鬼退治~魔滅(豆)まき (6534) |
- 日時:2012年02月03日 (金) 06時54分
名前:伝統
今日は節分です。
節分の行事として、 地域によりましては節分に鰯(いわし)の頭を焼いて柊(ひいらぎ)の枝 に挿し戸口にかかげる慣わしも残っているそうです。
鬼は鰯の臭いを嫌がり、やって来ても柊の刺に目を突かれたりして 中に入って来れないと考えられていたようです。
鰯のようなつまらないものでも、信じる心さえあれば、大変にありがたく思えて くるという意味の「鰯の頭も信心から」という言葉は、この行事に由来しています。
もしかしたら、「今の教え」では、総裁○○氏が「鰯の頭」に該当するのかも知れません。
豆は「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、 一年の無病息災を願うという意味合いがあります。
豆まきは、もともとは年越しの厄払いの行事で、鬼の目、つまり「魔目(まめ)」 めがけて豆を投げれば「魔滅(まめ)」につながるといういわれがあります。
<参考Web:豆まきの由来> http://www.kanshundo.co.jp/museum/saijiki_yogo/setubun01.htm
そこで、今夜の「豆まき」は、それぞれの家での「鬼は外、福は内」に加えて、 「○○の教え」と称して君臨する人たちの目(迷いの目)をめがけて(イメージでもOK) 「鬼は外、福は内」と唱えてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、「魔滅(まめ)」につながり、 「○○の教え」で君臨している人たちの実相顕現と、 速やかな「本流復活」にもつながるかもしれません。 (笑)
さて、「おに」の語源については『倭名類聚鈔』(937年頃)に 「鬼は物に隠れて顕はるることを欲せざる故に俗に呼びて穏と云うなり」とあり 「隠(おぬ)が訛ったもの」という説があります。
また、節分の豆まきは室町時代から行われていますが、 もっぱら暗闇に向かって豆をまいていたのだそうです。
鬼は「闇・迷い」を表現したもののようです。
豆まき(魔滅)で、「迷いなし」「闇なし」と現象を否定し、 明朝(立春の朝)からは、福(實相)のみを現わしていきますと 宣言するのが節分の行事でもあります!
<感謝合掌 平成24年2月3日 頓首再拝>
|
|