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ダイアナ・ウィン・ジョーンズとファンタジーの掲示板です。
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(336) 投稿者:野原燐 MAIL HOME

はじめまして。数日前、
本屋さんで『ダークホルムと闇の君』を見て少し迷ってから買ってみました。
約500ページ、久しぶりになかなか充実したファンタジー体験でした。
わたしの趣味からいうと登場する人や物が現代的で派手すぎるような気も
しないではないのですが、でも作品世界にきっちりはまって薄っぺらなところ
が無いので、すばらしいと思いました。

読了後、インターネットで検索しこのページなどを見つけました。
ふーむ、と思い、図書館で検索すると数冊出てきました。
そこで、『魔法使いは誰だ』『クリストファーの魔法の旅』他1冊
を借りました。『魔法使いは誰だ』読了。
やっぱり冒頭部は、登場人物が多く誰が主人公なのか、話の焦点が
どこにあるのかちょっと分かりにくい。小学生には難しいでしょうね。
主人公たちのイジワルな内面とかどんどん出てきてすごくリアルですね。
子供たちがどうしようもなくなって逃げ出す、大魔法使いが助けにでてくる、
クレストマンシーの出方は安易にも見えるのですが、学校へ帰って
から話を終わらせるまでの収束力がすごいですね。見事な構成です。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんに新しいファンが一人増えた
ということの報告でした。 ではでは。
                  野原燐


2002年10月31日 (木) 21時58分


(338) 投稿者:みどり HOME

野原燐さん 始めまして、いらっしゃいませ♪ DWJさんに新しいファンが一人増えた!嬉しいなぁ。
クセのあるキャラクターたち、話の複雑さ、それが全てしっかりハマって結末になるのが気持がいい・・・そうそう、私もどの本を読んでもだいたいそんな風に思います。それがDWJの特徴ってことでしょうけど、好みの分かれ目でもあるみたいですね。

『ダークホルムと闇の君』もすごかったですねー。設定もキャラクターも独特で変で面白い。まぁ私もこの本は、軽いところがもうひとつ「一番のお気に入り」には届かなかったのですが・・・。どちらかというと、同じ創元推理文庫の『九年目の魔法』のダークで謎めいた雰囲気の方が好みです。日本ではクレストマンシーとハウルシリーズが派手に目立ってますが、DWJの本は創元系のファンタジーやSF、ダークな話の方が本当はずっと多いんですよ。


2002年11月01日 (金) 09時33分


(340) 投稿者:にゃお

DWJって、すごくおもしろいですよね。私は、『九年目の魔法』で、どっぷりつかりました。あんまり気に入って、原書にまで手を出してしまったくらいです。でも、友だちにすすめても、趣味がいまいち違って「なんかよくわからなかった。」などと言われてかなしかったこともあります。だから、ここでDWJっていいよね。と言えるのが幸せ。


2002年11月10日 (日) 01時49分


(341) 投稿者:みどり HOME

>趣味がいまいち違って
わかりますよ〜。ハリーみたいなわかりやすい話と違って、DWJは万人向けじゃないんですよね。最初はかなり驚きましたけど、合う人と合わない人がいるらしい・・・にゃおさんや私はツボにはまって抜け出せなくなってる感じ?(笑)
まぁ言われてみれば、グウェンダリンやキャットなどキャラクターはクセありすぎですし、『九年目の魔法』にしたってストレートに分かりやすい話じゃないですし。
ここはDWJのファンサイトなので楽しく行きましょう・・・。(^^)そろそろ、未翻訳本を何か読もうかと思ってます。今月中に読み始められるといいな〜。


2002年11月11日 (月) 10時12分


(351) 投稿者:野原燐 MAIL HOME

みどりさん
「いらっしゃいませ♪   」と言っていただいてから、
ご返事できずにいました。ただ、
その間も、DWJはけっこう読んでいました。
たまたま図書館にあったし子どもの本だから読みやすいし。

一番気に入ったのは『クリストファーの魔法の旅』でした。
感想を書きたいと思ったのですができずにいます。
『いたずらロバート』も小品ですが、かなり気に入りました。
自分の生活が観光地化されるって「ダークホルム」と共通ですね。
Tolkienの教え子にとって70年代からのファンタジーブームは、
そんなふうに起こったのでしょうか。
さて今日は『アブダラと空飛ぶ絨毯』を読了(もう一冊はまだ)。
最初、なんていい加減な展開の話だ??と読み続ける熱意がすこし
冷めたのですが、半分過ぎたあたりから引き込まれました。
「気の強い女」というモチーフがかろやかに全面展開されなかなかです。
70年代以降「強い女」の出てくる話は多いですが、DWJは
やはりすこし違いますよね。

日本語訳がまだ何冊かありますがこれからはちょっとゆっくり目に
読んでいこうかなと思っています。  ではでは。
                 野原燐
(なお、わたしのパソコンはネスケの古いやつなので、
ここに書き込めないようです。別のパソコンから書き込んでます。)


2002年11月21日 (木) 21時10分


(353) 投稿者:みどり HOME

野原燐さん こんにちは。おお〜、あれから色々読まれたのですね。DWJは、トールキンがちょうど指輪を執筆している頃に教わったのだそうで・・・ということは、それからのファンタジーの隆盛?を見てきたってことで・・・自分でその一端を担うのはどんな気持ちでしょうね。

>書き込めない
うわ、それはすみません。このレンタル掲示板はスタイルシートを使っているので、NNだと4.X系以前の型は表示が崩れることがあるそうです。(><

野原燐さんは『クリストファーの魔法の旅』でしたか。これはクレストマンシー4作の中では一番、女性陣が大人しい本じゃないかと思うのですが、どうでしょう? ずっとクリストファーの冒険がメインで、女神も、グウェンダリンやナンに比べたらひねくれ度が浅い。全体的に、正統派のファンタジーに近いというか・・・

>『アブダラと空飛ぶ絨毯』を読了
ええっ、『魔法使いハウルと火の悪魔』よりも先にこちらを!? う〜ん、それだと冒頭の「子猫」の驚きや、ハウルやソフィーの正体が分かった時の感動が薄くなりませんか・・・?


2002年11月24日 (日) 03時04分




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