Little House on the Prairie に続いてWinter Rose　読み終わりました。すてきな話ですね。終止なぞめいた雰囲気が漂っていて、紗がかかったような感じで。わたしは自分が次女なので、次女が主人公だとなんだか親近感を覚えて読んでしまいます。
その前に読んできたLauraも次女でしたね。何でもできるおしとやかな姉に、どうもコンプレックスを抱いていたような彼女に、小さいとき日本語で読んだときも、共感したのを覚えています。うちの姉もできた人なのです・・・。みどりさんが書いていらしたように「究極のサバイバル生活」がこのほんの一つの魅力ですよね。なんだか文章もとっても実直な感じで、読みやすいです。余談ですが、この人の本、幼少の頃は食べ物の描写が目立つのですが、大きくなってくると、服装の描写が目立ってくるよう感じます。なんか、興味の対象が移っていく様子がわかるようで、おもしろいです。原書ではまだ２冊目までしか読んでいないのですが、文章がわかりやすいので、ホッと一息本として、ぼちぼち読んでいきたいなあ。

＞Winter Rose(Patricia A. McKillip)
楽しまれたようですね、よかった！（＾＾）
そうそう、謎めいていて、斜がかかったような。私は、描写の美しさに終始、ウットリしてました。
あと、この本は装丁が素敵ですよね！The Tower at Stony Woodとか、Ombria in Shadowなどもそうですが、マキリップの本は内容以前に、外見だけで買ってしまうことがよくあります（＾＾；

＞次女
ああ・・・そういえば、私は長女なんで、Roisのキャラクター（性格・性質）や劣等感については、理解するというより「そういうものかな」と一歩引いて眺めてた気がします。なるほどね〜。Roisが姉や父を思うところは、静かだけどすごく強い感情があるんだな、と印象深かったですが。

大草原の方のLauraの姉は、病気か何かで目が見えなくなるんでしたか？生活の事もそうですけど、読みやすいけど、死や病気と隣りあわせの現実を描く。かなり読み応えある話ですよね。私も3作目以降は未読なので、機会があったら読んでみようかなぁ。

になってしまいました。今は、マキリップの新作を読んでいらっしゃるのですね。昔話や伝説をしたじきにした話って好きなので、興味を引かれます。

そうそう、大草原のLauraのお姉さんは、途中から病気で失明してしまうんですよね。家族みんなが伝染病にかかってしまったり、冬食べるものがなくなったり、バッタの大群に作物を全部やられてしまったり、なかなか苛酷なところも、いろいろありましたっけ。わたしは、飼い犬のJackが老衰で死んでしまうところが悲しくってしかたがなかったけなあ。書いていらっしゃるとおり、シンプルだけど、なかなか読み応えがあるお話ですよね。わたしは、動物に愛情を込めて描きながらも、きちんと肉として食べることも描いてあるところがすごい本だと思います。

話は変わりますが、ＤＷＪの新刊、あんまり遅いのでいやになってハードカバーでたのみなおしました。ＵＫamazonでみても、ＰＢはなかなか送ってくれないようになっていたので、あきらめたのですが、なぜなんでしょうね？届いてみたら、心配していた重さは結構軽かったので、よかったです。ただ今読書中です。

＞きちんと肉として食べることも描いてあるところがすごい
うんうん、そうやって当時の衣食住がきっちり描かれて、自給自足してるのには圧倒されますね。途中までしか読んでないので知らないかったのですが、あの先でそんなに色々起きるんですか。このシリーズって、フィクションじゃなくて実話（自伝）？　たしか、ローラの娘のシリーズもありましたよね・・・これも、ハマるとどんどん行けそうな世界ですね。（＾＾ヾ

マキリップの新刊、In the Forests of Serre読み終わりました。感想upしましたので、よかったら見てください。とても面白かったけど、舞台になるSerreの森というのがずっと薄暗くて不気味で鬱蒼としてるんです。まぁそういうのもいいですが、私はどっちかというと、Winter Roseの明るい森の方が好きです。昔話を土台にした本って、分かりやすい分、作者の特徴がハッキリ出ますね。

DWJの新刊、手に入ってよかったです！　結局何だったんだか（＾＾；アマゾンもいい加減ですよねぇ。私の方は今、ハリポタをどうするかで頭がいっぱいです（笑）5巻の発売までのあと1週間で、2〜4巻（1巻は春頃読み直したので）を再読するか・・・できるか、1週間で！？それともぶっつけ本番で5巻へ行くか・・・。今読み中のジェイン・ヨーレンのThe Wizard's Mapもなかなか良さそうです（＾＾