[3284]作者発表 投稿者:まこと メール HOME
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皆さん、こんにちは(^o^)
今日は祝日、抜けるような青空になりました。 関西へ旅行中の娘からも、いいお天気との情報が入りました。 各地の紅葉も、こういう青空をバックにすると、一層見栄えがするでしょうね。 今日はこれから、お留守番中の猫のお世話をしに、娘夫婦の家へ行かねばなりませぬ(^^;)
1.稲荷社の小さき鳥居や残る虫/うづら 2.残る虫耳傾けて眠りけり/春生 3.こころもち長き間のあり残る虫/甘 4.嶋々を湖に散らして残る虫/泥亀 5.草の花人に会ふまで歩きけり/春生 6.やすらぎのなかにさびしさ残る虫/ゆう 7.残る虫湖上の河童水浴びて/掃半 8.冬ざれや鴉三こゑを降らし去る/まこと 9.残る虫はなし途切るる夕べかな/うづら 10.人形の放置砂場に残る虫/泥亀 11.家族みなそれぞれの部屋に残る虫/ゆう 12.朝霧や静かに伏せる由布の里/遊凪 13.残る虫終の栖の軒深し/うづら 14.一日は一世の縮図秋没日/ゆう 15.秋空や煙は真直ぐ登りゆき/遊凪 16.駅前の時計の中に残る虫/泥亀 17.三つ目の乳歯の透き間七五三/甘 18.残る虫隣家へたどる道遠し/掃半 19.人の道獣の道の時雨けり/春生 20.こがらしに背をあづくる歩みかな/甘 21.残る虫別れのうたの短くて/まこと 22.残る虫免許返上ペダル漕ぐ/掃半 23.残る虫消えゆく日々の朝かな/遊凪 24.綿虫に誘はれ人を遠くせり/まこと
以上。
次回の兼題のお当番は掃半さんです。 お当番が回って来るのも、何だか早く思えますよね。 掃半さん、暮の慌ただしい時期ですが、よろしくお願いいたします。
うづらさんの手術は終わった頃でしょうか? 早くお戻りになれるといいですね。
投稿日:2018年11月23日 (金) 11時00分
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