[3350]第181回3月あさにが句会・作者発表 投稿者:遊凪 メール HOME
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皆さん こんにちは。(^o^)
第181回3月あさにが句会・作者発表です。
1 落日は黄ばみてにじむ黄砂ふる/ゆう 2 霾るや教へることの難しさ/遊凪 3 水温む青のみ書けるボールペン/甘 4 雪やなぎ風の記憶をたぐり寄せ/うづら 5 春陽を透かしてみせる小径かな/遊凪
6 霾るやこの轟音はオスプレイ/甘 7 潮の香や霾ごとき写真帳/うづら 8 ランナーの蹴り足高し春北風/甘 9 初虹をポケットに入れ逆上がり/うづら 10 霾るや見るに見えぬかあの向こう/遊凪
11 黄塵の島にし隠れキリシタン/泥亀 12 散る花を愛(を)しみ掃かざり梅の花/ゆう 13 霾れるつくば平野は砂交じり/掃半 14 よなぼこり島に一つの診療所/泥亀 15 平成の霾る道も名残惜し/掃半
16 霾や昭和の墓の鈍色に/泥亀 17 あきらめし富士を望むも霾れる/掃半 18 霾るや思ひは遠く古代へと/ゆう
拙い代理当番でしたが、お付き合いを有難うございました。 お礼申し上げます。
投稿日:2019年03月23日 (土) 07時44分
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