投稿者：ＲＹＵ

私の全兄・笠陽一郎が本を書いて今月出版されました。
『精神科セカンドオピニオン―正しい診断と処方を求めて』です。
以前、『わしらの街じゃあ!―「精神病」者が立ちあがりはじめた』という本が出たが、今度は自著みたいです。
アマゾンで買ってやってください。
医師会と対立ばかりして、一時はたこ焼き屋をやっていてまた精神科医に戻った変人医師が書いた本だから、
中身はただではおさまらんでしょうが。ホームページも検索すれば行けます。
表紙に鯨の絵が描いてあるのは、大洋ホエールズの超がつく熱狂的ファンだったからで、
今でも鯨の愛好サークルとか作っている。鯨と精神科とどういう関係があるかはわからんが、まあ趣向でしょう。
私が中日ドラゴンズの超熱狂的なファンだったから、子供の頃からケンカばかりしていた（オイオイ）。
日本で今いちばん遅れているのは精神科医療であることは間違いない。
医者と言えば金儲け目当てが８割くらいだから、世の中にはそうでもない生き方をする変人は必要だ。・・・

書評に載る方策を聞かれて分からないから、知り合いの出版社の編集長に聞くと、
『文藝年鑑』というのが毎年出ていて、各新聞社の文化部長や書評士の名前や宛先が出ていると教えられる。
編集世界にいて知らなかった。これから本を出す人はそうしたほうがいいです。世の中、ややこしい仕組みになっている。

（弟、雄二郎のホームページ「ケヤキの向こう」より）

[749]2008年07月28日 (月) 07時20分