[3495]今月の選評 投稿者:まこと メール HOME
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皆さん、こんにちは(^^)
東京は今朝、今季最低の気温となりました。 全国的に真冬の寒さとなっているようです。 遊凪さん、今月も句会のお世話ありがとうございます。
「神渡し」難しかったですか? 神無月に関連する、神渡し、神の旅、神の留守、神迎え、などの一連の季語は、ロマンがあって好みです。 実体のない言葉ですから、具体的なものと取り合わせ易く、そういう意味では作り難いということはないと季語だと思います。 ただ、この季語に限らず、取り合わせはつき過ぎではつまらない句になりますし、離れ過ぎていれば理解不能の句になってしまいます。そこが少し難しい。 しかし取り合わせの距離感には正解というものはありません。作り手読み手の感性の相性だと思います。 自分にはどうもよく解らない句だとしても、他の誰かにとっては共感できる忘れられない句になる、といういうこともあります。そういう出会いのために作句や選句をする場が句会です。 これからもこの句会で、いい句とたくさん出会いたいな、と思っています。
遅くなりましたが、今月の選評です。
3 なかなかに言うこと聞かぬ七五三 〇七五三のお宮参りくらいは神妙にしてくれるだろう、との予想は大外れでしたね。せっかくの正装も残念なことになってしまたかも。その内これもいい思い出話となりますね。この句会は歴史的仮名遣い使用ですので、表記は「言ふ」でよろしく。
9 神渡し猫と見送る月の舟 〇神渡しで月の舟を見送っているだけでは、少々物足りなさがありますが、猫が同席することによって温もりが加わりました。作者の心の中の奥行きも読み手に伝わって来るようです。
以上、恐々謹言でした(;’∀’)
暮れに近づき、ご多忙の方も多いのでしようか?お休みの方が増えて残念です。 もしや難題のせいだったら申し訳ありませんでしたけれども・・・。
投稿日:2019年11月22日 (金) 12時38分
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