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■ 夏燕手紙は私を運べない
7月美禄句会の兼題は「通信をあらわすもの」急な嘔吐で体調不全でぼーとして投句に気づいたのが木曜夜10時近い。あわてて5句作った中の一句。珍しく点が入り、それも特選3人!つまり6点の高得点。夏のボーナスかな?
■ 夏祭り太鼓はするり身八つ口
雨の上がった今日、太鼓の音が聞こえます。山車が子どもたちに引っ張れれて町内を巡っているようです。30年近く前、幼い二人に赤ちゃん負んぶして、ついて回って元気だった人は誰?
■ 珍しやしいもあ宗匠!ありがとうございます
一心に銀の食器を磨きます 燭台灯る小暑の仏前去年の夏思えば涙ひとしきり 頭痛のまわり梅雨と鳶ととなりますね。次が雑です。
■ 連句
ぴぃひょろの声も半夏の雨に消え今日も大雨ですねぇ。各地で大きな被害が出てるようですがこれで梅雨は明けるでしょうか。こちらでは梅雨末期の大雨をハゲアメといいます。語源は知りませんが小生は「半夏雨」と理解しています。でも以前とだいぶ気候がずれてきている感じもしないではありません。
■ 46番連句
去年(こぞ)の夏思えば涙ひとしきり
■ 夜行列車の丸い温度
えーと、上の句が思い出せません。たしか花の名だったかな?自分の句を覚えていないとは!鳳仙花?夾竹桃?いや季語なしだったかな?うーーーん。
■ 夏燕チョコレートパンは孤独さ
20年前、こういう句を作ったのを思い出しました。篆刻をなさる方が陶板にこの句を彫ってチョコレート色に焼いたのを下さいました。その方の個展に伺うと、私の句が木に彫られ、四万円の値札にびっくりして、買いたかったけれどそんなお金がなく、こそこそと帰りました。今みたいに図々しければ半額に値切ったことでしょう。しかし、その句はなんだったか、思い出しません。夜行列車の句だったかなあ?
■ 接吻は海峡に捨てよ夏燕
湿度80パーセント?と思うくらい蒸し暑く、肌がべとべとする日は、海を思います。
■ 一心に銀の食器を磨きます
こういう前句に頭痛のまわり梅雨と鳶とをつけたらどうなのかな?連句だれかしませんか。
燭台灯る小暑の仏前
■ 頭痛のまわり梅雨と鳶と
これ俳句ではなくて、付け句(七七)になってしまいました。
■ ポピー色の風明日に吹く
ちょっと感傷的に作ってしまった。作品展望を書いている同人誌「樹」の創刊同人堀井芙佐子さんの句集『ポピー色の風』を拝受したから。いわば自分史のようなもの、一句一句に、そのときの命が凝縮されているから、ずしりとくる。