皆さん　こんにちは。お待たせしました。
第191回・１月あさにが句会「初」作者発表です。

1 　初雪や連なりを断つ風のあり／うづら
2 　これからを確かめるやう落葉踏む／遊凪
3 　予報には小雨か小雪小正月／まこと
4 　万葉の近江神宮初雀／泥亀
5 　電柱の並び立つ空初茜／ゆう

6 　神名備の山より生るる初日かな／うづら
7 　七福神の宴会や初夢に／遊凪
8 　靖国の鳥居屹立初御空／ゆう
9 　初空や佳きひよどりの声降りぬ／まこと
10　初雀つぼみふくらむ枝の先／ゆう

11　刎橋の跳ねて船待つ初景色／泥亀
12　蝋梅の青空連れて咲きにけり／遊凪
13　誰か呼ぶ窓のくもりをふけば雪／うづら
14　育める内なるひかり冬木の芽／まこと
15　初鶏の一語得難くなりにけり／泥亀

兼題当番
第190回・1912「クリスマスイヴ」未貫さん
第191回・2001「初」ゆうさん
第192回・2002「　」遊凪　の予定です。

皆さん　こんにちは。
１月あさにが句会・選句感想／遊凪です。
よろしくお願いします。

○3 　予報には小雨か小雪小正月
小正月をどこかに出掛けようかと思ったが、天気予報では小雨か
粉雪とのことで、どうしようかと迷っている感じが良く出ています。

◎6 　神名備の山より生るる初日かな
これは飛鳥の神名備山と称される山なのでしょうね。
神々しい初日の出を拝む幸いを感じます。

○8 　靖国の鳥居屹立初御空
元日の靖国神社での清々しい気持ちが良く表現されています。

○15　初鶏の一語得難くなりにけり
個人宅では田舎でもニワトリを飼っている家が少なくなりましたね。私も暫く聞いていません。

・・恐々謹言・・・

皆さん、こんにちは(^^)

一月もどんどん行ってしまいつつありますね。
今月は新年らしい気持ちの良い句が並びました。


6 　神名備の山より生るる初日かな
〇いかにも神々しい景色です。「あるる」は人や虫などには使えない、神様級に使うものだと教わりましたが、まさにここでこそ使う言葉だと思いました。

8 　靖国の鳥居屹立初御空
〇身が引き締まるような空気を感じます。ことに靖国神社ということで、屹立という強い言葉が、祀られている御霊の心を思わせます。

12　蝋梅の青空連れて咲きにけり
〇青空と曇天では、蝋梅の美しさに大きな違いがあります。青空の下、待ち望んだ蝋梅の開花がとびきり嬉しいものだったことでしょう。

13　誰か呼ぶ窓のくもりをふけば雪
〇誰かに呼ばれたというのは気のせいかもしれません。降り始めて間のない雪かな？降雪で困る人もいるけれど、作者は雪が嬉しいタイプなのでしょうね。雪の日の独特な雰囲気が伝わってきます。


以上、恐々謹言でした(;’∀’)

暖かい冬で助かります。
でも早く春になって欲しい。
今月は好きな句が多く楽しみました。

〇2 これからを確かめるやう落葉踏む
　　　落ち葉を踏みながら歩く姿が浮かびます。

〇3 予報には小雨か小雪小正月
　　　「小」の連なりが読んで心地よいです。　

〇11　刎橋の跳ねて船待つ初景色
　　　　なかなか佳い初景色と思います。

〇13　誰か呼ぶ窓のくもりをふけば雪
　　　　窓の外に誰を期待なさったか。
　　　　「雪」というのがいいですね。

〇14　育める内なるひかり冬木の芽
　　　　光を宿している蕾、きれいです。

以上、簡単ですが。

皆さまこんにちは。
今年もよろしくお願いします。
選評させていただきます。

〇3 　予報には小雨か小雪小正月
　　　雨か雪では随分ちがうと思うのですが、予報士さんのおおらかさと小雨小雪小正月が弾んでいて楽しいです。

◎9 　初空や佳きひよどりの声降りぬ
　　　聞きなれたはずのひよどりの声が染み渡るような静かで穏やかな新年。佳い一年の予感。　　

〇14　育める内なるひかり冬木の芽
　　　若い人を見ていて気持ちがいいなあと思う時があります。きっとこういう事なんでしょうね。

〇15　初鶏の一語得難くなりにけり
　　　久しく鶏の声を聞いていません。実感です。

失礼いたしました。

皆さん、今日は選句・選評します。

8 〇　靖国の鳥居屹立初御空
正月は同じ空でありながら、晴れるにつけ曇りにつけ、
やはり常より美しく感じられるのは、見る側の初々しい
気持のである。鳥居を通して靖国の弥栄を描写している。

12〇　蝋梅の青空連れて咲きにけり
冬、葉先に先立って香気のある黄色の花を沢山つけて蝋細工
のように半透明で光沢のある蝋梅が青空のもとに咲いている。
青空連れては、蝋梅に対する最高の挨拶句である。

14〇　育める内なるひかり冬木の芽
冬木の芽は、密生した毛などで保護されて寒気や積雪に耐えや
すいようになっている。冬季は活動を休止しているが、内部で
は多くの栄養を蓄えて春に備えて待ている様子を激写している。

妄評をお許しください。

皆さん　こんにちは。お待たせしました。
第191回・１月あさにが句会「初」清記発表です。

1 　初雪や連なりを断つ風のあり
2 　これからを確かめるやう落葉踏む
3 　予報には小雨か小雪小正月
4 　万葉の近江神宮初雀
5 　電柱の並び立つ空初茜

6 　神名備の山より生るる初日かな
7 　七福神の宴会や初夢に
8 　靖国の鳥居屹立初御空
9 　初空や佳きひよどりの声降りぬ
10　初雀つぼみふくらむ枝の先

11　刎橋の跳ねて船待つ初景色
12　蝋梅の青空連れて咲きにけり
13　誰か呼ぶ窓のくもりをふけば雪
14　育める内なるひかり冬木の芽
15　初鶏の一語得難くなりにけり


以降
・出句一覧発表　　１６日ごろ
・披講　　　　　　１６日(出句一覧発表後)〜月末
　　　　（選句の○：並選又は◎：特選の数に制限はありません、
　　　　　各自選句選評投稿という形で、ここにお願いします。）
・作者発表　　　　２３日ごろ　　よろしくお願いいたします。

皆さん　こんにちは。

成人の日を　いかがお過ごしでしょうか？
松過ぎのこの頃、当地ではお天気の日が多くて助かります。。

こちら、あさにが句会の今月の締切が近づいております。
そろそろ・・　ご準備ください。≧^_^;≦

●出句締切　　１月１５日２４時です。●

只今、泥亀さん、うづらさん、から句を戴いております。
まだの方はよろしくお願いします。

・出句一覧発表　　１６日ごろ
　　　　　　　　（ひょっとしたら、17日になるかもです。）

☆投句先は遊凪の電子メールアドレス
ｴﾌｾﾞｯﾄｴﾌｾﾞﾛｾﾞﾛｺﾞﾖﾝｻﾝｱｯﾄﾏｰｸﾆﾌﾃｨﾄﾞｯﾄｺﾑ
FZF00543？nifty.com にお願いします。
　？を@(アットマーク)に直して下さい。

☆タイトル（題名）は「あさにが○月出句／ご自分の俳号」
出句形式は「○○句○○／ご自分の俳号」のように・
３行(１句／１行)の電子メールでお送り下さい。

まことさん、皆さん　こんにちは。

まことさんには＃3513から＃3516で、心境等をお伝え下さり有難うございます。ご病気のことは大変でしょうがご本人にお任せするしか無いと思います。
何もお役に立てずです。

句会の事はまことさんの体調や区切りの良いところを見計らってお声がけ下さい。あさにが句会の主宰者であるまことさんのご判断にお任せします。
兎にも角にも悔いの無いようにお過ごし願います。

２月までは不束ながら遊凪が句会進行を務めさせて戴きます。
３月からのまことさんのご復帰を楽しみにしています。
≧^_^;≦

七草が終わり松の内も過ぎ、お飾りを外しました。
まことさんが普通に元気にしておられること、何より嬉しいことです。すべてに終わりがあるから、思うようになさって下さい。
私も長く生きたくないので、何事も終わりは歓迎です。

歳と共にすべて思うようにいかなくて、手も足も頭も前のようには動きません。だらだらと家事をこなしています。
ワンの散歩はもうやりません。危ないから。そうすると今まで散歩で見ていた日々の景色が見られなくて、句も歌も生まれません。
今のワンをたまには連れて行きますが、ちひろのようにのんびり出来なくて、緊張気味。ヤンチャで、急に走りだしたり、はしゃいだり、気がぬけません。

まことさん、賀状のことは気になさらないで。誰に出したか、私は覚えていません。前は出した人を書いておいたのですが、すべて面倒になって書かなかったので、頂いた方に出したかどうかも？で、ま〜適当にやっています。ＰＣを新しくされてよかったですね。前のＸＰは１０年くらい持ちましたが、この１０はどうでしょう。もう４.５年になるかもしれないんです。いつまで持つか。

短歌も先生が介護施設に入所なさって、我々の会はどうなるか話し合いがあるそうです。私としては、のんびりミステリーが読めればそれでいい。読みたい本がいっぱい待っています。目の見えるうちにと思うとあせります。