[3248]選句と感想 投稿者:甘 メール HOME
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まこと さん、みなさん、こんにちは。
広島はようやく30度を下回る日が続くようになりました。
<選句・感想>
◯6. 月の径帰る白星力士かな 幕内上位の力士でしょう。付き人を従え太鼓腹を突き出しての帰り道の姿とその向こうの月も見えてきます。 ◯11. 街路樹に波打ち寄する野分かな この秋の台風により、溢れた海水が街路樹へぶつかる様子が伝わります。
◯8. 恙なき独り住みらし秋簾 天気の良し悪しで巻き上げられたり、降ろされる簾の様子から、主の佇まいを感じられたようです。
◯16. 台風や飛ばさぬ手紙飛ぶ帽子 強風に逆らいポストへ急ぐ作者の苦闘が動画のように伝わります。
◯17. 倒れ伏す草に実のあり台風過 台風一過の散歩。倒れた草を中腰になって様子見される作者が見えます。
◯20. 断髪の思ひ定まる野分かな 周囲の様子が一変した野分け後、大きな決断でしたね。
◯23. ランナーのどつと繰り出す野分あと 週一、週二のランナーにとっては、少々風が残っていても嬉々として走り出します。 以上
投稿日:2018年09月17日 (月) 16時59分
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