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No.199 巨石観察ノート2014年版17 山梨県山梨市牧丘町西 大石神社の巨石 その13 投稿者:滝おやじ     投稿日:2014年06月06日 (金) 22時48分 [返信]

 原甲石を復元してみました。
 画像は、甲石を北東側から見た画像。後ほど、神社正面側から見た測量図を出します。
画像の手前建物は神社拝殿、その奥の別棟が本殿です。
 甲石は本殿に被さるように接しています。本殿右の巨石は、原甲石北東側上部が剥離して落下した分離岩片の産屋石。画像中の標尺は5m。
 原甲石は、大石山山頂にあった巨大なコアストーンで、現在、破断して数個の岩塊に分かれ、原位置に残っている岩塊が甲石、分離した岩塊は、影向石、産屋石、浮舟石などです。分離した岩塊群を復元すると高さ7m×直径14mほどと復元されます。
 余談ですが、説明看板には甲石の高さが12mとなっています。この数字は、「山梨市史」採録の(大石神社)「神社御由緒調査書」(市史の解題によれば、大正4年頃作成と推定されている)に、高さ四丈二尺とあり、その辺の数字を換算したものと思います。
 現地で見ると、明らかに過大です。画像には甲石の頂上付近(頂上は、ほぼ平らなので、正確には頂上の肩)が写っていますので、5mの標尺との比較からも12mはないことがわかります。
 後で測量図を出しますが、神社境内地からの比高が7.5mといった所でした。後述するように、甲石は、根石ではなさそうで、底部も丸い形をしているとすると、厚さ(=高さ)7m+だと思われます。・・・・もっとも、12mでなくても、巨大なことに変わりはありませんが。(^o^)

No.200 甲石を南側から見る 投稿者:滝おやじ     投稿日:2014年06月07日 (土) 11時11分

南側の屏風石側から見た画像です。
 手前の剥離して転倒している岩片が浮舟石。
 後ろの、縦に割れ目が入って破断開口・分離している岩片が、影向石。
 下図で模様をつけた面が、原甲石コアストーンの表面。
 神社本殿側の側面は、上部が、本殿の屋根に接する所で、垂直に人工カットされています。側面下部は、浮舟石側の破断面のようにオーバーハングしていて、こちら側もおそらく剥離分離したと思われるが、神社建造の際(中世以前)に除去されたものと思われます。
 浮舟石や影向石を元の位置に戻すのは頭の中では容易ですので、原甲石の形を想像でき、鏡餅形というよりタマネギ形の丈の高い球形をしているのが分かります。
 なお、こちらの画像でも、標尺(5m)を立てて撮影しました。

No.201 甲石東面の計測図 投稿者:滝おやじ     投稿日:2014年06月08日 (日) 19時29分

 原甲石の復元をするため作図。東側の大石神社正面側から、甲石東面と産屋石を見た図です。
 甲石の前面は、前に書き込んだ様に、側面が1m近くオーバーハングしていて、その先が垂直にカットされていて人工と思われます。またハングの下の凹所は、剥離趾と思われますが、剥離した岩片は神社建物下には見えず、撤去されているようです。
 図として描くと、甲石の後半分が割れて、石のある緩斜面の傾斜方向に辷って移動し、移動してない前半分から、1.5mぐらいズレているのが見えます。
 これは、原甲石が緩傾斜尾根の稜線上にあり、その後ろ半分が、石のある緩斜面に沿って稜線両側に割れて開口し、原甲石の左側が左手に動いて前述の影向石などになり、右側も図に示すように動いているためです。
 また、甲石の底が見えるのは、本殿周辺の部分ですが、神域なので立ち入れません。見たところ、甲石は根石でなく、石の底は基盤の花崗岩が風化したマサのようです。
 大石山の山頂にある巨岩は、皆、根石でなく、マサ中の巨大なコアストーンであると観察しています。
 このような、根石でないコアストーンの場合、根石と違って動き易いであろうと予想されます。
 これの引き起こした現象として、(1)隣の、原屏風石コアストーンの破断移動 (2)大石山に隣接した「花後薬師の丘」の山腹にあった4重の巨岩石塔が、最下層の岩塊の回転・辷り落ちにより倒壊したこと、などがあげられます。

No.205 甲石岩塊群平面図 投稿者:滝おやじ     投稿日:2014年07月10日 (木) 15時03分

諸事繁忙と体調不良で間が空いてしまいました。気を取り直して、甲石の続き。
 原甲石が破断散乱した岩塊群を甲石岩塊群として、図化しました。
 屏風石岩塊群のように広く散乱していないで、元の位置近くに残っているので、この現況図で原甲石のイメージとそれがどのように破断して移動しているのかがわかります。
 直径15mぐらい、高さは7.5mぐらいの、鏡餅形というよりタマネギ形のコアストーンで
した。
 コアストーンが尾根上に露出後、前半分は側面がはげ落ちて、浮舟石と産屋石が分離し、後ろ半分は、縦の割れ目が入って3つに割れ、1/3は影向石となり、1/3は数片に分かれて離れています。 



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