>2つのクルーズの途中からの乗船、下船で日本発着にできないこともないみたいなのです。
(注意)以下の話は対象を個人旅行に限定したもので、大手旅行社のツアーに参加する場合は旅行会社と交渉してください。
(日本船の経験から)区間クルーズの募集がない限り途中の港で乗船・下船は出来ないと思い、家族旅行のクルーズで父親(母親)※の仕事のスケジュールから行けるかどうか悩んでおられる方もいるかもしれないので・・・
※このような場合、クルーズの予約は確実に行ける母親(父親)の名前で行ってください。途中下船(またはキャンセル)の可能性のある方は一室の3人目、4人目に登録してください。
海外の(大手)クルーズ会社は基本方針として、事前に申請があり所轄国が許可する港であればクルーズ途中での乗船・下船を認めています。但し、途中で乗船・下船しても料金の払い戻しはありません。
ロイヤルカリビアンに関しては
ミキ・ツーリストのQ&Aに記載しています。
プリンセス・クルーズも
カーニバル・ジャパンのQ&Aに条件は付きますが、事前申請すれば可能※と記載しています。
※プリンセスは2014年のQ&Aから「*日本発着クルーズでは途中乗下船はできません。」と追記した。
特にロイヤルカリビアンのクルーズで途中港での下船または乗船をしたい場合、予約する前に乗下船の希望港を明記して問い合わせてください。
直接クルーズ会社に予約を入れる場合、こちらが要求すれば予約完了後にクルーズ会社の許可書(添付写真参照)を送ってきてくれます。
プリンセスの日本発着においても「できない」と書いていますが、昨年カポタージュの規程をクリアーしている(国外寄港後の港の)小樽港での途中下船が可能でした。
但し、カーニバル・ジャパンがこのように書いているので個々に乗客側が判断せざるを得ませんが・・・
事前に入国管理、税関、(検疫)と話をしましたが
● カポタージュの規程を満たしていれば国として下船を禁止する理由はない。
● 事前に乗客側が国に対して直接行う手続きはない。
● 国の関係当局への申請を含めてクルーズ会社とポート・エージェントが全ての必要な手続きを行う。
とのことでした。
昨年8月ダイヤモンド・プリンセスに横浜から乗船した家族四人(個人旅行として予約)のうち父親だけが小樽で途中下船しました。この時の手続きは船内で「小樽で下船したい」との申告を口頭でレセプションにしただけです。この後コルサコフ出港後に下船手順の説明書が客室に配布されました。
プリンセス日本発着の途中乗船については経験がありませんので予想できません。
左は2013年に長崎港で途中乗船した時の許可書。右は今年5月仁川港で途中下船するための許可書です。
いづれも、船はロイヤル・カリビアンのボイジャー・オブ・ザ・シーズです。