皆さん、こんにちは(^^)

遅くなりましたが選評です。
今月は〇が少なくて、なんだか申し訳ないので、前にやっていた頂かなかった理由も久しぶりに書いてみました。相変わらずの勝手を申しておりますが、笑って堪えてくださいませ。


2．風光るカーブミラーの中にゐて／泥亀
〇もの皆きらきらとして見える季節、取り分けカーブミラーの中に自分の存在を置くことにより、一層景の輝きが際立ちました。

3．木蓮の空に放てる白さかな／遊凪
〇白木蓮は白鳩のように青空に飛び立ちそうです。印象鮮明な句。

4．春の雲ますぐに海へつづく道／ゆう
　春の雲も夏の雲も秋も冬も取り合わせることが出来そうですが、中七以降に一番合わないのが春の雲のような気がしました。

5．啓蟄やペットショップをのぞく風／うづら
　啓蟄には、ちいさな命たくさんのペットショップは少し重いような感じ。

6．風の子や野辺の色濃き犬ふぐり／泥亀
　この季節は結構風が強いのですよね。風の子は人間の子のことか、風のことかやや曖昧。

7．水取や若狭の風も運びをり／遊凪
　ゆうさんの感想に共感。やはりお水取りと言う方がいいですね。それだと良い句だと思います。

8．雨おほき弥生つかのま風光る／ゆう　
　リズムのいい句です。つかのまが解説になってしまったような。

10．やはらかき陽につつまれて涅槃西風／ゆう
　季感がよく伝わります。ただ全体的に漠然としているので、お題とは反れますが涅槃寺などとするといい景になりそうです。

11．風二重まとふて眠る猫柳／うづら
　風二重が分かりにくかたです。むしろ風一重の方が実感があるかも。「まとふて」はまとひて
の音便形なので表記は「まとうて」

12．風光る口に慣れしハーモニカ／泥亀
　訂正後「風光る口に馴染みしハーモニカ」季語が最適かどうか、少々悩みます。

13．蜜蜂に風の歌声みる朝／うづら
　歌声なら「きく」の方が、自然な感じがします。

14．卒業のアルバム広ぐ電車かな／遊凪
　景の説明のような気がします。

以上、恐々謹言でした(;’∀’)

訂正のお願い

12．風光る口に慣れしハーモニカ／泥亀を
　　
　　風光る口に馴染みしハーモニカ／泥亀に

　　なぜ、中六字の句を提出したのか未だに
　　疑問。

　　今後とも宜しくお願いします。

皆さん、こんにちは(^^)

都心の桜は満開のようです。
例年ならこれから咲き始める時期ですね。
花を見られるのは嬉しいけれど、なんとなく気ぜわしい感じもあります。

お待たせいたしました。作者発表です。


1．気がつけば登り坂なり蓬生ふ／まこと
2．風光るカーブミラーの中にゐて／泥亀
3．木蓮の空に放てる白さかな／遊凪
4．春の雲ますぐに海へつづく道／ゆう
5．啓蟄やペットショップをのぞく風／うづら

6．風の子や野辺の色濃き犬ふぐり／泥亀
7．水取や若狭の風も運びをり／遊凪
8．雨おほき弥生つかのま風光る／ゆう　
9．風入るる窓の明るさ花杏／まこと
10．やはらかき陽につつまれて涅槃西風／ゆう

11．風二重まとふて眠る猫柳／うづら
12．風光る口に慣れしハーモニカ／泥亀
13．蜜蜂に風の歌声みる朝／うづら
14．卒業のアルバム広ぐ電車かな／遊凪
15．摘草の終りうながす風の出て／まこと

以上。


四月の兼題お当番は、従来の順番を基本に、安定してご参加くださっている泥亀さんにお願いいたします。
泥亀さん、月末あたりにこの掲示板に兼題を投稿お願いいたします。

連休中ゲームにうつつを抜かしていて、選評が遅くなってしましました。もう直ぐ出します、すみません。

選句・選評します。

○ 3．木蓮の空に放てる白さかな
　　白木蓮を見事に描写している。

○7．水取や若狭の風も運びをり
　　若狭の遠敷川から送られた水と風情の再現。

○10．やはらかき陽につつまれて涅槃西風
　　冬の終わりと春の始まりを告げて吹く風の思いが
　　込められている。

妄評をお許しください。
　　　　　　　　　　　　　　　泥亀　拝。

今月の予定が何もかも中止になりましたが、
今日は三井寺まで行ってきました。

〇3．木蓮の空に放てる白さかな
　　　空に向かって咲いている大きな花、その白が風にさそわれて空に溶けていく。深呼吸をしたくなりました。

〇6．風の子や野辺の色濃き犬ふぐり
　　　小さな宇宙を抱えた青い花のまたの名は風の子、ぴったりだと思います。
　
〇9．風入るる窓の明るさ花杏
　　　レースのカーテンを揺らす風にはきっと甘い香りが。
　　　
失礼いたしました。

お花見に行くかどうか、思案中です。
こんな年もあるのですね。

〇1．気がつけば登り坂なり蓬生ふ
　　　　考え事をしながら歩いておられたのでしょうか。
　　　　ふっと周りを見渡すという感じが出ています。
〇7．水取や若狭の風も運びをり
　　　　「お水取り」は若狭の水を運んでくるとか
　　　　　聞いたことがあります。
　　　　「水取りや」より「お水取り」の方がいいかなと
　　　　　私は思いますが。
〇15．摘草の終りうながす風の出て
　　　　　題材がいいです。
　　　　　いかにも春！

勝手を申しました。
コロナの終息をひたすら願っています。
皆さまもお大事に。

皆さん　こんにちは。
３月あさにが句会・選句感想／遊凪です。
よろしくお願いします。

○1．気がつけば登り坂なり蓬生ふ
緩やかな陽のあたる登り道だったのですね。
蓬の色が鮮やかに感じられます。

○6．風の子や野辺の色濃き犬ふぐり
犬ふぐりも風の中で泳いでいる様です。

○11．風二重まとふて眠る猫柳
ふっくらと揺れている猫柳を感じます。

○13．蜜蜂に風の歌声みる朝
動植物の活動の音が日々織りなしている様に感じます。


・・恐々謹言・・・

皆さん　こんにちは。お待たせしました。
第193回・３月あさにが句会「風」清記発表です。


1．気がつけば登り坂なり蓬生ふ
2．風光るカーブミラーの中にゐて
3．木蓮の空に放てる白さかな
4．春の雲ますぐに海へつづく道
5．啓蟄やペットショップをのぞく風

6．風の子や野辺の色濃き犬ふぐり
7．水取や若狭の風も運びをり
8．雨おほき弥生つかのま風光る
9．風入るる窓の明るさ花杏
10．やはらかき陽につつまれて涅槃西風

11．風二重まとふて眠る猫柳
12．風光る口に慣れしハーモニカ
13．蜜蜂に風の歌声みる朝
14．卒業のアルバム広ぐ電車かな
15．摘草の終りうながす風の出て



以降
・出句一覧発表　　１６日ごろ
・披講　　　　　　１６日(出句一覧発表後)〜月末
　　　　（選句の○：並選又は◎：特選の数に制限はありません、
　　　　　各自選句選評投稿という形で、ここにお願いします。）
・作者発表　　　　２３日ごろ　　よろしくお願いいたします。

皆さん、こんにちは(^^)

東京は桜の開花宣言が出そうで出なかった13日の金曜日です。
お散歩のコースを少し遠回りして、緑道の花の様子を見にいきましたが、この辺りはまだちょっと蕾は固いようでした。

新型コロナであれこれ制限が増えていますね。
こちらはもともとの引き籠り生活で、普段となんの変わりもないのですが、いろいろご不便をお感じになることも多いでしょうね。

ネットの句会はコロナの影響を何ら受けませんので、ここだけの話ですが気楽なものです。
そろそろ投句の締切も近づいて来ました。

ただ今、うづらさん、遊凪さん、泥亀さん、から句を頂いています。
まだの方は、そろそろご準備よろしくお願いいたします。

遊凪さん、お世話になりました。m(__)m
まことさん、宜しくお願いします。
復帰して下さって嬉しい〜☆です。

コロナで人出が寂しくなりましたが、
いつも通りに出掛けています。
映画館は10人もゐなかったですよ。

春ですね。
春の風を詠まなくては。