[3607]選評 投稿者:まこと メール HOME
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皆さん、こんにちは(^^)
梅雨まだまだ明けそうもないですね。 猛暑も嫌ですがじめじめも嫌。私は少々酸素不足です。
うづらさん、8月の兼題をありがとうございました。
遅くなりましたが今月の選評です。
7.駅ごとに同じポスターねぶの花/うづら 〇もうずいぶん昔になりますが、主人の母の病の悪化や葬儀などで、合歓の花の季節に何回か奈良を往復しました。電車が山間を走るときは合歓の花ばかりが目につきました。 その時は近鉄特急でしたから停まらない小さな駅がたくさんあって、各駅停車ならばこの句の通りなのだろうな、とそんなことを思いました。
12.そうめんの白さが流れやつてくる/遊凪 〇流しそうめんは実は体験したことがないのですが、この句のおそうめんはいかにも美味しそうです。食べ物の句は美味しそうに詠まなくてはいけない、というお手本のような句です。そうめんは表記は「さうめん」
13.向日葵の迷路園児を押し出しぬ/泥亀 〇向日葵の迷路は各地で大人気ですね。今年は準備期間にいろいろ触りがあったので、無事に開催されないところもあるようですが。迷路はけっこう難しくて、中で迷子になって泣き出すお子さんもいるとか。この句は向日葵の逞しさと園児の小ささが対照的に詠まれています。
以上、恐々謹言でした(;’∀’)
投稿日:2020年07月27日 (月) 17時15分
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