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グッキーのお勉強

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[109] 題名:熱弁を振るう 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月27日 (月) 09時11分

○彼は聴衆を前に熱弁を振るった。
×彼は聴衆を前に熱演を振るった。
「熱弁」は、熱のこもった弁舌の意で、「熱弁を振るう」は、熱っぽく語る
ことである。「ふるう」は、自分の持っている能力を十分に表すことをいう。
「熱演」は、熱心に演技や演奏をすることだが、「熱演をふるう」とは
いわない。単に、「熱演する」で十分。
(参考)「振るう」を使った慣用句には、「腕を振るう(技術や能力を大いに
発揮する)」「大鉈を振るう(思い切った整理・削除をする)」
などがある。

〔番外編〕その333 「小豆島の方言集」より
     もくたい=全然『すごく悪いときに使う』
     あいつもくたいすかん


[108] 題名:ぬれ手で粟 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月26日 (日) 09時47分

○ぬれ手で粟のぼろもうけ。
△ぬれ手に粟のぼろもうけ。
「粟」は、イネ科の一年草。五穀の一つで、昔は重要な食用作物であった。
ぬれた手で粟をつかむと、たやすくたくさんくっつくことから、苦労せずに
利益を得ることを「ぬれ手で粟」という。「ぬれた手に粟がくっついてくる」
という意味あいから「ぬれ手に粟」という言い方を認める辞書もあるが、
本来はぬれた手で粟をつかむ意であり、「ぬれ手で」である。

〔番外編〕その332 「小豆島の方言集」より
     もうて=回って
     もういっぺんもうてこい


[107] 題名:盗人にも三分の理 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月25日 (土) 13時24分

○盗人にも三分の理というから、彼の言い分も聞いてみよう。
×盗人にも五分の魂というから、彼の言い分も聞いてみよう。
「三分」は、わずかなことのたとえ。「理」は、理屈の意。「盗人にも三分の理」
は、「盗人が盗みをするのには、それなりの理由がある。その気になりさえすれば、
どんなことにも理屈がつけられる」ということのたとえ。「泥棒にも三分の理」
ともいう。「五分の魂」は、「一寸の虫にも五分の魂(小さくて弱い者にも、
それ相応の意地・感情があるから、ばかにしてはいけない)」と混同した言葉の
取り違えで、×の用例は誤り。

〔番外編〕その331 「小豆島の方言集」より
     めぐ=こわす
     転んで自転車がめげた


[106] 題名:人気の秘密 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月24日 (金) 11時18分

○彼女の人気の秘密は、その人柄の良さにある。
×彼女の人気の秘訣は、その人柄の良さにある。
「秘訣」は、人に気づかれにくい、特別に効果のあるよい方法の意で、
×の例文は、彼女が人気を保つために意識的に何らかの方法を講じて
いる感じにとれる。それは「本来から備わっている人柄の良さ」とは
結びつかない。ここはやはり「人気の秘密」がふさわしい。
(参考)「秘訣」は「成功の秘訣」などと使う。

〔番外編〕その330 「小豆島の方言集」より
     むりこむざん=無理矢理
     むりこむざんに割りこんできた


[105] 題名:二の句が継げない 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月23日 (木) 02時12分

○あまりの暴言に二の句が継げない。
×あまりの暴言に二の矢が継げない。
「二の句」は、次に言い出す言葉。「二の句が継げない」は、あきれたり
驚いたりして、次の言葉が出てこない、あきれてものがいえないという
意の慣用句。「二の矢」は、最初の矢(一の矢)に次いで射る矢で、
「二度目にとる手段」を意味する。「二の矢が継げない」は、続いて
打つ手がないときに使う言葉で、「暴言に二の矢が継げない」とはいわない。
(参考)平安時代に吟じた「朗詠」で二番目の句を「二の句」といい、
その第一句から二の句に移るとき、急に高音となるため、つづけて
吟じるのがむずかしいことから出た言葉とされる。

〔番外編〕その329 「小豆島の方言集」より
     むとい=無法な、無鉄砲な
     兎の耳を掴んで振り回すとはむとい奴や


[104] 題名:並大抵 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月21日 (火) 10時04分

○一千万円貯めるのは並大抵のことではない。
×一千万円貯めるのはなまなかのことではない。
「並大抵」は、ふつう、ひととおり、なみなみの意。「なまなか」は、
「生半」と書き、中途はんぱ、なまはんかの意。庶民が一千万円貯める
のは、なみなみのことではないので、○の例文が正しい。
(参考)「なまなか」は、「なまなかのことはするな」などと使う。

〔番外編〕その328 「小豆島の方言集」より
     むつごい=@油っこいA味が濃いBしつこい
     むつごうて胸にもたれる


[103] 題名:名は体を表す 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月20日 (月) 10時22分

○名は体を表すというから、男の子は強そうな名前がよい。
×名は態を表すというから、男の子は強そうな名前がよい。
「体」は、物事のもとになるもの、実体、本質をいい、「名は体を表す」で、
名前はそのものの実体をいい表している、名と実体はよく合っているという
意となる。「態」は「ようす、形」などをいう。同音の言葉を取り違えた
×の例文は誤りである。

〔番外編〕その327 「小豆島の方言集」より
     むさんこ=めちゃくちゃ、むやみに
     むさんこに頑張っとる


[102] 題名:泣く子と地頭には勝てぬ 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月19日 (日) 20時24分

○泣く子と地頭には勝てぬ、とあきらめた。
×泣く子と地蔵には勝てぬ、とあきらめた。
「地頭」は、平安時代、荘園の領主の命を受けて土地の管理にあたった者。
鎌倉時代には幕府の職名を指すようになり、荘園の管理だけでなく税の
取り立てや治安の維持も行った。
 「泣く子と地頭には勝てぬ」は、泣いてだだをこねる子供と権力のある
地頭には勝てないことから、道理のわからない者や横暴な権力者には、
従うほかないということ。×の例文の「地蔵」は、「地頭」と音が似ている
ための誤り。

〔番外編〕その326 「小豆島の方言集」より
     みよるまに=短い間に
     みよるまに済んだ


[101] 題名:ない袖は振れぬ 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月18日 (土) 08時21分

○ない袖は振れぬ、というのが実情だ。
×ない袖は絞れぬ、というのが実情だ。
「袖」は、和服のたもと。「ない袖は振られぬ」ともいい、ないものは
どうしようもない、出したくても出せないということのたとえ。
「ない袖は絞れぬ」でも意味は同じようだが、慣用句では「ない袖は振れぬ」
が正しい。

〔番外編〕その325 「小豆島の方言集」より
     みもち=妊婦
     みもちやから葬式に行けん


[100] 題名:取りつく島もない 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月17日 (金) 10時22分

○君にそう言われては取りつく島もない。
×君にそう言われては取りつく暇もない。
「島」はここでは、頼れるもの、助けになるものを意味する。「取りつく島もない」
とは、頼れるところもなく、どこにすがってよいかわからないこと、また、相手が
つっけんどんで話の進めようがないことをいう。
×の例文は「ひ」と「し」の混同による誤り。

〔番外編〕その324 「小豆島の方言集」より
     みみそ=針の耳穴
     みみそが見えにくうて糸が通らん




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