横浜の星川小児クリニックの山本淳です。
個人別の登録とし、ポータビリティも可能にすることが中心になると思いますが、私見としてアップしてみます。
【1】ヒブ接種登録協力医療機関をつのります。その医療機関はヒブ接種が可能であると同時に、ワクチン確保登録の仲介(旅行代理店のような機能)もすることとします。 ※ワクチン確保登録の協力はできないがワクチンは接種したいという医療機関もあるかもしれません。また、大病院など小回りが利かないところでは協力するのが難しいかもしれないので、登録の仲介ぐらいであれば、他院で接種となる可能性があるとしても、小児科開業医のように小回りが効き、接種スケジュールづくりなどへの質問にも対応しやすいところが協力すればいいのではないかと思います。
【2】ワクチン希望者は「ヒブ登録医療機関」と通して、ワクチン確保の申請を第一三共(株)にだします。
【3】ワクチンが確保できる予定になったときは、第一三共からその個人および仲介した医療機関にに連絡がいきます。 (メールが原則だが、電話も補完的に使用)
【4】個人または医療機関から第一三共までワクチンがほしい旨を再度連絡します。(この時点でワクチン確保が成立) (サイトからの入力が良いと思います)
【5】個人は、どの医療機関で接種したいかを第一三共に連絡します。 (サイトからの入力が良いと思います)
【6】それを受けた第一三共は、接種希望の方の名前(個人情報保護で難しければ番号)を医療機関に連絡し、医療機関は、どの問屋を通じて納品してもらうかを指定します。
【7】個人は医療機関と連絡をとり、接種日の予約など(通常の予約)をする。
もちろん、医療機関が仲介せずに個人が直接第一三共に登録すればよいのではないかという意見もあり、私も最初はそう思っていましたが、どんな人が登録するかわからず、不正を防ぐ手段が無いと思われる以上、ある程度「医療機関」がフィルターとして協力するのが良いのではないかと考えました。 そのくらいの「協力」はするから、公平に分配してほしい・・・という思いがあるのですが、いかがでしょうか。
また、この方法は、転居のときなどに「整理番号」を持って移動することが可能です。 さらに納品が7ヶ月、12ヶ月をすぎたときの調整も、サイト→インターネット管理をすれば比較的容易かと思います。
2009年03月08日 (日) 15時31分
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