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[131] 柴田元幸訳SF From:schazzie  REPLY
2001/02/21 21:50
『ハッカー/13の事件』
原題: Hackers
ウィリアム・ギブスン、ニール・スティーヴンスンほか著
浅倉久志・柴田元幸ほか訳
扶桑社ミステリー(文庫)
No.14 2004年02月17日 (火) 00時43分

 

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[125] 『ギャシュリークラムのちびっ子たち』 From:schazzie  REPLY
2001/01/12 02:35
買いました。他2冊(『うろんな客』『優雅に叱責する自転車』)に比べると、すごいブラックです。
でも、何か惹かれるものがあって買ってしまいました。
感想もアップしています。感想のページをご覧下さい。
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[126] Re:『ギャシュリークラムのちびっ子たち』 From:schazzie REPLY
2001/01/16 15:58
感想のところに、原文と翻訳の全文を載せています。
柴田さんは、韻をふんでいる部分も非常にうまく訳されています。
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[127] Re:『ギャシュリークラムのちびっ子たち』 From:あさ REPLY
2001/01/20 11:52
schazzieさん、おひさしぶりです!
原文と翻訳の全文、見せてもらいました。
絵本で見てみたくなってしまいました。
> 柴田さんは、韻をふんでいる部分も非常にうまく訳されています。
ほんとにすごいなーと思いました!
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[128] Re:『ギャシュリークラムのちびっ子たち』 From:schazzie REPLY
2001/01/20 19:20
あささん、見てくださったんですね。ありがとうございます。
向こうにも書いておいたんですが、絵があって初めて生きる本だと思うので、全文掲載しても、むしろかえって本を手にとってみたくなる内容ですよね。
「アルカリごいん」とか「ジンをふかざけ」なんて、実に巧みな表現で、子どもが死ぬことはさておいて、上手い!と拍手したくなってしまいましたよ。
No.13 2004年02月17日 (火) 00時36分

 

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[123] あけましておめでとうございます。 From:あさ  REPLY
2001/01/04 03:13
あけましておめでとうございます。
 schazzieさん、ご無沙汰しています。去年後半は忙しさをいい訳に読書はすっかり「さぼり」してしまいました。今年はココロを入れ替えて(?)まずは未読のまま積んである本から読むぞーー!!と肩にチカラ入っている私です(笑)
 ごろんちょさんのところにもカキコしきたのですが、今「HOLES」を読んでるところで、そのあと「CITY OF GLASS」にとりかかりたいなと思っています。そして「リヴァイアサン」(これは日本語の方を買いました、なんとなく)の方もまだ読めてないのでそちらも…。
 また読み進みながら時々お邪魔しに来ます。ROMがちな私ですが21世紀もどうぞ宜しくお願い致します!!
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[124] Re:あけましておめでとうございます。 From:schazzie REPLY
2001/01/04 21:53
おめでとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いしますね。

『HOLES』は、昨年末買い込んであるのですが、他にも読まなくてはならない(?)本がたくさんあって、まだ手がつけられません。
大晦日にAmazon.jpに頼んだ本が、昨日4冊届いて、またまた増えてしまい、嬉しいやら途方にくれるやら・・・。しかも、中にアーヴィングの初期の作品が2冊入っていたので、気になってしかたがありません。
そういうわけで、全然落ち着かなくて、結局何を読んだらいいのやら・・・です。
でも、保温、保冷のできるタンブラーが当たって、思わぬお年玉と喜んでいます。

オースターは『孤独の発明』は読まれたんでしたっけ?『リヴァイアサン』の前に(後でもいいですが、なるべくすぐに)読んでおくと、両方とも理解しやすくなりますよ。

また遊びにいらしてくださいね。
お待ちしてます。
No.12 2004年02月17日 (火) 00時35分

 

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[118] 『アクション・ベースボール』 From:schazzie  REPLY
2000/12/28 23:00
オースターの初訳が載っていると言う、雑誌「GQ」を買いました。6ページほどの短編です。やはり『Hand to Mouth(その日暮らし)』の一部でした。翻訳は柴田さんでした。作品の最後に柴田さんの解説が載っていたので、ここにご紹介しておきます。

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「情けなくも笑ってしまう貧乏ばなし」柴田元幸
この訳文は、イギリスの文芸誌『グランタ』58号(1997年夏)に掲載された、「金銭日誌」("The Money Chronicles")と題した文章の、最後の3分の1を訳したものである。「金銭日誌」自体、97年に出たオースターの単行本『その日暮らし』(Hand to Mouth)の表題作「その日暮らし」の一部である。

「その日暮らし」は、若き日のオースターが、いかに金と縁がなく、とことん金運に見放され、腹をすかし、家賃の心配をし、作家になる夢もほとんど捨てかけたか、その一部始終を綴っている。これはオースターがもっとも得意とするテーマのひとつである。金や物のなかったころの話しを書かせると、この人はごく自然に、切実さを突き抜けた滑稽さを文章全体にみなぎらせることができる人である。もっとも本人は、べつに自分のことを書いているつもりはない、人間と金の関係一般について書いているつもりだ、と言っている。

ここで語られている、野球ゲームを考案し、さんざんみじめな目にあった末に結局1銭にもならなかったというエピソードは、オースターの書いたかずかずの貧乏ばなしのなかでも、とりわけ情けない、ゆえについ笑ってしまうエピソードだといえるだろう。だがこのベースボール・ゲーム、実はけっこうよくできていると思う。本文にもあるように、その簡易バージョンは普通のトランプでプレーすることができる。僕もやってみたが、終盤近くに逆転3ラン・ホームランが出て後攻チームが6─3で勝ち、2000年の日本シリーズ後半なんかよりずっと面白かった。
*************************************

というわけで、『アクション・ベースボール』というタイトルではありますが、とどのつまりはオースターの貧乏ばなしだったのです。
このゲームは、『Hand to Mouth』におまけとしてついています。でも、紙の両面に刷ってあるので、結局それでは遊べない、もう1セットないとダメということになりますが・・・。

しかし個人的には、オースターにはあんまり貧乏ばなしをして欲しくないんですけどねえ。武士は食わねど・・・というようなエキセントリックなイメージがあったんですが、あんまり貧乏ばなしをすると、妙に人間ぽくてリアルでいやだなあとも思います。
本人はべつに自分のことを書いているわけではないと言っているようですが、柴田さんもそんなことは信じていないといった感じですよね。
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[120] Re:『アクション・ベースボール』 From:ごろんちょ REPLY
2000/12/29 07:26
GQという雑誌、この辺で手に入るかどうかわからないのですが、見かけたら手に取ってみます。

でも、短編ってことは、今年は本の体裁では作品が紹介されないってことなんですね、ちょっと残念。

貧乏話か……。
読んでみないことには何とも言えないのですが、オースターって確かラジオ番組にも出演したりしてるんですよね。それもイメージ的にはあれ?って感じだったのを覚えています。
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[121] Re:ラジオ番組 From:schazzie REPLY
2000/12/30 11:39
彼のラジオ番組は、聴取者からの手紙でいいものがあれば、それをオースターが読み上げるという趣向らしいです。ネット上にもそのことが載っており、手紙を募集しているとありました。それがどこかで、彼の作品のヒントにもなっているかもしれませんね。
No.11 2004年02月17日 (火) 00時35分

 

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[119] 柴田さん訳の絵本 From:schazzie  REPLY
2000/12/28 23:05
もう1冊出たのを見てきました。タイトル忘れちゃった!
今度のもやはり手帳サイズですが、『うろんな客』よりは理解しやすいかもしれません。自転車の話です。
No.10 2004年02月17日 (火) 00時34分

 

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[115] ノーベル文学賞 From:schazzie  REPLY
2000/12/20 09:44
ちょっと前にここでノーベル文学賞の話が出ましたね。私が読んだ話が載っていた雑誌が出てきましたので、記事を載せておきます。

これから先、日本人が受賞するとしたら誰が最有力なんでしょうか。スウェーデン・アカデミーのノーベル図書館に著作が入っていない作家は対象外と言われています。また、故人も受賞できません。この2点を併せて考えると、現時点での最有力は吉本ばなな氏か村上龍氏・・・。

というわけです。この話、「ノーベル文学賞の賞金はどこから出てくるのか?」という、文学にはあまり関係のないテーマだったんですけど、テーマと関係のないところで思いがけず、再び陽の目を見たというわけです。
せっかくなので、賞金の話のほうは「雑学のススメ」のほうに載せようかと思います。

No.9 2004年02月17日 (火) 00時33分

 

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[104] 今朝の朝刊書籍広告によると From:つぼちゃん  REPLY
2000/12/07 17:39
嶋中書店"GQ Japan"1月号に、オースターの初訳(もちろん柴田訳)小説『アクション・ベースボール』掲載とか…買わなきゃ!
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[105] Re:やっぱりクリスマスにはオースター! From:schazzie REPLY
2000/12/08 01:06
予想に反して、そのような作品が出たのですか!?
たぶん『ミスター・ヴァーティゴ』が出るだろうと思っていたのですけど。
それにしても、そのタイトルは原書でも見たことがないですね。小説でなければ見当がつくんですけど、何だろう?短編?

ところで、GQって、何の雑誌ですか?雑誌じゃないの?
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[108] Re:GQ From:つぼちゃん REPLY
2000/12/08 03:37
すいません、レスミスりました。
雑誌です。男性向けの情報誌。
“お洒落な男の雑誌”がウリみたいで、ちょっと胡散臭いですけど。
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[110] Re:GQ From:schazzie REPLY
2000/12/08 18:19
> “お洒落な男の雑誌”がウリみたいで、ちょっと胡散臭いですけど。

(^m^)ぷふっ。
チャットで聞いたところによれば、「ヌードのないプレイボーイ」ってことでしたね。(笑)

それにしても、『アクション・ベースボール』とは、書き下ろしなんでしょうかね?読まれたら、ぜひ教えてください。
それとも、”お洒落な男の雑誌”を買ってみようかな?それもちょっと興味あります。(^○^)
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[112] 『アクション・ベースボール』 From:つぼちゃん REPLY
2000/12/10 23:01
自分で話題を振っておきながらまだ読んでなかったりします。
誰か読まれた方いらっしゃいますか?
ところでひとつ事実誤認の訂正を。
書籍広告には、“柴田訳”とは書いてありませんでした。訂正します。
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[113] Re:『アクション・ベースボール』 From:schazzie REPLY
2000/12/10 23:05
オースターの自作のベースボールカードは、『HAND TO MOUTH』に載っているんです。お正月にでも遊んでみます。しかし、遊び方を訳すのが難儀だな・・・。
No.8 2004年02月17日 (火) 00時32分

 

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[106] 『うろんな客』 From:schazzie  REPLY
2000/12/08 01:20
今日見てきました。柴田さん訳の絵本。大人の本の売り場にありました。
『ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで』はみつからなかったんですが、『うろんな客』はありました。これは確かに子どもには読めません。

左ページに英語と日本語のテキスト、右ページに絵がある構成なんですが、日本語は縦書き、しかも短歌調になっている!絵も子供向きではなく、黒1色のペン画のような感じ。しかも「うろんな客」とは何者かもわからない。突然家にいるんですね。
見た感じをいえば、ムーミンに出てくるスニフの耳をとったようなもの・・・。本のサイズは手帳くらいの大きさでした。

柴田さんの新しい試みとしては面白いとは思いますが、絵本として欲しいかと思うと、今ひとつ手が伸びませんでした。それに、目の前にシュワちゃんの新作映画のノヴェライゼーションが並んでいては、どうしたって、そちらに目が行ってしまいます。(^_^;

そんなわけで、途中まで立ち読みしただけで終わってしまいました。
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[109] Re:『うろんな客』 From:ごろんちょ REPLY
2000/12/08 07:55
手帳サイズとはこれまた……。
てっきり絵本サイズというか、もっと大判のものだとばかり思っていました。やはり絵本は実物を目にしないと駄目ですね。

でも、う〜ん、確かに買う気にはなれないかも。柴田氏の新しい試みってことなんでしょうね。
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[111] Re:『うろんな客』 From:schazzie REPLY
2000/12/08 18:23
>やはり絵本は実物を目にしないと駄目ですね。

ですね。
最初見た時、えっ!と思いました。
これ、例えばAmazonなどで買って、届いた時には、もっと驚くでしょうね。
しかし、大きくすると絵が耐えられないというのもあるかもしれません。ちょっと不気味な感じがするし。もともとそのサイズだったのかもしれませんね。
でも、柴田さんの訳は、うまく57577になっていて、なるほどーと思うものでしたよ。
No.7 2004年02月17日 (火) 00時31分

 

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[95] 下の書き込みの続きです From:schazzie  REPLY
2000/11/16 13:04
>「安心印」

それには納得します。
まず誤訳などの間違いがないだろうという安心と、表現などにもとんでもないものはないだろうという安心。何しろ、東大の教科書を作っているくらいですから、間違いがあっては困りますものね。

>もしも柴田訳の本に出会わなかったなら、私なんて一生英米文学と付き合うことなんてなかったと思いますから。

あらら、そうですか。
たしかに私もポストモダンが好きじゃないので、現代アメリカ文学なんかは毛嫌いしていたんですが、オースターも柴田さんの訳でなかったら、好きにならなかったかもしれませんね。
逆に柴田さんの訳だから嫌だという人もいますけど。

私がアメリカ文学を好んで読むようになったのは、オースターというよりもアーヴィングの影響のほうが大きいんですが、アーヴィングの場合は、文章が細部にわたって書き込んであるし、文法もしっかりしているので、誰が訳してもそれなりに作者の意図はきちんと伝わると思うんですが(書き込んであるからこそ訳しにくいというのもあるようですが)、オースターの場合は本人も詩人だっただけあって、訳す人によってニュアンスが微妙に違ったりするのではないでしょうか。
柴田さんも、そういった作家を好んで訳しているようにも思います。

> ただ、柴田元幸訳、ってだけで、書籍業界は大々的に宣伝してしまう傾向

しかし、どうしてこんなにブームになったんでしょう?
翻訳家自身がこれほど有名になるなんてことは、今まであまりなかったようにも思いますが・・・。
柴田さんの実力が広く認められたのか、あるいは訳した作家がよかったのか・・・?やっぱり作家あっての翻訳家だから、作品が良かったというのも大いにあるとは思います。

>作者のインタビュー記事の翻訳が載っていましたけど、あまり好感は持てなかったような……。

ごろんちょさんは、ハリポタはあまりお好きじゃなかったんですよね?いろいろなところにローリングのインタビューが載っていますが、Amazonの記事は読んでいないので何とも言えませんけど、生活保護を受けたりして、かなり苦労をした人らしいので、こうまで売れてしまうと、そのギャップにとまどっているというのもあるでしょうね。<これは控えめに言っています。
盗作騒ぎなどもありましたが、あれはどうなったんでしょうか?

>あまりスラスラ読めてしまうのは、作品としては出来がわるいという感覚もいまだにあるみたいですね。

それはなんなのでしょう?
書いた本人が十分納得しているなら他人は何も言えませんけど、読んでもらうための本ではないんでしょうか?でも、それは絵画の世界などにもある、売れ筋と芸術は違うという感覚なんでしょうか。一読者としては、「わけのわからないものは読まない」というだけですけど。

>多くの人が読んでこそ、作品の価値ってのはあると思うんですけどね。

読者としてはそう思いますよね。でも業界にいる方々は違うんでしょう。日本人は出る杭を打つほうですから、売れると逆に反感をもたれてしまうのかもしれない。

ちなみに現在日本でノーベル文学賞をとるとしたら、村上龍と吉本ばななだそうです。これは、ノーベル図書館に蔵書がある作家が対象になるので、この二人の本が図書館にあるためというだけのことなんですけど。(^_^;
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[96] Re:下の書き込みの続きです From:ごろんちょ REPLY
2000/11/17 08:18
あれ、ノーベル賞に一番近いのって、吉本ばななと村上春樹じゃありませんでしたか?

大江健三郎が受賞した頃に、次はこのふたりが一番近いけれども、もしも受賞しちゃったら、芥川賞の委員会はメンツがないよね、みたいな論調の文章を読んだ記憶があります。

ハリポタは嫌いではないのですが、世間がさわぐほどの作品だとは思わない……、ってところです。でも、本離れしている子供たちを本の世界へ引き戻したのだとしたら、その功績は大きいですね。
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[97] Re:ノーベル賞 From:schazzie REPLY
2000/11/17 18:24
私も何か雑誌で見たんですけど、あれ?春樹のほうじゃないの?と思った記憶があります。
実際には春樹氏のほうが近いのかもしれませんが、ノーベル図書館にあるのは龍氏のほうなので、ノミネートの条件を満たしているのは龍氏のほうということなんでしょうね。図書館に所蔵する条件というのが何なのか、全然知りませんけど。

ハリポタの件は、ちょうどハリポタBBSでも書いていたところです。実際、私も1度読んだだけではそれほどでもなかったです。じっくり読むと、いろいろなパロディが出て来たり、それこそ韻を踏むというような原文でしかわからないものが出てきて、そういう仕掛けがとても面白いと思うようになりました。欧米の文化に精通していないとわからないといったこともあるようです。そういう部分が、大人をもマニアックにさせる要因だと思います。
私も「ここがおもしろい」とはっきり指摘できないのがもどかしいんですが、パロディ好きなんで、うまいパロディなんかがあると、もううれしくてしょうがないってところでしょうか。
ノーベル賞には程遠い作品が好きってことかも・・・?
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[98] Re:下の書き込みの続きです From:ごろんちょ REPLY
2000/11/17 23:23
ああ、そうだったんですか。<村上龍
となると、私が読んだ記事とschazzieさんの読んだものとは、別みたいですね。確か村上龍は芥川賞を取ってますから、そうなるとメンツが云々という展開にはなってないと思いますから。

そっか。パロディーがあるんですね、ハリポタ。私は、そういう細かい仕掛けを英語でも日本語でも見抜くのが下手で、あまり楽しめないんです。読みが甘いのかも。
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[100] Re:龍と春樹 From:schazzie REPLY
2000/11/18 20:54
私が読んだのは、村上龍がノーベル賞をとれそうだということではありません。作品がノーベル図書館に入っているかどうかってことです。
ちょっとまぎらわしいですね。

ハリポタはいろいろな仕掛けがあるので、イギリス人でも読むのが難しいと言われていますが、子供って意外にそういうところはすぐ察知するんですね。大人よりも偏見がない分、素直に入り込めるのでしょう。
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[101] 龍と春樹 From:ごろんちょ REPLY
2000/11/19 07:56
>私が読んだのは、村上龍がノーベル賞をとれそうだということではありません。作品がノーベル図書館に入っているかどうかってことです。

ああ、なるほど。なんか勘違いしてました(^^ゞ でもどんなところなんだろう<ノーベル図書館
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[102] Re:龍と春樹 From:schazzie REPLY
2000/11/21 19:24
全く違う作風で、姿かたちも違うのに、まぎらわしいですね。龍氏のほうは、最近は社会問題にも取り組んでいるようだし。
No.6 2004年02月17日 (火) 00時29分

 

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[90] 柴田元幸さん From:ごろんちょ  REPLY
2000/11/14 07:40
えっと、オースターの話題ではないので、場所違いだったらご指摘下さいませ。

柴田さん、今度は絵本の翻訳だそうです。
エドワード・ゴーリー(知らない……)という作家の大人向け絵本シリーズだそうです。
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[91] Re:柴田元幸さん From:schazzie REPLY
2000/11/14 18:56
>オースターの話題ではないので、場所違いだったらご指摘下さいませ。

全然構いません。お好きなことを書いてくださって結構です。場合によっては、他の掲示板にも転載させていただくこともあるかもしれませんけど、どうぞご自由に。

> 柴田さん、今度は絵本の翻訳だそうです。
> エドワード・ゴーリー(知らない……)という作家の大人向け絵本シリーズだそうです。

Amazonで見たら、下記がヒットしました。これはもう訳されているんですね。知らなかった。
ごろんちょさんのおっしゃっているのは、違う作品なんでしょうか?

「ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで」
エドワード ゴーリー (著), Edward Gorey (原著), 柴田 元幸 (翻訳)

でも絵を見ると、ただの子供の絵本て感じじゃないです。柴田さんの感覚にマッチする何かのあるお話なんでしょうか?
紀伊国屋に行ったら、探してみたいと思います。果たして子供の本のコーナーにあるかどうか・・・。
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[92] Re:柴田元幸さん From:ごろんちょ REPLY
2000/11/15 07:05
そうです、そうです。この「ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで」という作品です。もう発売になっているんですね。

この作家の絵本は、子供向けではなくて、最初っから「大人向けの絵本」ってことになっています。なんでもエドワード・ゴーリーってのは「韻を踏んだ文章とモノクロの線がによるユニークな作品で知られる」作家のようです。このギャシュリ……も「26人の子供が恐ろしい運命に出会う様子をアルファベット順に並べ、ブラックユーモアとして描く」と紹介されています。

この後にも「うろんな客」「優雅に叱責する自転車」の刊行がすでに決まっているようです。

こういう書籍こそ実際に手にとってから、買うか買わないかを決めたいところなんですが、それも叶いそうにないので、もしも本屋で見つけた時には、ぜひぜひ印象なんかを教えて下さいね。
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[93] Re:韻を踏む From:schazzie REPLY
2000/11/15 18:36
>エドワード・ゴーリーってのは「韻を踏んだ文章とモノクロの線がによるユニークな作品で知られる」作家のようです。

確かに何か子供にはちょっと怖い絵なのではないかという感じですね。ハロウィーンの話で有名なティム・バートンのような感じもしましたが。
韻を踏んだ文章というのは、日本語にするのは難しいですよね。子供の本にはよくあるんですが、柴田さんくらい言語に精通していないと、なかなか上手く訳せないと思います。意味は訳せても、言葉の音やリズムの面白さまでは十分に表現できないですものね。

>「うろんな客」「優雅に叱責する自転車」

タイトルからして子供向きじゃないですよね。
「うろんな」とは、どういう意味でしょう???大人でもわからない〜!(^_^;

>もしも本屋で見つけた時には、ぜひぜひ印象なんかを教えて下さいね。

わかりました。今日紀伊国屋のクリスマスフェアに行こうと思ったんですが、雨に負けました。(^_^;
今週中には行くつもりでいますので、見つけたらよく見てきます。

そういえば、ハリポタの中国語版を観察してくるというのもあったっけ。ハリポタは中国語でなんと言うか?を見てくると約束しているんです。
たしか「波璃甫多」みたいな4文字の当て字だったと思うんですけど、サブタイトルが神秘的なんたらかんたらというんです。
ちと脱線しちゃいましたね。

しかしハリポタを含め、子供の本のほうが翻訳は難しいと感じています。
難しい言葉を使えば表現できるのに、噛み砕いて言うとなると、何と言えばいいのか悩むんですね。
ことさらやさしい言葉を使う必要もないと思いますが、少なくとも一度は噛み砕かないと、本当の意味が伝わらないような気がします。
大人の本でも、やたら難しい言葉を使う人がいますが、その人は本当にその言葉を理解しているのだろうか?と疑問に思うことがあります。学術書などでない限り、読者にすんなり受け止められる言葉を用いることが大切だと思うんですけど、逆になかなか難しいことですね。そのあたりを柴田さんがどのように処理しているのか、実に興味津々です。
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[94] Re:柴田元幸さん From:ごろんちょ REPLY
2000/11/15 23:12
えっと、ダヴィンチだか何だかで柴田さんの翻訳書を指して「安心印」などと言ってましたね。柴田さんの翻訳書には、はずれがないという意味らしいですけど(笑)

それにしても、柴田さんの活躍を見ていると、大学で授業を教えるのだけが(助)教授の役目じゃないよな、と思います。もしも柴田訳の本に出会わなかったなら、私なんて一生英米文学と付き合うことなんてなかったと思いますから。

ただ、柴田元幸訳、ってだけで、書籍業界は大々的に宣伝してしまう傾向があるようですけど、彼の訳書がすべて万人向きかというと、案外とそうでもないんですよね。

そっか、ハリポタは中国語にもなってるんですね。Amazon.co.jpに作者のインタビュー記事の翻訳が載っていましたけど、あまり好感は持てなかったような……。

小難しい文章の作品ってのは、あれは意識的にそうしている部分もあるみたいですよ。特に純文。わざと難しい文章にして、ひっかかりを作って、そのシーンを印象深いものにするんだとか。あと、あまりスラスラ読めてしまうのは、作品としては出来がわるいという感覚もいまだにあるみたいですね。

村上春樹と吉本ばななが芥川賞を取れないのは、なぜか?みたいな話がずいぶんと前にありましたけど、ああいう多くの人の支持を受ける作風は、純文界ではあまり好かれないようです。多くの人が読んでこそ、作品の価値ってのはあると思うんですけどね。
No.5 2004年02月17日 (火) 00時28分

 




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