勝手にリボンの騎士♪
ここはラブストーリー重視のスペースです。また 前の方達の投稿からイメージして楽しい投稿をお願いします。
それ以外のストーリー展開希望の方はこちらのアナザーストーリーの板へどうぞ♪
気分はどうだ? フランツ王子よ。
自ら手放した愛しい姫が、お前の身を案じて絹を裂く様な叫び声を上げてくれるとは、さぞかし男冥利に尽きるだろうな。
それとも闇に包まれて気を失ったお前の耳には、もはや姫の声は届かず…か(笑)
その闇は、お前の細胞のひとつひとつに至るまで侵食する。
ゴールドランド王家の血は穢れ、お前は二度と盾を扱う事は出来なくなる。
しかし… 俺としては気に入らない傍観者が一人。
あのダンピールの王子… 自分と同じゴールドランド王家の血筋にあるフランツ王子の危機を目の当たりにしながら、助けようともしないのは何故だ?
自分自身の身一つ守れぬ情けない末裔の一人などより、腕の中のサファイア姫…いいや王女の魂の方がよほど大事なのか?(笑)
果たして守りきれるかな? もうゴールドランド王家の盾は使い物になら…
…なんだ? サファイア姫の周りに…あれはいったい??[5714] 2009年05月06日 (水) 21時46分 Jenounes
サファイア姫、落ち着いて下さい!
フランツ王子は今のミアズマ程度の闇に呑み込まれたりしません。
彼の身体にはサファイア姫の浄化の血が隅々まで巡っているはずです。
我があなたから奪った血は我が魂を清めそのままフランツ王子の身体に入っているのですから。
ですから、フランツ王子の魂が穢れる事はありません。
それにサファイア姫の周りにはフランツ王子の光の盾がまだ存在していますよ。
ただ、ミアズマの放った闇の光を的もにくらった為に彼の肉体がダメージを受け気を失っているのだと思われます。
≪…サファイア…≫[5713] 2009年05月05日 (火) 23時28分 紫苑
(フランツに突き飛ばされて驚くサファイア、そして マラックの腕に抱きとめられた瞬間にサファイアが見た光景は漆黒の闇がフランツを包んでいるものでした。)
フランツ!!いやぁ!!!!
マラック離して!!離すんだ!!
(フランツを助ける為にマラックの腕から逃れようと暴れるサファイア。)[5712] 2009年05月05日 (火) 05時59分 RAPIER
裏切る…?
サファイアを想う男が二人いて… 最終的にどちらの男が選ばれるのかは、それはサファイア自身の意思に委ねるだけさ。
もし僕が選ばれなかったとしても、それは裏切りなどではない。
(裏切りでは… ない。 だが僕の代わりにマラックがサファイアを愛する… そうなった時、僕は平静を保っていられるかな…)
ミアズマ… いいや、そんな質問を投げかけて僕に揺さぶりをかけて来るなんて、お前はフィアーではないのか?
どんなに一方的に強く執着してもサファイアの愛を得られなかったフィアー… そんなお前の目からすれば、自分の愛に応えない女は守る価値もない裏切り者に見えるのかもな…!
(自分に向けて漆黒の闇が放たれたのとほぼ同時に、フランツはそれまで腕の中で守っていたサファイアの体を突き飛ばすかのようにマラックの手に委ねるのでした。)[5711] 2009年05月05日 (火) 00時08分 陽炎
所詮は光の盾の力など、人間如きの心の力よ。
人間の心など脆く弱く、すぐに崩れるものよ。(笑)
サファイア姫を狙うから盾の力が増すのなら、直接フランツ王子を闇に飲む込ませるまでだ。
フランツ王子よ・・・サファイア姫を守って如何するのだ?
姫の心はお主だけを想っているわけではないぞ、その黒髪の男もまた姫の心に存在する男だ。
気付いているのだろう フランツ王子。(笑)
そんな姫をなぜ護る?自分を裏切る姫をなぜ護るのだ?
無駄な事よ、フランツ王子。
お主の死はサファイア姫の心には何の苦しみも与えるものではないぞ。
お主を失っても姫にはあの黒髪の男がおるのだからな。
お前の変わりにあの男がサファイア姫を愛するだろう。
(ミアズマの言葉は少なからずフランツの心に影響を与えて、光の盾の光が揺らぐのでした。
その様子を満足したように嘲りを含めた視線で見つめるミアズマ。)
確かお前の光の盾は自分を守る事は出来ぬのだったな。
ならばフランツ王子、お前が**。(嘲笑)
(ミアズマはサファイアではなく、フランツに焦点を合わせ、おぞましい漆黒の闇の光を放つのでした。)[5710] 2009年05月04日 (月) 07時21分 RAPIER
≪おい 一体あれはなんだ?
前にもフィアーに襲われたサファイアが光に包まれていた事があったが…
だが あの光はあの時とは全く違う。
まるで光が盾のようになりサファイアを守っているようだ(汗)≫
そのとおりだ マラック。
あの光の盾はサファイア姫を守る盾…フランツ王子の持つ力…
ゴールドランド王家に伝わる血の力、癒しと守護の盾の力だ。
我の血が穢れて失った力でもあるな(苦笑)
その結果、ダンピールとなった我は悪魔と戦う力を得たのだがな。
≪あれがフランツの持つ力?
今までもフランツはサファイアを守りたい一心で無意識に光の力を発揮していたのか。
そうか…王子よ、あんたがフランツには守る力があっても戦う力がないと言った意味がわかったぜ(笑)≫
…ならば いざ!
(そう言うと、王子とマラックはミアズマに向かって行くのでした)[5709] 2009年05月03日 (日) 17時44分 Chevalier
光の盾…が…
これがゴールドランド王家の血の力…!!
≪そう… これはゴールドランド王家の血の力。
900年前、ダンピールとなったとき我が王子の血は穢れ、彼は光の盾を扱う力を失いました。≫
そうか姫…この身にあなたの魂が入った瞬間に見えた光景…
悪魔に対抗しうる力を得たのと同時に、王子はあなたを守る力を失った…
≪そう… ですがフランツ王子は違う。彼ならばゴールドランド王家の血の力を正しく扱える事でしょう。 そして守るべき者を得た時、光の盾は最大限の力を発揮する…
それに感じるのです。敵の力が強ければ強いほど、その力を何倍かにして跳ね返す…フランツ王子の光の盾の力を。
愚かなりミアズマ… そなたの時間は900年前で止まったまま。
そなたや私たちが知りえぬ900年もの間に、ゴールドランド王家の血の力は進化し続けていたようですね。
悪魔としては若い身とはいえ、進化しないまま何百年もただ生き永らえている同族の体に取り付いた所で、王家の血の進化に対抗できるでしょうか?≫[5708] 2009年05月01日 (金) 21時41分 Кентавр
な・・・なんだ あの光は?
光が盾となり我が光を跳ね返しただと?(汗)
一体誰があの光の主だ?
魂しか持たぬ姫にはそのような力はないはずだ、ならば光の中心にいるサファイア姫か・・・
そうか・・・そうだったな、光の盾はゴールドランド王家の血の力だったな。
900年もの間現世を離れていた我は忘れていたぞ。
そして フランツ王子が守るべき姫が光の中心のサファイア姫か。
面白いな、たかが人間如きが思念の力で光の盾を操るとはな。
だが 我の力侮るな!
全ての中心にいるサファイア姫、今度の一撃でお主らまとめて闇に葬ってやろう。
(ミアズマは再び邪悪な光を放つべく、サファイア達に狙いを定めるのでした。)[5707] 2009年05月01日 (金) 06時46分 RAPIER
(サファイアのすぐ後を追いかけていたフランツがミアズマの放った邪悪な光に気付きサファイアの名を叫びます)
サファイア!すぐに逃げるんだ!!
…っ どうしたんだ?頭を抱えたまま立ち竦んで動かない(汗)
ダメだ あの邪悪な光にサファイアが飲み込まれてしまう!
(サファイアが光の姫を抱きすくめるように飛びついたのと同じように、フランツもまたサファイアを自分の胸に包み込み、己の身を盾として守るかのように抱き締めました)
僕が必ずサファイアを守るんだ!
僕がシルバーランドの二人の姫の魂を誰にも穢させはしない!!
(フランツが強くそう思ったその瞬間、サファイアを中心に美しい光の渦が出来あがり、その光が盾となりミアズマの邪悪な光を撥ね退けるのでした。)[5706] 2009年04月29日 (水) 17時08分 Chevalier
サファイアの体の中に王女の魂が吸い込まれたその瞬間、魂が持ち続けていた記憶もまた、サファイアの中に一気に流れ込んでいたのでした。
己の脳裏を過ぎる王女の記憶に触れ、まるで自分が900年前の悲劇の当事者であるかのような激しい情動を覚えたサファイアは、思わず両手で頭を抱えてその場に立ち竦み、王女と自分に向けてミアズマが邪悪な光を放った事に気付きませんでした。[5705] 2009年04月28日 (火) 21時47分 KORAT