[1749] ≪04/12今日のお喋り≫
投稿者:五茶
投稿日:2006年04月12日 (水) 06時01分
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●アメリカ南北戦争
1861年4月12日、南軍が北軍のサムター要塞を攻撃し、アメリカ南北戦争が開戦した日です。
▼南北戦争(英語を直訳すると 「アメリカ市民戦争」 )とは、 1861年から1865年にかけてアメリカ合衆国に起こった内戦です。
奴隷制存続を主張する南部諸州のうち11州が合衆国を脱退してアメリカ連合国を結成しました。 合衆国にとどまった北部(23州)との間で戦争となったものです。
私は奴隷制度開放の聖戦とお思っていましたが、 どうも南北経済の格差が生んだ戦争のようですね。
▼背景 当時、南部と北部との経済・社会・政治的な相違が拡大していた。
◇南部では黒人労働奴隷により支えられた農業中心で綿花をヨーロッパに輸出していた。 南部は自由貿易を望んでいた。
◇北部では急速な工業化が行われており、そして、商工業振興のため、保護関税、交通網の整備などが求められていた。 南部に比べて保護貿易への期待が高かった。
▼戦争の経過 ◇1861年4月12日に南軍が連邦のサムター要塞を砲撃して戦端が開かれた。 (サムター要塞の戦い)。 1865年4月9日にはリー将軍が降伏して、4年に亘る南北戦争は事実上終了した。
◇最終的な動員兵力はリンカーン大統領の北部で156万人、南部では90万人である。
62万人の死者を出し国土を荒廃させることとなった。
▼この戦争は、日本に例えたら西日本と東日本が東西で交わした内戦です。 62万人の死者を出しての内戦、よっぽど戦争好きなお国柄なのかな? と思いました。
・余談ですが、 この戦争で、リンカーンが演説した中で後に有名になた、 ≪人民の、人民による、人民のための政治≫ (government of the people, by the people, for the people) という文言が 有名です。
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