祈るだけで遺伝子がオンになる (4613) |
- 日時:2011年09月24日 (土) 07時45分
名前:伝統
(1)祈りにはすごい力が秘められている
@近年、アメリカにおいても 医学・医療分野における 西洋医学以外に基づく医療の 割合が、半分以上となりつつあり、この事実に驚いたアメリカ政府は、この分野に 多額の予算をつける傾向が 増しているとのことです。
もっとも、祈りが治療に有効と認めている医学者でも、 その多くは プラシーボ効果にすぎないとも考えています。
しかし 近年行われた 心臓病患者による実験では、他人に祈られた患者は、 そうでない患者より 人工呼吸器・抗生物質・透析の使用率が少ないという結果が 出たそうです。
しかも 西海岸にある この病院に近いグループからの祈りも、 遠く離れた東海岸からの祈りも、同様の効果がありました。
また これらの患者は、祈られていることを知らされていなかったそうですから、 プラシーボ効果では 説明できないものです。
A重い心臓病患者393名を対象に、一人一人に向けて回復の祈りを行ない、 祈らないグループとの比較をしてみました。
そうしたら、祈られたグループの患者群は、祈られなかったグループの患者群より、 明らかに症状が改善されていました。
祈ることが何らかの形で心臓病を患った人たちに良い影響を及ぼしたと報告されたのです。
B祈りには、病気を癒し、心身の健康を保つ大きな力が秘められている。
C自分が祈るだけでなく、他人が祈っても効く、当人が知っても知らなくても効く。
(2)祈りは好ましい遺伝子をオンにする
@世の中には、いろいろな才能や個性を持った人がいます。 身体の強い人、頭の切れる人、優しい人、元気な人……。 この違いは遺伝子のちょっとした差にすぎません。
ある遺伝子が活発に働くと、その能力が出てきます。 その遺伝子が働かないと、その能力は出てきません。
Aそこで最大の問題は、遺伝子をどう働かせるかということです。 自分にとって望ましい遺伝子が働いてくれれば、すごく都合がいい。
この遺伝子を働かせることを遺伝子オン、 眠らせておくことを遺伝子オフと、便宜上呼んでいます。
Bこの10年ほどの間に盛んになった祈りの研究から見えてきたのは、 「祈りには好ましい遺伝子をオンにし、好ましくない遺伝子をオフにする効果が ありそうだ」ということなのです。
Cたとえば、ハーバード大学医学部のハーバート・ベンソン博士は、 祈りが効果的に働いた病気として、高血圧、心臓病、不眠症、ガン、エイズ、 うつ病、リウマチなどを挙げています。
D良い祈りが病気を癒す力は、驚異的なものがあります。
(3)「祈り」イコール宗教的行為とは限らない
@遺伝子は間違いなく生命を司っています。 遺伝子の情報とその指令がなかったら、たった1個の細胞すら生きていけないのです。
遺伝子は精巧にして絶妙な生命の働きに関わっています。
Aこれらの遺伝子の持つ膨大な情報と、秩序だった働きは、科学の常識や人知を はるかに超えた大きな存在を想定せざるをえません。
それを私たちは「サムシング・グレート」(偉大なる何ものか) と呼んでいるのです。
B宗教を信じていなくても、困ったときや何か強い願いごとがあるとき、 人は思わず祈ってしまいます。 祈りに無縁な人間は一人もいない、と言っていいでしょう。
(4)まず心の底から祈ってみる
@ジャック・マイヨールの素潜り。
A遺伝子は常に命を守る方向に働いています。 Bあなたがもし強く望むことがあるなら、まず心の底から祈ってみるといい。 その祈りが生命の調和を乱さないものであるなら、遺伝子に好ましい影響を 及ぼすことは間違いありません。
C偉業を達成するとき必要なものは何でしょうか。 未来に向けての夢、希望、期待などでしょう。
それらは全部祈りと言ってもいいものです。 祈りは宗教の占有物ではなく、生きる糧なのです。
<平成23年9月24日 記>
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