(『タクシー・ドライバー』という映画をご存知ですか?
もし、まだ見たことないという方は、この日記は『タクシー・ドライバー』の内容に触れますのであしからず・・)
以前、掲示板にて次回の日記は極私的恋愛映画で!とトリビアーニの一番弱いとこのリクエストありましたんで、今回はそういった話で・・・
なぜ冒頭にあのアメリカン・ニューシネマの傑作『タクシードライバー』とこのテーマの日記に書いたかと言いますと、この映画は僕の中で、恋愛映画の金字塔と呼べる映画
なのです!
この映画を見た方は、なんで『タクシードライバー』が恋愛映画の金字塔?と思われるでしょう。
それでは、この映画を恋愛映画的解釈でストーリー紹介して見ましょう。
孤独な青年トラヴィスはタクシー運転手、そして不眠症。
ある日ベツィという美人女性に一目惚れ。
今で言うストーカーのように彼女に接近。
ようやくデートに。レコードのプレゼントもする。
しかし、いつも一人で行っているポルノ映画に誘ってしまい、当然嫌われる。
後日、機嫌直してよと花束攻撃も、あっさり無視。
本格的にストーキングし、職場まで押しかける。
そして、本気で拒絶され、かなり落ち込むトラヴィス。
そして、意味もなく体を鍛えたり、高価な銃を買ったりする。(このへんから、目がヘン。)
そして、自分がフラレたのを世の中のせいにし、大統領候補暗殺を気合入れてモヒカンにして挑むが、あっさり失敗・・。
そして、行き場のないフラストレーションをどうしようかと考える。
結局、助けてほしいとも言われてないが、お構いなしに少女娼婦をすごいテンションで助ける!
その果てに自殺を試みるが、弾がない・・・ そして眠るように静かに気を失う・・・。
この事件でトラヴィスはヒーロー扱いされる。
ラスト、そのトラヴィスのタクシーに偶然?べツィが!
お互い当り障りのない会話が続く・・。
バックミラーに写るベツィ。タクシーが家の前に着く。
金を受け取らずタクシーを走らすトラヴィス。
バックミラーの中、小さくなっていくベツィの姿。
そして、トラヴィスはまた喧騒のニューヨークの中へ消えていく・・・。(んーせつない度100%)
と、こうしてストーリーを追うと恋愛映画ぽく見えません?ん?全然見えない?無理がある?
では、青春映画風にストーリー紹介しましょう!ってもういいですか・・。
正直言って、恋愛映画について書こうと思っても、個人的にいわゆる恋愛映画と呼ばれる物にあまり思い入れがないもので、一番好きな『タクシー・ドライバー』を無理やり紹介して見ました。(笑)この映画日記を書く前にまた見たんですが(もう何度も見てるんですがね)、やはり個人的にこの映画を超える映画ないですね!(笑)自分が年を重ねるごとに、感じることとか、セリフの入り方とか、映像の見え方とか毎回違って見えて、なおかつ毎回感動してしまいます。今回見たときは、トラヴィスがフラレてボロボロになって、先輩ドライバーに相談するシーンに、自分が高校生の頃フラレたことを思い出し目頭が熱くなりました(笑)
いい映画って何度でも見れますね!!
恋愛映画というより、『タクシー・ドライバー』の話になってしまいましたんで、ここで頑張ってトリビアーニの極私的ベスト恋愛映画を発表します!!
・ギター弾きの恋
(映画史上最もせつないギター壊し! )
・月の輝く夜に
(あんなオバサンに感動させられ、笑えた)
・アニ−ホール&マンハッタン
(理屈ぽい奴は恋に落ちやすい!?)
・ワイルド・アット・ハート
(ベタな展開&ラヴ・ミー・テンダー)
・由美香 わくわく不倫旅行2
(すばらしいドキュメンタリー映画!リスペクト平野!)
・地獄の逃避行 バットランド
(せつなすぎる・・ 砂漠でのダンス)
・ハネムーン・キラーズ
(愛の逃避行2!ラストの手紙に涙)
・髪結いの亭主
(あの奥さんの気持ち分かるような気が・・)
・25年目のキッス&ウェディングシンガー
(ドリュ−は僕の恋愛映画スター!?笑)
番外・死んでもいい
(これ意外といいですよ。シンプルなサイコ・サスペンス・ラブストーリー!?)
まあこんな感じです。みなさんもオススメ恋愛映画教えて下さい。トリビアーニあまり見てないので・・・(笑)