[3521]選句・選評します 投稿者:泥亀 メール HOME
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皆さん、今日は選句・選評します。
8 〇 靖国の鳥居屹立初御空 正月は同じ空でありながら、晴れるにつけ曇りにつけ、 やはり常より美しく感じられるのは、見る側の初々しい 気持のである。鳥居を通して靖国の弥栄を描写している。
12〇 蝋梅の青空連れて咲きにけり 冬、葉先に先立って香気のある黄色の花を沢山つけて蝋細工 のように半透明で光沢のある蝋梅が青空のもとに咲いている。 青空連れては、蝋梅に対する最高の挨拶句である。
14〇 育める内なるひかり冬木の芽 冬木の芽は、密生した毛などで保護されて寒気や積雪に耐えや すいようになっている。冬季は活動を休止しているが、内部で は多くの栄養を蓄えて春に備えて待ている様子を激写している。
妄評をお許しください。
投稿日:2020年01月17日 (金) 07時00分
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