勝手にリボンの騎士♪
ここはラブストーリー重視のスペースです。また 前の方達の投稿からイメージして楽しい投稿をお願いします。
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その頃薄暗い森に倒れているフィアーの意識は完全には失われてはいませんでした。
魔力の殆どは失っていましたが、マラックがフィアーに含ませた血の効力によりフィアーの命は微かに…そして静かに再生を始めていました。
しかし 見た目には生きているものやら死んでいるものやら見分けが出来ぬほど生気を失っているのでした。[5794] 2009年08月23日 (日) 10時49分 Chevalier
なに・・・フィアーの細胞？
それなら死に掛けているあの小僧をとっ捕まえて、この鍋の中に叩き込めばいい訳だな。（笑）
そんな簡単な事ならこのミアズマ様が連れてきてやろう。
その方が細胞培養の時間も短いだろうが、違うか魔王？
そこに儂の髪の毛でも入れるが良いと言いたいが、そんな物など残っておらぬのが残念だわい。
（ミアズマはヘケートに姿のまま箒に跨り空に飛び立つのでした。）
魔王よ、すぐに小僧を連れて戻るぞ。
それまでに薬の準備をしておくのだ、変な気を起こすでないぞ。
さもなくばおまえの娘の身体がどうなる事が・・・（笑）
（ミアズマは不気味な笑い声を残し姿を消すのでした。）[5793] 2009年08月19日 (水) 22時55分 RAPIER
（何…ミアズマの魂を2/3をも浄化できるほどの、強い血の力を持つのは現シルバーランド王女…
王女を捕らえて、その血をへケートに浴びせたならば… へケートの身体には害を及ぼさず、憑依しているミアズマの魂だけを浄化できるか…？）
まぁ、そう急かすでない。
（火に掛けた大きな瓶の中身を長い匙でかき混ぜながら）
うむ… そろそろ頃合かな…？
この様な事態を想定していたわけではないのだが、甥のフィアーの爪と髪の毛を保管しておいたのでな。
幾ら亜種といっても一から新しい身体を作るより、フィアーの一部から培養したほうが面倒な工程を省ける。
それでも親細胞に勝るとも劣らない魔力を持つ筈だ。
それで肝心の爪と髪の毛だが… はて、どこに仕舞ったかな？？？
あそこの抽斗か？ いいや違うな… 向こうの薬棚か？
ううむ… 探して来るから暫し待っておれ。 くれぐれも瓶の中身には勝手に触るでないぞ。[5792] 2009年08月18日 (火) 21時03分 Кентавр
シルバーランドの王女？
900年前の王女はだだ泣いているだけだったが、今の王女は小癪にも儂の魂を浄化するほどの強い血の力を持っておる(怒)
なぁに今まで悪魔に攫われた姫が出ておらずに安心しているシルバーランドの者達の目の前で今の王女を悪魔の手により血祭りに上げてやろうではないか(笑)
やつらの驚きと恐怖の顔が目に浮かぶわい。
魔王よ 儂は楽しみが出来たぞ。
早く儂の身体を造らんか。[5791] 2009年08月11日 (火) 22時39分 紫苑
（やれやれ… こんな事になるのなら、こやつが封印されていた箱を見つけ出して、天界目掛けて打ち上げてやれば良かったわい・苦笑）
長きに渡って人跡未踏の地であった、ここハルツは麓の森を除いては今も昔も大して変わらぬようだが…
900年前、当時のシルバーランド王女が悪魔に攫われ… そこに至ったまでの詳しい経緯は、儂よりもお前のほうがよく知っておるよな？
それを機にシルバーランド国王は城郭内に悪魔除けの塔を建て、内部に何十体もの人形を祀った。
そうする事で、孫姫、曾孫姫、子々孫々に至るまで、後の世のシルバーランド王女たちを悪魔の手から守れると信じたのだな。
その後、同じ運命を辿る王女が一人も出ておらぬのは、無論人形の力などではない(苦笑
羽を持つ種族の最後の生き残りであるお前が討ち滅ぼされ… いいや肉体を失って封印されていた900年の間にも、亜種の血は表面上は形を潜めながらも、秘かに生き続けていたのだ…
フィアー… とうの昔に肉体的には絶滅したものと思っていた亜種、その特徴を完璧に備えた甥が生まれるとは、儂とて想像もしなかった事だ。
（…へケート？ 微かだが… ミアズマのものではない気配… もしや意識を取り戻しつつあるのか？）[5790] 2009年08月09日 (日) 13時29分 korat
話が通じぬ相手とな？
それは相手にもよるな。(笑)
だが 大人しく待っているのも退屈よのぉ。
そういえば目覚めてからの儂はこの世界を見ておらんな。
どうだ 魔王、儂が退屈せぬように儂が眠っていた900年の出来事を語らぬか？(笑)
（その頃 ミアズマに暗闇の奥深く沈められていたヘケートの意識が目覚め始めていました。）[5789] 2009年08月06日 (木) 06時55分 RAPIER
(儂が思う以上ににヘケートの身体が使えるだと？
ふざけるな ヘケートの潜在能力なら父親の儂が良く知っておりわ・怒
だが これで暫くはヘケートの身を守れるな・苦笑)
ミアズマよ、お主は話が通じぬ相手ではないようだな。
儂がお主の身体を造りあげる間、手助けをしないまでも邪魔もしないでいるだろうからな(笑)[5788] 2009年08月02日 (日) 00時04分 Chevalier
なるほどな。 亜種ではあるがそれなりに強い魔力を持っていたフィアー、それ以上の仮の器となると、魔王のそなたでもそう簡単には造れぬか。
なに… 落ち着きが無いと言ったか？
確かに… この若い魔女の体を得てから、ここハルツに来た時よりも我が魂が若返り、嘗ての力を取り戻しつつあるような…
この娘… 親のそなたが思っておる以上に、なかなかに使える道具となるかも知れぬな。
だが時間を要しても新たな憑代を造れるというのであれば、約束通り娘を無傷で返してやろう。
（もし少しでも妙な真似をしたら… 城下の教会までホウキで一っ飛びした所で、我はこの娘の体から抜け出し…
天窓を割って聖堂内へ落ちた娘を助けに行くなど、流石の魔王とて出来はしまい・笑）[5787] 2009年07月30日 (木) 21時49分 korat
おまえは落ち着きがないな。
その王女を葬り去るためだけに身体が必用なのか？
だが 魔力を持つ生身のフィアーの身体以上の仮の器が容易に作り出せるとでも思っているのか？
フィアーとて亜種ながら魔力は強かったはずだ、そのフィアーの身体が使い物にならなくなる程手強い相手なら、ヘケートの身体など初めから使い物になどならんぞ。（苦笑）
我が娘ながら弱いヘケートの身体を使う意味が全くないだろう、ミアズマ。
それにだ、おまえの好みの身体を作るには、おまえは側にいないことには細部に関してはわからん。
おまえが自由に使える身体が出来るまで大人しくなっていろ、わかったな。
（話では相当魔力が強かったと聞くミアズマだが、魂の2/3を失ってもかなりの魔力を持っているようだな・苦笑
だが そのミアズマの魂を2/3をも浄化できる王女とは一体誰なのだ？）[5786] 2009年07月26日 (日) 09時39分 RAPIER
…それを投げてよこせ！
（魔王の背後にいる小悪魔からホウキを受け取り）
ふふふ… この娘はホウキに乗らなければ空も満足に飛べないのだろう？
気位ばかり高い純血の魔族が笑わせるわ。
我に見合った身体とな…？ 900年前の我が姿を、その目で見た事はなくとも知ってはいるだろう？
そう、このような道具に頼らずとも自力で空を飛べる、蝙蝠の羽を持つ亜種の姿だ。
…ならば同族であるフィアーの身体に乗り移ってはどうかと？ 尤もな意見だが、あの小僧の身体が使い物にならなくなったので乗り捨て、ここハルツに来たのだ。
目的？ 単純な事だ。
我が魂の２／３を浄化した王女を葬り去りたい…
それには身体が必要なのだ。 もし我に見合った身体を今すぐ用意できるというのであれば、この娘を無傷で解放してやっても良いぞ。
出来ないと言うのなら…（ゴールドランドの方角を一瞥し、不敵な笑みを浮かべながらメフィストを睨み付けるミアズマ）[5785] 2009年07月20日 (月) 01時22分 心太
