勝手にリボンの騎士♪ (18Page)
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勝手にリボンの騎士♪

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ここはラブストーリー重視のスペースです。また 前の方達の投稿からイメージして楽しい投稿をお願いします。
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勝手にリボンの騎士♪「サファイアの日常?(笑)」

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(サファイアの身体から抜け出した900年前のシルバーランドの王女は薄い光の中にその姿をフランツに表すのでした。)

フランツ王子様…あなたは私の姿を見ても驚かないのですね。
…私が誰かご存知なのですね(苦笑)

私は我が王子が姫の血を奪った直後から姫の中で姫の心を繋ぎとめておりました。
でも 姫の中でその心を大事に守り抱き包む光が既に存在していたのでございます、それはフランツ様のお心の光。
シルバーランド王族の流れが浄化の力なれば、ゴールドランド王族の持つ力は癒しと守護の盾の力…
なぜ姫の体内にそのような光が宿っているのかはわかりませんが、間違いなく姫をお守りしているのはフランツ様、あなたの守護の盾…

姫はフランツ様の癒しの光を内から、そして今触れられている外から感じているのです。
どうかそのまま眠らせてあげて下さいませ。
サファイア様は必ず目覚めます…なぜなら 生きる希望を決して手放しはしていらっしゃらないんですもの。

[5644] 2009年03月15日 (日) 13時50分 Mallia

 
   
出演者
   
 

フランツ・・・ゴメン・・・なさい・・・

ねぇ 少し苦しい・・・の・・・
でもね・・・フランツに・・・こうして触れていると・・・癒されていく・・・
少しだけ・・・あなたに触れながら・・・眠・・・らせて・・・
ほんの少しの・・・間でいいから・・・サファイアに・・・触れていて・・・

わがまま・・・言って・・・ごめん・・・なさい・・・

(そう言って謝ると再び一筋の涙を流し、そのまま深い闇のサファイアの意識が落ちて行くのでした。)

[5643] 2009年03月15日 (日) 10時18分 RAPIER

 
   
出演者
   
 

(指先でサファイアの頬の涙を拭いながら)
…僕と出会うまでは誰もサファイアの事など?
自国の民を思っての事とはいえ、王子の身には似つかわしくない程の無謀とも思えるほどの君の数々の行動は、予ねてより僕の元にも聞こえて来ていた。
しかも本当は女の子だったと知れば驚きは尚更。
だけど… これまでなぜ君がそんな風に恐れをなさずに突き進む事ができたのか、今分かった気がするよ。

僕は君と出会って、二人で互いを見詰め合うだけではなく同じ方向を見て歩いて行ける相手だと、生まれて初めて思えた。
君と…共に生き… 共に戦い… 
だけど君を大切に思う僕の気持ちは、今までは感じる事の無かった恐れを君に齎す事になるのか…
僕は…どうすれば…?

[5642] 2009年03月15日 (日) 02時08分 陽炎

 
   
出演者
   
 

フランツ・・・ごめんなさい・・・
サファイアは間違っているかもしれない。
でも こんな生き方しか出来ないんだ・・・

誰かがこんなに苦しむのなら・・・・誰かがこんなに苦痛を受けるなら・・・
わかっているなら・・・大切な人にそんな思いはさせたくない・・・から・・・

痛みは我慢できるよ・・・身体の痛みなら・・・いくらでも耐えられる
でも 心の痛みは・・・辛いんだ・・・耐えられないんだよ
誰かが眼の前で苦しんでいたら・・・その誰かが・・・フランツだったら・・・
心が耐えられない・・・耐えられなくて・・・サファイアの心はすぐに壊れてしまう・・・

でも・・・フランツも・・・・フランツもきっとそう思うんだよね?
サファイアをそんな風に思ってくれているんだよね?
今までサファイアをそんな風に思ってくれる人はいなかったから・・・
そんな優しい人の気持ち・・・考える必要は無かったから・・・

・・・馬鹿なサファイアで・・・ゴメンなさい・・・

(そう言うとフランツの背中に手を廻して、その胸でハラハラと涙を流すサファイア。
そんなサファイアの呼吸はとても荒く苦しそうでした。)

[5641] 2009年03月14日 (土) 06時52分 RAPIER

 
   
出演者
   
 

今は王子の事も悪魔の事も、そしてマラックのことも考えないで欲しいと思う。
自分の事だけ今は考えておくれ サファイア。
どうか身体を休めて…

(そこまで言うと切なそうに言葉を詰まらせるフランツ)

…サファイア、君は間違っているよ。
とても優しくて…相手の事を大事にして…
でも 君が見つめている方向が間違っていると思う…
誰かが犠牲になって成り立つ平和も静寂も…そんなのは間違っているよ。
君が苦しんで…君だけが苦しんで、それで成り立つ平穏など間違っているだろう?

君はいつも一人で戦っているんだよ、誰も巻き込むまいとして…
でも それでは共に戦い共に生きようと約束した、あれは何だったんだ?
その約束さえ君にとっては絵空事でしかなかったのか?

ならばなぜ僕はここにいる?
何も出来ず、何もせず傍観者になる為にここにいるというのか?(悔)

(フランツは悔しそうにそう言うとサファイアから目を逸らせて唇を噛み締めるのでした)

[5640] 2009年03月13日 (金) 19時30分 Chevalier

 
   
出演者
   
 

(頬にフランツの温かい涙を受け、薄目を開けるサファイア。)

ぅ… フランツ…? そうか…約束通り…あの王子はフランツをサファイアに返してくれた…んだ。
もう泣かないで… フランツの肉体を借りた王子の魂は… 彼なりの方法で… 成すべき事を… 
それにはサファイアの血が持つ浄化の力が必要だった… ただそれだけ… フランツが自分を責める事はないの。

(サファイアが視線を移した先には、蓋が開いた状態の空箱と、内側から破られた窓。 そして部屋の床一面にクリスタルの様な透明な石が散らばっている事にサファイアは気付きました。)

…王子は何処に?  僕が意識を失っている間にいったい何が? まさか… 完全には浄化し切れなかった…の? フランツ…?

[5639] 2009年03月12日 (木) 21時28分 桜間

 
   
出演者
   
 

フランツの身体から抜け出した王子は悪魔の心臓が力を得てミアズマとして復活する前に、箱を開けると素早く禍々しい光を発していた悪魔の心臓を打ち砕くのでした。
しかし 王子の魂同様に一部復活していたミアズマの心臓を打ち砕くことが出来ず、王子がサファイアの血の力を持って浄化できた魂はその2/3程だったのです。

フランツの部屋から飛び出していったミアズマの魂を追いかけて、王子もまた月夜の空へ飛んでいくのでした。

部屋に残されているフランツは微かに息はあるものの、体温が下がり冷たいサファイアの身体を愛しく抱き締めています。
サファイアの名を呼び続けているフランツの頬を泪が伝わりサファイアの頬に零れる落ちるのでした。

[5638] 2009年03月12日 (木) 19時44分 Mallia

 
   
出演者
   
 

(フランツの身体から離れた900年前の王子。)

おぉ・・・見つけた。
我の吸血種としての穢れた魂と吸血種ミアズマ・・・
お前の魂を共にこの箱に閉じ込め封印している箱よ。
穢れを封印している箱もサファイア姫の浄化の血の力にて解かれしなり。

(呪文のように、独り言のように呟きながら蓋に手をかけて開けようとした王子の手が一瞬止まり、フランツの方を振り返るのでした。)

・・・! この光はゴールドランドの血の力が持つ癒しと守護の盾の光。
そうか サファイア姫だけではなくフランツ王子にもまた王家の血の力を有していたのだな。
我が姫とフランツ王子の癒しと守護の盾の光に守られしサファイア姫。
必ずや我もあなたをお守りいたします・・・それが約束ですから・・・

(再び箱に視線を戻し蓋を開ける王子。
その中には大きな黒い禍々しい光を放つ黒い石・・・『悪魔の心臓』が入っていました。
王子は自分の掌を剣で裂き、ダンピールの力とサファイアの浄化の血が融合している己の血を『悪魔の心臓』に塗りつけるようにしてから玉砕するのでした。
『悪魔の心臓』の2/3は玉砕され浄化された部分はクリスタルのような透明の石と変わりフランツの部屋に飛散しました。
しかし 残された『悪魔の心臓』の1/3は窓を破り外へ飛び出すのでした。)




(箱の中の悪魔の魂に勝手に名前をつけちゃったよ。
ミアズマって瘴気って意味らしいから良いかなって思ったのでした・・・(^^;
みんなを不快にさせたならゴメンねぇ・・・)

[5637] 2009年03月12日 (木) 06時51分 RAPIER

 
   
出演者
   
 

サファイア様、箱をお持ち致しましたぞ!
こ…これは!  この白い光…は!
あの時、姫様の全身を完全に包み込んでいた光とはまた違う… 光の中に人の姿が…見える…!

は… こちらに向かって来る! 目当てはこの箱か!
(光が移動した事により視界が開け、床に倒れたサファイアと、その身体を抱き起こしているフランツの姿に気付く侍従頭。)

そうか… フランツ様のお体に憑いておった者が漸く離れたか!
(侍従頭はその場に箱を置くと、フランツとサファイアの元に駆け寄るのでした。)

[5636] 2009年03月11日 (水) 21時32分 Лунный свет

 
   
出演者
   
 

900年前の王子の力で自我の意識を深い闇の中で眠らされていたフランツは、その王子が自分の身体を使いサファイアに行った行為に対してサファイアを守れず傷付けしまった無力な自分と、サファイアを傷付けた王子を許せず深い怒りを爆発させるのでしたezweb emoji
その感情の激しさに思わずフランツの身体から抜け出した王子の姿は白い光に包まれていました。

光に包まれている王子の瞳は赤く腕には900年前に吸血種によってにかけたれ呪いの呪文が刻まれています。
その呪文はサファイアの血の力で浄化されると消えてしまうのですが、その事は悪魔と闘う為のダンピールとしての力を王子が失う事を意味しているのでした。

自分の身体を取り戻したフランツは身体中の倦怠感と苦痛、また口腔内に広がるサファイアの血の味の感覚に吐気を感じながら青白い顔で倒れているサファイアの側に向かうのでした。

[5635] 2009年03月10日 (火) 20時22分 紫苑

 
   


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