勝手にリボンの騎士♪
ここはラブストーリー重視のスペースです。また 前の方達の投稿からイメージして楽しい投稿をお願いします。
それ以外のストーリー展開希望の方はこちらのアナザーストーリーの板へどうぞ♪
爺殿…その手を放して欲しい。
僕は冷静だから大丈夫さ。
確かに僕の血を捧げろといわれても、捧げ方はわからないけどね(苦笑)
…爺殿にお願いがあるんだ。
(そう言うと爺の耳元の囁くように武器庫の裏手にある礼拝堂に隠した箱をこの部屋に持ってきて欲しいとお願いするのでした。)
その中にフランツのなかに潜む自称王子の魂が入っているらしいからね。
その言葉を信じようと思うんだ。
完全な魂を取り戻して彼が何をしたいのか…
(そう言いながら赤い光を漲らせた瞳で自分を見据えているフランツをチラッと見るサファイア)[5624] 2009年03月04日 (水) 19時51分 Mallia
(自我を失い、フランツの口を借りて放している狂気。
その狂気の言葉に導かれるまま、フランツに近づくサファイアを侍従は思わず飛び出し引き止めるのでした。)
姫様、今はなりません!
この者は・・・フランツ様に潜む者は姫様の血を捧げろと・・・
その意味が爺には理解できませぬ。
姫様にもしもの事あれば、正気と取り戻されたフランツ様にもシルバーランド王国にも顔向けできませぬ。[5623] 2009年03月04日 (水) 06時38分 RAPIER
私の血によって… 浄化される…
900年経った今なお、あなたの国ゴールドランドと我が国シルバーランドに災いを齎している存在、それらも全て浄化されるというのですか?
悠久の時を生きる悪魔から齎らされる災いとそこから生まれる悲劇、それはこの先も二つの国の王子と王女に脈々と受け継がれて行くのかと思っていた…
だけど、それを今ここで断ち切る事が可能ならば…
(レイピアの柄を握る手に思わず力がこもるサファイア)
それで本当に… フランツの身体と心を返してくれるのですね?
(サファイアは、フランツの口を借りて話す王子の魂に対し静かにそう問いかけながら、一歩また一歩と用心深くその傍に近付いて行くのでした。)[5622] 2009年03月03日 (火) 23時27分 陽炎
(赤い光を漲らせた瞳でサファイアを見据えたまま…)
おまえがシルバーランドの…姫…
浄化の力…有する姫…
シルバーランドの姫…そなたの血…
そなたの血によって…浄化を…
私は…我が姫に…会いたい…
フランツ…この者が…そなたを望む…ように…
そなた…だけを…望むように…
我も…姫を…
この者の身体と…心を返す代わりに…この戒めを解くか?
シルバーランドの姫…そなたの血…浄化の血…我に捧げるか?[5621] 2009年03月03日 (火) 19時57分 Chevalier
(サファイアの中に我が姫と同じ血を感じる?
フランツの中に朽ち果てた我が肉体と同じ血を感じる?
・・・フランツの中に存在する狂気は900年前の吸血種の肉を口にしてしまったという王子の魂の一部?)
お前は吸血種の血を口にした900年前の王子か?
だが 今なぜあなたの魂が蘇ったのでしょう?
フランツはあなたの子孫、ゴールドランドの王族の血を・・・そして僕がシルバーランドの王族の血を受け継ぐもの。
同じ血を受け継ぐものならその体内にあなた達と同じ血を感じてもおかしくは無いでしょう。
だが フランツはあなたではないんだ、あなたの身体が朽ち果てている事をご存知ならフランツの身体を返して下しさい。
フランツの心を・・・私に返してください。[5620] 2009年03月03日 (火) 06時52分 RAPIER
(赤い光を漲らせた瞳でサファイアを見据えながら)
何者か… 私にそう問いかけるお前こそ… 誰だ…
我が姫は… 何処に?
…何故だ お前… お前の中に…我が姫と同じ血を感じる…
お前は… いったい…
は…こ… そうだ… お前は…その在り処を知っている…のだな…
フラン…ツ… この者から強く感じたのだ… 朽ち果てた…我が肉体と同じ血を…
私は…この者の身を借りて… 我が姫を… それには先ず…
…さぁ… 言うのだ… 箱は何処に…?[5619] 2009年03月02日 (月) 20時53分 Лунный свет
(フランツの中に潜む狂気・・・それが何かはわからない。
ただ 僕が感じるのはフィアーと似た感覚があるが、でも フィアーとは決定的に何かが違う事。
どちらにしてもフランツ自信の自我を闇に引き込み、正気を失い暴走している狂気には変わりはない・・・
サファイアはフランツンの居る部屋の様子を伺いながら、フランツの中に潜むものが悪魔か否かを決めかねていました。
そこでサファイアはフランツの様子がおかしくなった武器庫の中で起こった事から順次頭の中で検証をしていくのでした。)
≪・・・誰かを呼んでいる?
姫とは僕?それとも違う誰か?
しかし あいつがその姫を見つけて喰べようとしているのか?
それに完全な我が魂とは?
フランツの中に潜むのはそのごく一部だと言う事か?
では あの箱の中にはあいつの完全な魂があると・・・?
箱を持ってくる事がフランツを救うことになるかもそれない。
多分あの箱を持ってくるとあいつはフランツの身体から一度離れるだろう。
そして再び狂気がフランツに潜まぬように阻む事が出来ば・・・≫
・・・!(汗)
やめろ!止めるんだ!!
それ以上フランツを傷つけるな!
お前は誰だ?
お前は箱の在りかを・・・お前の完全な魂の入っている箱が欲しいのだろう?
ならばフランツをこれ以上傷つけるな!
そして お前が何者でなぜフランツの身体に入り込んだのか言え!
(サファイアは辛うじて戒めにより動きを封じられている狂気に支配されているフランツの前に立ちはだかるのでした。)[5618] 2009年03月02日 (月) 06時54分 RAPIER
(フランツの自我の意識は深海の底のように光が射さず暗く冷たい闇の中にもう一つの意識体によって沈められていました。
フランツの身体を乗っ取っている狂気にも等しい意識体はサファイアを捕まえる為にフランツの自由を奪っている戒めを解こうとして暴れていました。)
…姫 此処へいらしてはくれぬのか?
これほどそなたを求めているのに…
姫のすべてを…その身もその肌も…命のすべてを私は欲しい。
その為には完全な我が魂を手に入れなければ…
(そう呟きながらフランツの身体を傷付けて戒めから解放されようとするのでした)[5617] 2009年03月01日 (日) 23時27分 紫苑
爺殿…。 分かってくれたんだね。 そう、僕の心は既に決まっている。
あのドアの向こうに、どれほどの危険が待ち受けていたとしても、僕はフランツの元に向かう。 迷いは無い。
だけど爺殿だって、フランツが小さな頃からその傍に仕えて来た身… そうだよね?
その爺殿に一人で逃げろと言っても… 無理か(苦笑)
分かったよ。 でも部屋には先に僕一人で入る。
爺殿は一先ずここで待機していてくれ。 良いね?[5616] 2009年03月01日 (日) 17時42分 余寒
姫様…いえサファイア様がこの爺に謝る事などございません。
フランツ様や私の言い分が正論と仰るように姫様のご言い分もまた正論でございましょう(苦笑)
(フランツ様も姫様もお互いを大切に想いあい、お互いをお守りしようとしておられるだけなのでございましょう。
しかし、その想いだけでは…)
姫様、あなた様はこのような状況下でもそのように穏やかで暖かい笑顔を爺に向けるのでございすね…まるで今、何も起こっていないかのように。
それは姫様のお心の中は既に決まっており、そのご意志は揺るぎない証でございましょう?
姫様…ならばこの爺もご一緒にこの部屋に残りとうございます。[5615] 2009年03月01日 (日) 02時34分 紫苑