波点や離岸流がどの様に変わり、キスのポイントにはどの様な影響が及ぶかを図に書いてみました。
 浅水変形や、波によって生起される海浜の流れの簡単な基本を知っていれば、砂浜海岸の型式毎に色々な応用が利くと思います。

注.ここでは、潮汐流は考慮していません。

★海中の流れと砂の移動についてはスレNo.139を併せご覧下さい。

キスは深みや周囲のカケアガリに群れる?
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月21日 (火) 12時12分 No.174
 

 広大な砂浜でキスの居場所を探すための「波読み・底読み技法」について様々な資料を貼らせていただきました。

 しかし、それをどう使ってキスの居所を見つけるのかということがイマイチ分かり難いと思います。
 そこで、これは一例に過ぎませんが、資料を再掲させていただいて、波や地形の可逆変化や海岸地形とその呼び名などをどう利用して深み=キスの居所を探したかの経過を説明し、それに代えさせて頂きたいと思います。

 「そもそも砂浜とは何だ」という方のために海岸の区分と砂粒径の大きさによる砂浜の区分についての資料を貼らせていただいて中間のまとめに代えさせていただきます。

 砂浜を含む海浜の波や流れは、他に長周期重力波、内部波、エッジ波など普通の波よりうんと長い周期を持ち、入射する波と干渉して1〜3分以上の長い周期で変動させるサーフ・ビートの影響も受けるとされています。 これらの要件はまたぼつぼつご紹介させていただくことにします。
 

(削除)
投稿者:システムメッセージ 投稿日:2008年10月20日 (月) 12時43分 No.169
 

投稿された方の依頼により、2008年10月20日 (月) 17時08分に記事の削除がおこなわれました。

このメッセージは、設定により削除メッセージに変更されました。このメッセージを完全に削除する事が出来るのは、管理者の方のみとなります。

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月20日 (月) 12時51分  No.170
キスポイント探しのための、「波読み・海底地形読み技法」の大きな指標となる砕波形式とセットアップ、離岸流の関係を整理しました。

 (上にあったスレNo.169は資料に誤字が有ったため削除しました。)
 
投稿者:泰皇夢 投稿日:2008年10月20日 (月) 23時54分  No.171
ふじさん

昨日はお疲れ様でした、あまりお話が出来ませんでしたが今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m

鳥取方面は大型キスの爆釣り情報が入っておりますよ。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月21日 (火) 09時10分  No.172
>泰皇夢さま、おはよう御座います。

 日曜日の全サSCでは5月のクラブ対抗に続き連続優勝おめでとう御座います。お見事でした。
 一度ゆっくり、うんちくなどお伺いしたいものです。
 こちらこそ今後ともどうぞ宜しくご指導下さいますようお願いいたします。
 今年の冬の練習課題ができました。
スレ166ありがとうございます。
投稿者:Mr.じい 投稿日:2008年10月18日 (土) 21時05分 No.167
 

ふじさん様

 ありがとうございます。スレ166はワードファイルにコピーしました。電話番号が掲載されていますので、個人の番号でしたらお早いうちに削除していただいたほうがいいかもしれません。
 今日、図と写真を印刷するため、エプソンのプリンターを買ってきました。しっかし、最近のプリンターは安いですねぇ。
 さ、今夜から各スレの図面、写真を拡大して取り込んで、それから勉強です。わからないことがあればお言葉に甘えさせていただきますので今後ともご教示よろしくお願いいたします。
                 

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月19日 (日) 22時17分  No.168
Mr.じい様

了解いたしました。昨晩から広島で開催された全サSC選手権大会に参戦し、先ほど帰ってきました。

 どうやら、各資料は拡大クリックで読めるようですね。単独の写真以外は何れの資料もA−4またはA−3サイズ(別紙に分けない方が関連性が分かりやすいもの)に統一していますので印刷では当該用紙サイズに収まると思います。

 コピーしていただいた資料を一旦お絵描きソフト(WINDOWSのアクセサリにあるペイント等)に貼り付けますと、ご自由に加工していただくことも可能です。

どうぞご活用下さいますよう。

疑問の点はいつでもお気軽にお問い合わせ下さい。

では、また。
御礼
投稿者:Mr.じい 投稿日:2008年10月16日 (木) 22時44分 No.160
 

ふじさん様

懇切丁寧な解説、かなりのお時間をいただいてありがとうございます。可逆的変化とトラフの理解はバッチリ。セットアップとセットダウンについてもわかりましたが実際に見つけるのはなかなか難しそうです。

このあたりで、砂浜地形のA−Fタイプの完全なる理解が必要となってきますが、申し訳ないことに、スレ78、88−1などは写真を拡大すると文字がモザイクとなってしまい、理解の一助にできないのが現状です。

つきましては、掲示板最終の右下にある「管理人へ連絡」のところに、私のメルアドなどを書き込みたく思いますので、掲示板にうまく載せられないデータなどがあればご教示ください。

いつもありがとうございます。

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月17日 (金) 02時20分  No.162
Mr.じい さま、

ご迷惑をお掛けしておりますね。
相当いらいらされることでしょう。m(_ _)m

 念のため、すぐ下の「この掲示板の画像の見方」をもう一度ご覧頂けませんでしょうか。

 掲示板の画像を左ワンクリックで画像専用ウインドウが開きますが、もう一度、左ワンクリック(ダブルクリックではありません)で画像は原寸大まで拡大され、画面上では十分読めると思いますが如何でしょう。
 ブラウザのバージョンによっては、画像専用画面で一寸待つと、縮小画面右下の方に拡大・縮小マークが出るかも知れません。その場合はマークを左ワンクリックしてくだされば同様に原寸まで拡大されると思います。

 右クリックのコピーや保存も拡大版上でお願いします。

写真以外の資料サイズはほとんどA−4サイズかA−3サイズになっていますし、キャラクタもできる限り10ポイント以上にしていますので画面上では読めると思いますがダメでしょうか。 
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月17日 (金) 08時05分  No.163
 とりあえず、スレ78、88−1の拡大版(150%)を貼っておきます。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月17日 (金) 08時08分  No.164
スレ88−1の拡大版です。
投稿者:Mr.じい 投稿日:2008年10月17日 (金) 21時33分  No.165
ほんとうにありがとうございます。まずはスレに載せていただいた図から整理します。チョイと私のレベルでは消化不良を起こすといけませんので、とりあえずは図をキチンと印刷し、スレを読みながら自分なりに理解を深め、そのうえで再度質問させていただきます。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月17日 (金) 22時17分  No.166
Mr.じい 様
 了解しました。
お困りのことがありましたら、***-***-**** までお電話下さい。
 メルアドなどお伺いして、原図などお送りすることもできます。
此処にメルアド載せると迷惑メールの餌食になりますので。

> このあたりで、砂浜地形のA−Fタイプの完全なる理解が必要となってきますが・・・

 その通りです。各タイプは一連の変化過程中の代表的な地形ですので、各型の間の地形も無限にあると考えることができます。
 連続する過程ですから、その間の地形のバリエーションもご想像下さい。
 言い換えれば、各型の地形にある砂州は、大荒れの後沖に堆積した砂(A型の沿岸砂州)が静穏時に砂浜に戻り切るまで(沿岸州のないF型になるまで)の「位置と姿を変えた痕跡である」と考えると過程の連続性や砂州変形のバリエーションも分かり易いと思います。
 勿論、波の状況(気象、海況)により、岸に戻る過程中にまた沖へ出される逆方向の変化もあります。なにしろ両方向への可逆変化ですから。
 であればこそ、釣行前最低一週間の荒れと静穏の状況(何時荒れたか、静穏が何日続いているか)を知ることに意味があります。

今日現在までと一週間前までの波の状況を知るには「ナウファス」という便利なサイトがあります。↓
 http://nowphas.mlit.go.jp/index.html
ここでは、有義波実況も周期帯別実況もグラフと表で一週間前まで、しかも日単位・時間単位の詳細まで知ることができます。
 周期帯別実況では、ひとつの波に代表する有義波も、実はそれぞれの波高を持った多くの周期の波で構成されている(多くの周期の波が入り交じっている)ことが分かります。

 では、この先一週間はどうかと言えば、「Wave Hunter」がお勧めです。↓
 http://www.wavehunter.jp/wh/wavehunter/index.php?start=waveinfo2.0.php
 此処の「VB/バーチャルブイ」(仮想波浪観測ブイ)や「予想天気図モデル」が釣行計画の立案にとても便利です。

 更に、今現在の波を見たければ、丹後半島付近では京丹後市のライブカメラがあります。↓
 http://stweb.kyotango.net/livecamera/top.html?id=4
 ここでは、浜詰、葛野浜、琴引浜、八丁浜、後が浜(及びキャンプ場浜、京丹後市京丹後庁舎から)、丹後松島海水浴場(宇川温泉吉野の里から)の様子がリアルタイムで見られ、お暇なときには波読み・海底地形読みの練習にも使えます。

 その他、全国のライブカメラリンクサイトもありますので各地の海が見えるカメラを探してみるのも一興でしょう。↓
 http://www.sekainomado.com/jp.htm


では、また。
この掲示板の画像の見方
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月21日 (日) 10時29分 No.89
 

 皆様こんにちは。

 掲示板に沢山の画像を貼らせていただいていますが、画像の字が小さくて読めない方がいらっしゃるようですので、以下のように操作法をお知らせします。

 掲示板の画像を左クリックすると画像専用のウインドウが開きます。但し、画像毎に複数の画像専用ウインドウを同時に開くことはできません。1つだけに限ります。

 開いた画像専用のウインドウで画像をもう一度左クリックすると画像が原サイズまで拡大されます。(画像専用ウインドウで、画像の右下に拡大・縮小のマークが出る場合はそのマークを左クリックしてください)

 さらに、画像(または上記の拡大・縮小マーク)をもう一度左クリックすると元に戻り、後はクリックの繰り返しで拡大・縮小を何度でも切り替えることができます。

 画像専用のウインドウの右肩のX印をクリックするとウインドウが消えて、掲示板の画面に戻ります。画像専用ウインドウを消さないで、P/C画面下のタスクバーの最小化ウインドウアイコンをクリック(アクティブ化)して掲示板と切り替えることもできます。画像が大きく、掲示板の書き込みと何度も切り替えてみたいときはこの方が便利ですね。


 掲示板の画像でも、画像専用ウインドウの画像でも、今度は画像を右クリックすればメニューが表示されるので、名前を付けて保存、コピーなどができます。

投稿者:嘉乃進 投稿日:2008年09月22日 (月) 06時00分  No.90
ふじさん、いつもありがとうございます。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月22日 (月) 09時32分  No.92
 どういたしまして。

 アクセス数(カウンター値)が急に増えましたね。でも、ROM専さんばかりで、反応がないのが一寸寂しいですね。(「フン、なんやこれは」だったりして)
 いいの、いいの。お役に立てて下さる方がいらっしゃれば。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月23日 (火) 14時43分  No.101
 資料を追加して、キスポイント読みのための波読み・底読みシリーズを終わらせていただきました。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月17日 (金) 01時58分  No.161
スレッド上げました。
ご教示ください 2
投稿者:Mr.じい 投稿日:2008年10月15日 (水) 22時16分 No.155
 

ふじさん様

丁寧な解説、ありがとうございました。早速、スレ62から、掲示板本文の関係部分をワードファイルに落しました。計18ページ。大学の卒論ですね。また、波浪とうねりの違いも理解できましたが、その違いが浅水変化を及ぼす浅い海底に与える影響の違いとなるか今後の学習課題です。気象庁HPも確認しました。

さて、今回はスレ62図に関してご教示ください。(カラープリンターがないので、いまイチ図が見難いのですが・・・)
次の用語がいま一つ理解できないので、お時間が空いたときで結構ですのでご教示ください。

・(砂浜地形の)可逆的変化
・トラフ
・セットアップとセットダウン

よろしくお願いします。

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月16日 (木) 09時30分  No.157
Mr.じいさま、おはよう御座います。

 ご熱心に資料やコメントをコピーしていただき有り難う御座います。独学のNet検索を頼りに何年もかかって学んだり現場で確かめたことなどを整理・作成した資料ですが、なかなか多くのことを書き切れなくて、中途半端なものになっています。
 また、図面を併用しないと表現し難いことが多く、資料が重くなりがちですので、全て圧縮画像形式(.jpg)にしており、ご迷惑をお掛けしております。
 ブラウザの画面の拡大機能(ページ→拡大)などを併用してご覧下されば、多少見易くなりますのでよろしくお願いいたします。

さて、ご質問にお答えさせていただきます。

長くなりますのでスレッドを分けて順にお答えします。

1.(砂浜地形の)可逆的変化について

  ある方向への変化の過程があるとして、それとは逆の方向への変化もあるという、変化過程の往復を意味します。行きつ、戻りつという変化のことです。
 スレNO.65をご覧下さい。この過程の各段階の砂浜海岸地形を更に詳しくしたものが、スレNo.66〜76に掲げてあります。
 砂浜の可逆変化は、簡単に言いますと、暴浪が発生すると浜の砂はガバッと削り取られて(浸食されて)沖の海底に堆積し、平穏時が続くとジワジワと元の砂浜へ戻ってくるという過程を繰り返しているので「逆も可なり」ということで可逆変化と呼ばれています。
 この過程をひとまとめに説明する資料を貼らせていただきます。この資料の中で、「前図」というのはスレNo.66の図のことで、「中間型砂浜」というのはスレNo.73〜75に掲げた資料のB型〜E型の砂浜地形のことです。(A型,F型も含まれています)
 砂浜の地形はこのようにその砂浜に押し寄せる波の変化(つまり気象条件)に応じて年中、可逆変化を繰り返しており、その浜の砂粒の大きさや、立地条件(外洋に面していて波当たりが強いか、湾奥に位置していて波当たりが弱いか)により変化の頻度も、程度も異なります。それらを考慮した上で、共通する変化過程の砂浜地形タイプを6種類にパターン化したものがA型〜F型です。

 釣行前1〜2週間前の波の状況を把握しておけば、砂浜の今のタイプを予め想定することができ、釣りの現場に立って波を見て海底地形を判断するときの大きな助けになります。




投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月16日 (木) 10時29分  No.158
2.トラフについて

 トラフは英語の「Trough」で、続いている谷のような地形を意味します。つまり周囲より低い(深い)地形が続いているときにそれを指してトラフと呼んでいます。
 何メートル低いかという観点ではなく、低さは様々ですが周囲に比べて低いという観点で地形を表す名称です。これは天気図で云う気圧の谷に似ています。

 反対語としてリッジ(英語の「Ridgh」、連続する峰の意)というのがあり、これは周囲より高い峰状の地形が続くときそれを指して云う名称です。

 総合すると、トラフの隣にはリッジがありリッジの隣にはトラフが接しているという地形の連続的なな変化を表すことができます。
 従って、トラフとリッジの間には斜面(俗に言うカケアガリ)があることになり、キスが群れ、またキスの移動路にもなる地形であることは既にご承知の通りです。
 また、トラフがどの様な形をしているか、円形か、楕円形か、歪んだ閉曲線で囲まれるような形か、溝状か、曲がった溝か、直線状の溝か、更には、開口部があって沖の深いところとつながっているか、閉じているかによってそれに接するリッジの形も同様に異なりますので、その間のカケアガリの形もそれに併せて異なることになります。(溝状であれば、両側にカケアガリがあります。当たり前のことですが、案外気づかないものです。カケアガリは常に直線状で、汀線と平行になっていると思い込んでいる方が多いようですが砂浜の型式の分類図が示すとおり、変化の過程でカケアガリの形も様々であり、また常に変動しています。)
 
 ついでにもう一つ、潮差(干潮と満潮の水位の差)が大きいところでは、満潮時には海面下にあったリッジとトラフが、干潮時にはリッジが干上がって海面上に露出し、トラフが水面下に残ってリッジの切れ目を通じて沖とつながつている川のように見えることがあります。
 このようなとき、特に干上がったリッジのことを干潮台(Low Tide Terrace)、残存しているトラフのことをラネル(Runnel)と呼んでいます。
 6種類の砂浜タイプD,E型の地形図をご覧下さい。
 このように干潮時の浜を見ると海面下の海底地形を確認することができます。実際には何度かご覧になったことがおありだと思います。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月16日 (木) 12時43分  No.159
3.セットアップ、セットダウンについて

 深海波または沖波(浅水変形する前の波、水深が波長の1/2より深い沖の方にある波)が岸に向かって進むとき、波長の1/2より浅いところに入ってくると浅水変形を起こし、最後に何処かで砕波(波の峰が白く泡立ち崩れること)して浅水変形の一過程が終わります。

 浅水変形する波が砕波するまでと、砕波してからの2つに分けて説明させていただきます。

@ 砕波するまで
 沖波の波動によって海面の水粒子は円形を描いて運動しています。この時水粒子は同じ大きさの水平方向の運動エネルギーと鉛直方向の位置のエネルギーを持っています。(波のエネルギー)

 沖波が海岸に接近すると、その波長の1/2の深さの所から海底を感じはじめ波高がやや低くなります。 これは水粒子の円軌道が円形から長円軌道に伸びて波の運動エネルギーが増加すると共に位置のエネルギーが一時的に減少、つまり一時的に波高が低くなりこのため平均海面の高さが一時的に僅かに低下します。この現象をセットダウン(Setdown)と言います。
 セットダウンは、水深が沖波の波長(浅水変形中の短くなった波長ではありません。以下同じ)の約1/6(0.167倍)の水深の所で最大(波高は最小)になり、平均海面は最低になります。
 
 なおも波が浅いところへ進んでゆくと、波高の減少と共に波長と波速の減少も起きています。
 波長の減少は始めはゆっくりしているが、水深が浅くなるにつれて急に早くなります。すると今まで広い部分に分布していた波エネルギーが、より狭い部分に集中する様になり波高は再び増大し始め、沖波の波長(同上) の約1/16(0.06)の水深の所で元の波高に戻り、従って平均海面の高さも元に戻ります。
 以上の様子はスレNo.78の資料(グラフ)のKs=H/Hoの曲線をご覧下さい。
 Ks=H/Hoは浅水係数と呼ばれ、ある点における浅水変形中の波の波高Hと元の沖波の波高Hoの比で表されるものです。

A 砕波してから
 上記@に続き波が更に浅い方に進むと、波長は益々短くなって、益々狭い範囲に波のエネルギーが集中する結果波高は増大し、波形は急峻になると共に、波の進む速さより波の峰の水粒子の運動速度が速くなり波の峰から水粒子が前に飛び出すようになる「砕波」が起こります。
 砕波する直前には波高が高くなった分だけ海面上に持ち上げられる海水量が多くなり平均海面高はまた低くなって再びセットダウンが起きることになります。
 砕波により海水が前方に投げ出され、このことによって波のエネルギーのほとんどが失われ、此処で1つの波の一連の浅水変形の一幕が終わると考えることができます。砕波により前方に投げ出された海水の塊に転嫁された波のエネルギーによってまた新たな波が生成される場合もあります。
 砕波する地点は海底の傾斜(淺深の傾度)、つまり海底の地形の影響で変化するので海底地形の変化を知るための指標になります。
 また、浅いところでは砕波しても、深いところではまだ砕波しないで、セットダウンを維持し続けることがあり、これも、海底地形を知る指標になります。

 一方、砕波によって前方に投げ出された海水は砕波点以後(砕波点より岸寄り)の平均海面を高くし、また、砕波によって波高が低くなったため平均海面高は再び高くなるので、砕波前の地点や砕波しない地点(セットダウン地点)との間に平均海面高の差を生じることになります。このような状況をセットアップ(Setup)と呼びます。 
 当然、海面の高いところから海面の低いところへ向けて海水の流れを生じ、これは沖に向かって戻る離岸流や底引き流れを養生する並岸流になると共に、沖から岸に向かう、波によって生成された質量輸送流(向岸流)と結合して海水循環セルを構成することになります。
 学者の研究や実験からセットアップの高さは砕波高のおよそ10〜15%と言われていますので、砕波高1mの場合は10〜15cmということになり、波や水面が動いている現場ではその原理を知りその気になって見ないとなかなか見えにくいものです。
 
 スレNo.88にセットアップ・ダウンに関連して離岸流の生成過程を説明する資料(左)とコメントがありますのでご覧下さい。

 一般に云われているような海面の泡やゴミの流れから離岸流を見つけるのは、ある程度波の高いときでないと無理ですが、セットアップ・ダウンの原理を良くご理解いただければ、小さな波の時でも出現・消滅、位置の変化を繰り返す極小規模の離岸流を見つけることができますし、砕波点の変化による海底地形の想定と組み合わせてより正確な海底地形(淺・深分布)を知ることができます。

 スレNo62に掲げた9/7例会当日の様子をもう少し詳しく説明しますと、釣り座を探して歩いている間、100m手前(U野氏の立ち止まられた地点)辺りから先を空かしてみて、汀線が一番海側から凹んでいるらしきところに見当を付け、沖側に見えない砕波の音を聞きながら、足元に遡上してくる波の勢いや藻の打ち上げ量と汀線の傾斜を見ながら歩き、沖に砕波の白波が見えず、一番海側から凹んでいて、汀線方向の前後より低く、海側への傾斜が緩く打ち上げ藻の少ないところに最初の釣り座を設定しました。此処は、暗くて波がよく見えないため陸上の地形を見て選んだ場所で、左右に比べて低い(深い)地形が海面下にも沖方に続いている可能性があると考えたからです。砂浜への遡上波の陸上への到達点が遠いことからもその辺りが低くなっていることが分かります。
 夜明け前の暗い間は、遠投の置き竿で良型一発を狙いながら時々足元まで引いてみる釣り方を繰り返しましたが遠投ボイントで中型2匹を釣ったのみでした。
 夜が明け始めて、沖の波がよく見えるようになってから左右の釣り人までの間の砕波周期、砕波高や岸から砕波点までの距離、砕波頻度の違いを約30分ほど観測し、頭の中で左右のおよその位置毎に累積集計した結果、両側に比べて砕波頻度が少なく、波も低く、岸で砕波するまでに波高が低くなる所を左側に見つけてその正面まで約20mほど後戻り(釣り座位置の修正)しました。その間も波を見続けています。
 改めて波の比較的低いところを真正面に見ると、両側で砕波しているのに、正面の幅20m位は波も低く砕波しないで逆に波高を下げながら寄せて来て、汀線付近で再び波高を上げて砕波してい、そこには急な段差(ステップ状)のあることが分かります。両側では砕波の度に白波が段波状に泡立ちながら汀線近くまで続いていますが左右でその続き具合が異なります。
 そのようなことから、正面から左右の砕波線の手前、左右40mほどと汀線との間が深くなっていて、砕波線の下には沿岸砂州が在るなと想定し、先ずは正面に投点60m、着水後に40〜50mに引き寄せてから静かに沈めるといきなり小気味良い当たりと共に中型キスが2本バリしかけに2漣。それからは手返しの早い5本バリ仕掛けを使い右へ投げ、左へ投げと図のように想定した深みとカケアガリの中を釣り続けご承知の結果となりました。
 釣りの間も餌を付けるときやキスを外すとき以外は、正面、左右の波を見続け、キスのアタリは感覚に任せて波読みに没頭しました。キスの感触はいつでも味わえますが、この日この時の海底地形と波の振る舞いの関係と同じものは、もう二度と見られないと思ったからです。
 離岸流ははっきりした流れとしては見えませんでしたが、左右で砕波し、岸との間にセットアップがあると想定してから2〜3分遅れで波の低い正面に入ってくる波が時折り砕波しないまでも少し泡立ちながら一段と低くなるのを見て入射波が離岸流の払い出しと衝突していると考えました。左右の砕波後のセットアップから正面のセットダウンが続いているところへゆったりと並岸流が収束し、沖へ向けて弱い離岸流となって払い出していることが想定できました。
 その後も釣りながら観察していると、同様の状態が入射波高の高低にともない5〜30分間隔で繰り返し起こっており、サビキのオモリの感触も含めて図のような海底地形=当日のキスの寄り場を確信するに至りました。
 砂浜タイブとしては例会前一週間の平穏状態からあの辺り一帯の海岸地形としてC型からD型を想定していたことは云うまでもありません。また、図のセットダウン点は沿岸砂州がもっと低く、或いは切れていたかも知れません。沿岸州の位置は砕波点の遠近から、位置による沿岸州の幅の違いは砕波後の白波の振る舞いから判断しました。
スレNo.62の図面解釈のご参考になれば幸いです。
 
−−−以上で >ご教示ください 2 の回答とさせていただきます。−−−
 何れも核心を突く素晴らしいご質問でした。ご学習が進んでいることを拝察し嬉しく思います。大変長くなりました。m(_ _)m

 また、何なりとお尋ね下さい。
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投稿者:細見敏夫 投稿日:2008年10月15日 (水) 23時00分 No.156
 

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波の学習について
投稿者:Mr.じい 投稿日:2008年10月14日 (火) 20時25分 No.153
 

ふじさん様 投げ北の掲示板で、このページを見つけ、その造詣の深さに驚嘆しております。

さて、御貴殿のスレッド62番以降を学習のためにコピーして保存しましたが、一連の勉強をするには、何番のスレッドから順に拝見してよいのかご教示いただけたら幸いです。

また、波に関する質問ですが、「波」と「うねり」の違いは何でしょうか。私は、「うねりとは波長の長い波である」と認識していますが、この差異はどのように区別するのかご存じでしたらご教示ください。投げ仲間が投入した仕掛けが頻繁に絡むのを見て、「底うねりが入っている」と言ったのを覚えていますが、御貴殿が紹介してくださったアニメーションを見る限り、私にはそれがどういう状態を指すのかいま一つわかりかねますし、そもそも仲間が言ったことが正しいかどうかもわかりかねますので・・・。

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月14日 (火) 21時49分  No.154
Mr.じい 様、今晩は。はじめまして。

キスの居所を見つけるための未熟な「波読み・底読み技法」について過大なご評価を頂き有り難う御座います。また、ご質問有り難う御座います。

1,学習の順序について
 基本的には、スレッドNoの若い順にご覧頂けたらよいかと思います。
 いきなり、難しい波の理論を持ち出しても、興味すら感じていただけないと思いますので、所々に「こんなことができる」と言うようなアピールの意味で結論めいた資料を挿入させていただいておりますので、当然のご質問かと存じます。
 「投げてみたら分かる」「場所を変えて釣ってみれば分かる」が基本の従来釣法が唯一とする考え方には根強いものがありますので、関心を持っていただくため系統立てた投稿順になっておりません。
 大きなテーマとしては、
 @波の性質そのものを知る(波の浅水変形や波の要素、波が作る流れ)
 A波と砂浜との間で太古の昔から続いている相互作用によって砂浜と海底地形は絶えず変化していることを知る(砂浜地形の可逆的変化、海中の流れが砂を移動させる、流れは波が作る)
 B海岸地形の各部の名称を知る(地形的区分と波の作用による区分)
と言うようにお考えいただければと存じます。これら3つは相互に密接に関連していますので、学習順序はどれからでも良いと思いますが、強いてお勧めするとすればB→@→Aでしょうか。

2.波、うねりの区分について
 波の成因は風で、風により発生する波には様々な周期の波が混在しています。
 普通、周期が8秒未満の波を「風浪」と呼び、周期が8秒以上を「うねり」と呼んでいます。周期の長い波ほど波長も長くなります。
 「風浪」と「うねり」の両方を合わせて「波浪」と呼びますが、波浪を単に「波」と呼ぶこともあります。

 一般にはこれらを区分して呼ぶ人は少なく、波イコールうねりと思っている方も多いし、海底付近の流れイコールうねりと思っている方も多いと思います。何れも感覚的には「当たらずとも遠からず」と言えますが少し厳密に言うと何れも誤りです。何故なら、波はうねりに限らず、海底付近の流れは波によって生起されますが波ではなく流れだからです。波の進む速さ=流れの速さという誤解も含まれているような気がします。

 一方、貴殿の「うねりとは波長の長い波である」との認識は正しいものです。また、「(周期の短い)風浪に比べて」と前置きすればより正確な表現になると存じます。理由は上記の通りです。

 この辺りのことは、スレッドNo.91の資料(中)や、気象庁のサイト↓を
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/wave/comment/elmknwl.html
(気象庁HP→気象等の知識→海洋→波浪の知識 と辿るか、上のURLをコピーしてブラウザのアドレス欄に貼り付けてください。)

 また、波の波長、周期、速度の関係など、浅水変形については、スレッドNo.77,78,79を、また、海の中の流れについては同No.139をご覧下さい。

 お答えになっていましたら幸いです。疑問が御座いましたら何なりとお尋ね下さい。

 
Re 海中の流れと砂の移動
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月14日 (火) 18時04分 No.152
 

皆様、今晩は。

 スレッドNo.139に関連して、波が正面からではなく、斜め方向から入射しているときの、砂の移動についての資料を貼らせていただきます。
 左の資料はスレッドNo.139の右の資料の、右上の図に書いている「汀線の凹凸と鋸歯状運動」を説明するものです。

 右の資料は、典型的な海浜の海水循環と波の入射方向による違いを説明するものです。
 
 何れの図も、静穏時に砂浜が、復元期に在ることを前提としています。波の正面入射と斜め入射で海水の循環方向が異なることをご想像下さい。

 

結局
投稿者:岩です 投稿日:2008年10月13日 (月) 18時14分 No.151
 

結局、3日とも家でごごごろでした。
犬は喜んでたとおもいますが。
ストレス溜まった感じです。2週間後の例会まで
おあずけ?
ふじさんへ、写真、は2枚とも大泊でした。

砕波形式の違い
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月11日 (土) 13時29分 No.145
 

 崩れ波砕波と巻き波砕波の写真を貼ります。
 スレッドNo.88の資料(右)と対比してご覧下さい。砕波形式を見分けることでおよその海底勾配の違いが分かります。

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月12日 (日) 21時04分  No.150
 少し難しくなりますが、砕波形式を類似性係数ζ(ギリシャ文字「Ζ:ズィータ」の小文字)の値で判断することができます。
 
3連休?
投稿者:岩です 投稿日:2008年10月11日 (土) 22時51分 No.148
 

道具は前の晩に車に積んで、今朝3時半に起きて、志摩方面へでもと思い、顔を洗ってたら、外はシトシト降ってることに気づき、また寝て、MLBを見てうとうとしてたら一日がほぼ終わってました。
3連休は、海は見れずかなあ?落ちが気になるけれどです。
ふじさんは、一応大泊と新鹿写真を送ります。

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月12日 (日) 06時42分  No.149
 岩ちゃんおはよう御座います。
 写真ありがとう。
 これ、2枚とも大泊ですよね。
 新鹿と比較すると砂粒が細かく、前浜の傾斜が緩く、汀線を中心とする遡上波帯の幅が大分違いますね。どちらの浜も潮差は同じぐらいですので、新鹿よりA型に近い浜のように見えます。
 やはり、当日前一週間程度以内に一荒れあった後の、回復期だったと思います。荒れたときの波の向きにもよりますが新鹿より波当たりが強かったのではないかと思います。どちらの浜も河口付近の方が海底に凹凸があり変化が大きいように思います。
 また、今度行かれたときも写真をよろしくお願いします。また違った浜のかたちが見られるかも知れません。
 どうも有り難う。今日は太平洋側は、波が高そう(2m位)なので、伊勢湾方面が良いでしょうね。良い休日を楽しんでください。
3連休
投稿者:さわ会長 投稿日:2008年10月11日 (土) 17時44分 No.146
 

皆様、3連休如何お過ごしでしょうか?

私は、明日垂水の平磯釣り公園で行われる「報知釣りフェスティバル」に子連れで遊びに出かける予定です、ボウズが『釣りに連れて行け!』てうるさいものですから(笑)

明後日の月曜日のお休みは早朝より淀川うまさん道場に出没予定です19日の全日本キャスティングの練習をせねば(汗)

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月11日 (土) 19時44分  No.147
さわ会長、皆様今晩は。

 私は明日和歌山市の水軒でSC練習会に参加してきます。Castmanさんにお会いするのも久し振りです。お天気は良し、北風がやや強しで良く飛びそう。
海中の流れと砂の移動
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月10日 (金) 14時44分 No.139
 

皆様こんにちは。 

掲示板の下の方に砂浜でキスの寄り場を探すための「波読み・海底地形読み技法」に関する多くの資料を貼らせていただいております。
 
 砂浜と海底を含めた地形が年中繰り返している可逆的変化は波と砂浜の力学的(物理的)相互作用によって行われていますが、その元は砂の移動であり、砂の移動を引き起こすのは海中の流れで、その海中流れは波が創りだしているので結局は直接ではありませんが波が砂を移動させる大元です。

 そこで、砂浜が地形を変える大元である、「波によって海中に発生する流れ」と「流れによって生じる砂の移動」のメカニズムに関する資料を貼らせていただきます。
 
 波が進むのと同じ速さで海水も流れていると思っている人が多いのですが、それは大きな誤りです。波は海水を媒体にして伝わる文字どおり波動であって、流れを作る原因ではありますが流れそのものではありませんのでお間違えなく。

★ 資料の図中にある、波よって海底付近にできる往復流と一方向流でキス仕掛けは波の半周期毎に反対方向に流されながら岸方向にも流されることが想像できます。キス仕掛けが絡む原因の一つです。

★ 資料中で言及している離岸流と底引き流れによる水平面および鉛直面の海水循環についてはスレッドNo.88に貼ってある資料(左)をご覧下さい。

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月10日 (金) 18時08分  No.141
↓↓ 下のURLをコピーしてブラウザのアドレス欄に貼り付けて飛んでみてください。

http://www.oit.ac.jp/civil/~coast/coast/uv-ptcl.htm 

 波の下で起きている水粒子の運動軌道と流速分布をアニメで見せるサイトをご紹介させていただきます。

 これは、周期が10秒、波長が156mの沖波が浅水変形を始める水深約80mのところから岸に向かって進む過程で、水深25mと5mのところまでの3点での状況変化(波の浅水変形)を表しています。各図の左肩の諸元を見ると周期は変わらないが、波長が短くなっているのが分かります。
 これ以上浅くなると波高が急激に高くなり砕波などの現象が起こり状況が大きく変わりますので、水深と沖波の波長の比が約1/16(0.06)になる水深5mのところで留められています。

 このアニメから、波の進行によって水粒子(赤い点)がどの様な軌道を描き、どの様な速さで運動しいるかを見ることができます。また、深さによって波の海底に及ぼす影響が異なることが分かります。
 水深が浅くなるに従って、水粒子の運動軌道が楕円形に変わって行くと共に、海底では直線的な往復流になっていることも分かります。

 ★キス釣りの仕掛けは海底の往復流によって波の半周期毎(この場合は5秒毎)に前後に流されて絡む原因になることが想像できます。仕掛けの絡みは、投げ方、天秤の構造、飛行中、着水時、沈降中の絡みだけではないことも分かります。絡ませないためにはサビキの速度を考える必要があることも分かります。

 また、このアニメでは表されていませんが、更に浅くなったり、波高が高くなると水粒子は円運動の元の位置に戻らず、波の進行方向にオーバーハングするようになり、その分だけ波の進行方向に向かう一方向流が発生します(水粒子の運動軌道はバネを横向きに引き伸ばしたような形になります)。 これは岸に向かう向岸流が発生することを意味すると共に、この流れと往復流が海底に砂漣を作り海底の砂を巻き上げ、浮遊させて濁りを生じ、移動させて海底地形を変化させる原動力の1つ(他にもあります)になっています。

 ★キス釣りの仕掛けは、往復流によって波の半周期毎に前後に揺すられながら、一方向流によって岸方向に流されることが想像できます。

★アニメの動きが停止したら、ブラウザのウインドウズメニューの「表示」→「最新の情報に更新」をクリックすると再び動き出します。

★同上、「ファイル」→「名前を付けて保存」により、適当なフォルダに保存しておけばオフラインでいつでもご覧になれますし、また、同上、「お気に入り」に追加しておけばいつでもアクセスできます。

★あまり熱心に見られて目を回さないようお願いします。(^_^)

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月10日 (金) 20時27分  No.142
 「波読み・海底地形読み技法」の基礎は波の浅水変形という自然現象です。

 スレッドNo.77,78,79に掲げた波の浅水変形をもう一度視覚的に表してみました。
投稿者:さわ会長 投稿日:2008年10月10日 (金) 22時34分  No.143
ふじさん、沢山の資料ありがとうございますm(__)m

やはりNo141の画像、今回も目が回りました(笑)

画像のせいか?飲みすぎか?今日の株価のせいか?解りませんが・・・?

このところの株式怖い〜!

本当に怖いのは今夜のニューヨークより日本時間の月曜日深夜のニューヨーク市場が気がかりです7000$代なんて市場が起これば第二次大恐慌ですわ(涙)
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月11日 (土) 09時07分  No.144
さわ会長、おはよう御座います。

 目が回るのはまだお若い証拠。小生ぐらい年取ると目が回っているのさえも分かりません(ごりごり)。(^_-)

 株価暴落の米国発世界的恐慌。ニュースを見るのも気分が悪う御座います。ホンマでんなぁ、ちっくしょうめ、ブッシュの顔が知恵遅れのお猿の顔に見えてきまして御座います(大いに過激、金返せっ)。

 波読み・海底地形読み技法では、そろそろ「難しいことはどうでも良いから海底地形とキスの居所の関係とその見つけ方を端的に書け!(据え膳で釣らせろ!)」という声が、聞こえてきそうですね。
 一杯あるし、今も探していますが、波や地形が読めなくては役に立たないと思います。
 それより、これからはキスが釣れたらどの様な海底地形の何所で釣れたか、何故か? と必ずポイント周辺の海底地形と関連づける習慣を付けるのが先決だと思います。そうすれば経験がどんどん積み重なって行き、先に地形を読んで見当を付け、投げて確かめることができるようになると思います。引いている途中もどの様な地形のどこを引いているかが分かる(ポイント周辺の地形図、平面図や断面図が書ける)ようになると思います。
 
 主旨のご理解と労いに感謝いたします。m(_ _)m

 この一月足らずの間にアクセス数が3倍近くになり、関心をお持ちいただいている方が居られるらしいのも張り合いがあります。しかし、掲示板を独占しているようで「猿の小便」(きにかかる)です。
 そろそろ考えなきゃ。

皆さーん、どうぞ何でも書き込んで下さーい。
大泊、新鹿です。
投稿者:岩です 投稿日:2008年10月04日 (土) 20時32分 No.131
 

一人でぶらっと、6時から約5時間。MAX24cm、ほとんど15cm以上で、計44匹でした。

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月05日 (日) 09時10分  No.132
 岩ちゃんこんにちは。
 良くつれて良かったですね。
 新鹿の写真は大変参考なります。保存させて貰いました。
 やや凹んだ汀段(バーム)、急峻な前浜、出入りのないフラットな汀線等から、この掲示板のスレッドNo.73の資料にあるB型の地形の浜と想定しました。
 恐らく一週間前以内に荒れた後の復元期の平衡状態にあるものと想像します。ボイントは撮影位置から30m位の近くか、100m位沖かのどちらかではないかと想像しますが如何でしたでしょうか。
 それと写真の撮影時は下げ潮の干潮近くでしょうか。また、何時頃でしょうか。
 満潮時のものと思われる打ち上げ藻の状況から、高潮時にこの海岸は反射的砂浜(F型)になると思われ、今クーラーが置かれている汀段は海水に浸かり、今白く砕波している汀線辺りがカケアガリになって落ちギスの直近ポイントになると思われるからです。
 良ければ、色々考えてメモって置きたいのでお教え下さいませんか。
投稿者:岩です 投稿日:2008年10月08日 (水) 23時26分  No.135
ふじさんへ
今週末、写真整理して掲示します。
大泊は南の川沿いが正解みたいで、釣ってた人は7連位であげているのをみました。50m以下
でしょう。わたしは、横引きしたり遠投したり、じたばたで、大泊は約30匹、6〜8時半位まで、
新鹿は〜11時、距離は4色あり、力糸あり、70m位のピンポイントでの数匹(写真、浜の中央付近)もありあました。
全体的に、渋く、他の人(特に新鹿の4〜5人)は、あまりつれて無いようでした。数匹(2〜3匹)
?程度。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月09日 (木) 07時38分  No.136
 岩ちゃんおはよう御座います。

 有り難う御座います。楽しみにしています。
 お持ちかも知れませんが、大泊と新鹿の空撮を貼っておきます。
 
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月09日 (木) 07時42分  No.137
 新鹿です。
 空撮と地上写真と両方で見ると浜や海底地形が分かり易いので楽しみにしています。
 もっとも、撮影日時が異なるので直接比較はできませんが大体のことは分かりますのでね。(^_^)/
キス釣り用改造クーラー完成しました!
投稿者:Caster HRC 投稿日:2008年09月24日 (水) 01時22分 No.106
 

Dearふじさん

広島協会の三戸です。ご無沙汰しております。D社の8ℓクーラーの投入口は大変使い勝手が悪いのでふじさんと全く同じ車用吸殻入れを加工して取り付けました。自分なりに自作パーツを各部に配し大変格好良くなりましたが、やはり投入口がピカイチに光っております。協会対抗の折にいろいろアドバイス頂き感謝いたしております。体調不良や仕事の関係であまり釣りには出掛けておりませんが、盆には島根県浜田市日脚浜にて3時間でクーラー2杯(8ℓと16ℓ)を満タンにするという自己記録を達成しました。17cm〜23cmが8〜10連で釣れるのですから、すぐに一杯になるはずです。
全日本SCの折にはいろいろ質問するかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
さわ会長、うまさん、来広される際はよろしくお願いいたします!

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月24日 (水) 08時37分  No.107
 三戸さん、ご無沙汰いたしております。すっかり良い季節になりました。お足の調子は如何ですか?(^_^)/

 10/19のSCには、また親馬、種馬、爺馬(鹿)の三頭だてでお伺いする予定ですのでよろしくお願いいたします。クーラーの現物を車に積んでおきましょうかね。

 9/28のクラブ対抗キスにはいらっしゃいますか?
いらっしゃればクーラーの見せ合いっこできますね。そっと内緒でキス下さい(^_-)

 3時間でクーラー2杯(8ℓと16ℓ)を満タンとは、こりゃまた凄いですね。ブッタマです(@_@)
 釣り座は固定でしょうか、何カ所かの移動かそれとも行きつ戻りつでしょうか、また広島でお話を聞かせていただくのを楽しみにしています。
 海岸地形に興味がありますので後で空撮写真を探して覗いてみます。

 こちらこそ、毎度お世話になりますがよろしくお願いします。m(_ _)m
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月24日 (水) 10時33分  No.108
 三戸さん、ありましたありました、柳井市日脚浜の空撮写真。
 全幅やく500m、浜の砂の堆積具合や養浜用テトラ波止が有るところを見ると相当波当たりの強い浜のようですね。
 写真の撮影日時は不明ですが、直接外洋に面していながらも両側の岬で護られ、底の変化も大きく、晩秋に落ちギスの集まりそうな所ですね。この時点での海底の地形から砂粒は小砂利の混じるやや大きめのD−Eタイブで波打ち際の浜の傾斜が割合急な浜と見ました。季節や年により砂は変わるのでしょうか。年差の大きい浜のような気がいたします。機会があれば是非訪れてみたいです。
 
投稿者:Caster HRC 投稿日:2008年09月24日 (水) 11時28分  No.109
ふじさん様
@すみません、9月28日のクラブ対抗は不参加です。(毎土曜日は午後10時ごろまで仕事がありますので丹後半島へ出向くことは不可能なんです)
A浜田の日脚海岸ですが、河口付近の西浜は砂地で回転投法も可能ですが、それ以外は小石の多い砂利浜で人によっては投げにくいかもしれません。食いの悪いときは浜を行き来してポイント探ししますが、食いが立つと同じ場所で異常なくらい釣れ続けます。ちなみに僕は浜の一番東が空いていたら岩場ををかすめるように投げてさびいています。ここが一番型の良いキスが釣れるようです。(手前はフグだらけですが)
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月24日 (水) 11時41分  No.110
 三戸さん、クラブ対抗、了解しました。

 浜の様子、お知らせ有り難う御座います。やはりそうですか、東の先の磯に乗れたら内向きや外向きに遠近投げると良さそうと考えていました。

 では、また広島でお会いするのを楽しみにしております。
投稿者:うまさん 投稿日:2008年09月26日 (金) 23時06分  No.117
三戸さま、
私もダイワ11Lクーラー改造完成しました。しかし今週末のクラブ対抗は子供の運動会の為出番がありません(T_T)。
広島でのSC大会は既にエントリーしていますが、後で仕事の出張と重ならない様祈るばかりです。お会いできるのを楽しみにしております。
投稿者:Caster HRC 投稿日:2008年10月06日 (月) 00時15分  No.134
うまさんへ
調子の悪かったPCが復旧して久々に当掲示板を拝見させていただきました。全日本SCでは1年ぶりにお会いできることを楽しみにしております。道中気をつけてお越しください。
当方、今年に入って激ヤセしておりまして(この1年間に2回も入院)、首から下はうまさん並にスリムになっております(笑)。ただし筋力の方も落ちてしまいまして竿を振り切るためにシート位置を10cmも上げている状態です。当日は参加することに意義ありの精神で頑張ります!
ぬは(笑)
投稿者:嘉乃進 投稿日:2008年08月15日 (金) 17時52分 No.51
 

買っちゃいましたです!

投稿者:さわ会長 投稿日:2008年10月02日 (木) 22時36分  No.126
ぬは(笑)U

先日のクラブ対抗キスにて何と!ラッキー賞にていただきました(^^)v

本当にラッキーでした。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月02日 (木) 23時15分  No.127

 おめでとう御座いました。一生懸命お世話をされたのを神様が見ておられたのですね。(^_^)

 わても欲しいーっ。捨てるときは云ってください。

 もう試投されましたか? テーパー角2゜の代えスプールお貸ししますよ。
投稿者:さわ会長 投稿日:2008年10月03日 (金) 15時00分  No.128
ふじさん

まだ、箱から出しただけです(笑)

試投より先に今夜会報を印刷せねば(汗)

今夜、Web版会報を発行いたします、しばらくお待ちください。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月03日 (金) 16時37分  No.129
そうでしたね。ご苦労さんです。

 スプールスペックはここ:
 http://fishing.daiwa21.com/index.asp?ItemID=4117 です。

 標準スプールでないとナイロン250mは巻けません。ナイロンを巻いた標準スプールの予備があり、お貸しできますので要るときは仰ってください。
 それとも、極細スプールにPE0.8号を巻けば飛びはナイロン2号と大体同じですのでそれでやってみてからでも良いですよ。
 小生が使っているのはアイズファクトリー製のPE1.5号用スプールに更に下巻きした物です。
 http://fishing.daiwa21.com/index.asp?ItemID=1939

★URLリンクが機能しないのでコピー・ペイストでお願いします。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月03日 (金) 22時14分  No.130
 さわ会長、今晩は。

 クラブ会報10月号を受領いたしました。印刷、配布ご苦労様です。
勉強になりました(2008 クラブ対抗キス参戦報告)
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月29日 (月) 12時37分 No.118
 

 9.28 クラブ対抗キス、クラブチームは50位台で惨敗でした。
 事前に予想されていましたが、会場全般に2−3m(浅海波、砕波高)と波が高く、キス釣りには厳しい状況でした。

 車のスタート順位が遅く、浜は何所も既に一杯。チーム協議により9.7クラブ例会で良く釣れた場所の近くにようやく潜り込みましたが、 大会前一週間の間に2回の大荒れ(前日〜当日を含む)があり、予想どおり9.7クラブ例会とは似ても似つかぬ海岸地形を改めて目の辺りにする結果となりました。

 浜は平坦化され、汀線は後退、バームは消失、海中の沿岸砂州も均されてA型(逸散型、スレッドNo.73〜75を参照)に近い海底地形に変化しており、遙か沖合から3−4次の砕波帯が見られました。汀線に最も近い砕波では底の砂質が巻き上げられ薄茶色に染まった海水が波の頂上から前方に崩れ落ちるのが至るところに見られた外、薄茶色に染まった海水が沖へ払い出される離岸流の消長が所々に散見されました。その下を引いてみましたが濁りが強いせいかキスは居らずフグちゃんばかりでした。何所へ投げても同じで海底付近は何所もキスの嫌いな漂砂の濁りが生じていたのでしょう。(>_<)

 四つの沖堤が配置されている浜詰に入られたチームが好成績を上げらた様です。恐らく、沖堤のお陰で波が幾分弱められた結果、他より比較的浜の浸食が緩和され、漂砂濁りも少なかったたためではないかと想像しています。
 古い写真ではありますが、荒れ気味の日の浜詰め付近の写真を見ると沖堤の浜側には海底の凹凸が残されている様子が見られます。(資料右)

 結果的に、9.7例会時の海底地形と比較することができ、荒れ後の浜に立ち、学説どおりの砂浜の可逆変化過程を確認することができました。また、浜詰〜小天橋海岸の砂浜地形は、場所による差はあるでしょうが、全般的にはA型(逸散型)から中間型(D〜E型)の間で可逆変化を繰り返している海岸であろうことが想像できて大変勉強になりました。

 大波による砂浜地形の浸食は1日から2日と早く、波の平穏化による堆積(復元)には2〜3週間以上掛かることを考えると、落ちギスの好機を迎えるこの時期、次に平穏状態が続き変化に富んだ海底地形(C〜D型)に復元するのは何時になるのだろうかと気になるところではあります。
 それとも、平坦化されたままでも、波さえ収まれば、恐らくA型のように、汀線と平行に海底にできていると考えられる何層かの低め幅広の複列砂州(その間にできる浅めのトラフ)のカケアガリか、或いは海底に凹凸が残されていると想像される浜詰や箱石の岩場回りで落ちギスが釣れ盛る時があるのでしょうか。

 何れにせよこの先の波は、10/1〜2にかけて台風15号が本州南岸沿いを東進するため北風による波高2m程度の荒れが、その後10/6〜8は今回同様、冬型の気圧配置による北西〜北東の風による2.5m程度の荒れが予測されるところです。砂浜地形は回復(復元)する暇がありませんね。

★ 他の資料は砂浜の可逆変化図の内、主に陸上部分の浸食過程に関するもので、汀線の後退、砂浜の低下、バームの消失、後浜から前浜へかけての傾斜の緩化などの現象を説明するものです。(資料 中)
  特に左側の資料では、注意深く見ると静穏時の波と暴浪では波形が異なり、波の周期が長く(従って波長も長く)描かれていることが分かり、これは資料右の観測結果(有義波で、青線は波高、赤線が周期)とも良く一致していることが分かります。

★ 資料右の波浪観測結果は浅水変形する前の沖合の波(有義波)の値です。私たちが投げ釣りの対象としている浅海域では浅水変形のため更に波高が高くなることは既にご存じの通りです。
 波の浅水変形については、スレッドNo.77〜79をご覧下さい。
 有義波については、スレッドNo.91の資料(中)下段の参考記事をご覧下さい。
 

投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月29日 (月) 17時35分  No.120
 上のスレッド中央の資料の改訂版です。
 地形の変化が遠投力まで要求することがある理由を追記しました。

 9.28当日、さわ会長はちゃーんと状況を予測してスッピンXXなる剛竿を用意しておられました。
 恐ろしい釣り人やこと。(^_^)/

★ 図中、タイトルの下の注書きで実線と点線の説明が逆になっています。読み替えてください。m(_ _)m
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月30日 (火) 08時34分  No.122
 砂浜地形図に出てくる海面の高さを表す略語について、クラブ員の皆様には会報の付録でお知らせしましたが、会員以外でアクセスしていただいた方々のために関連資料を追加させていただきます。

 砂浜地形の断面図を見るとき、潮汐による海面の昇降により前浜や後浜で水没と露出を繰り返す範囲が変動するので海面の高さの変化(潮汐による干満)を無視することはできません。
 日本海側の様に大潮期でも干満の潮位差がせいぜい40cmでは海岸地形に及ぼす影響は比較的少ないと云えますが、干満の潮位差が1mから3mにも及ぶ太平洋側では干満により砂浜の水没・露出の範囲が大きく変わるからです。
 砂浜の断面図には必ず海面の高さを表す線とその名称が記入されているのはこのためです。
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年10月01日 (水) 08時32分  No.124
 スレッドNo.118に関連して、海が荒れると砂浜は平坦化し、凪が続くと前浜の傾斜が急になる理由(砂浜の砂粒の大小と波のエネルギー(波高)の関係)を説明する資料を貼っておきます。

 このような現象は当然のことながら砂浜地形の可逆変化の過程を示す砂浜タイプ(A型〜F型)の断面図にも反映されています。

 釣行時には事前に前一週間の波の状況を調べておくと浜が砂浜の可逆変化のどの過程にあるか砂浜タイプの型に照らして海底の地形も想像することができますが、砂浜に立ったとき、前浜の傾斜(岸・沖方向、以下同じ)を見てどの過程にあるのか同じように想像することもできますね。

 また、砂粒の大きさや、汀線沿いの砂浜の海側への凹凸、高低、傾斜の緩急など、同じ砂浜でも場所により異なることも少なくありません。凹部に比して凸部は高く、砂粒は粗く、傾斜は急になってい、凹部では反対に突部に比して低く、砂粒は細かく、傾斜は緩くなっている様子を汀線沿いに歩きながら見て取り前後と比較すれば海底地形を想像することもできこれも釣り座選びのヒントになるのではないでしょうか。

 浜の傾斜(岸・沖方向)の汀線沿い方向の違いを判断するには、立ったり蹲ったりして目の高さを変えると分かり易くなりますし、また、波の遡上波(打ち上げ波)の陸側最大到達点の違いを見るとより正確な判断ができるでしょう。

 波の挙動ばかりでなく、陸上の地形も海底地形(キスポイント)を知る良い手掛かりになると思われます。

 波も、浜も「遠くを見、近くを見、足元も見よ」ではないでしょうか。

 以上で2008クラブ対抗キスのやぶにらみ報告を終わります。

★ 資料中の砂浜各部の名称の詳細についてはスレッドNo.69,70の資料をご覧下さい。 
波読み・底読みシリーズ、終わります
投稿者:ふじさん 投稿日:2008年09月23日 (火) 14時38分 No.100
 

 長々と我田引水の資料を貼らせていただき有り難う御座いました。

 お姉さんが出てきたところでこのシリーズをひとまず終わります。

 「こんな方法もあるよ」とか「それは違うだろう」とか、ご意見が御座いましたらご自由に書き込んでくださいますようお願いいたします。
 
 皆様のキスポイント読みのご参考になることがあれば幸いです。m(_ _)m

★ 後から大切なことを書き忘れていたり説明が分かりにくいところがあることに気づき、所々に追記・修正させていただきました。
  お手数をお掛けしますが繰り返しご覧頂ければ幸いです。
 



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