まことさん、皆さん、お元気でしょうか。

３月の兼題は「すみれ」にしたいと思います。

○５．夕方の下校の鐘や日脚伸ぶ
昔、夕方になるとどこからか「夕焼け小焼け」とか流れてきました。早く帰らなければと気が急き心細かったことを思い出します。
郷愁に浸りました。
○１２．クレソンのまだ一抓み水光る
きらきらと流れるせせらぎ、緑、冷たい空気、寒さが少し和らいだ空の青。目に浮かびます。
○１６、薄氷を残せし池の黒さかな
薄氷の下にはまだ冬が黒くうずくまっている。池の周りはモノトーン、寒そう。
○１９.春の風邪癒えての怠けごころかな
その通りでした。もう大丈夫なのにいつまでもぐずぐずしていました。あー、耳がいたい。
○２１.春の風邪陽ざしに身体預けをり
お日様はほんとに暖かい。わが家の猫たちは日当たりの良い窓辺でほこほこしています。
以上、失礼いたしました。うづら