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ここは日本認知症ケア学会員および認知症ケア専門士が集う情報掲示板です.


[162] 透析時に精神的安定する方法はありませんか?
介護支援専門員 - 2010年04月29日 (木) 11時25分

週に3回の透析をされている77歳の女性です。認知症の症状は、息子さんが認識できない時が多い、奇声を発せられる、動作の介助を行う際に、拒否強く引っ掻く、叩く、暴れるなどです。透析時は起き上がるため胸と、針を抜こうとするため手を抑制されている状況です。透析する前に安定剤を服用し、望むのですが「くそばばあ」を連呼され、暴れられます。太い針を刺すので、痛いのもありますが、それ以上に数年されてきた透析を、今日も行わねばならないことを理解出来ない状況のようです。今日は、病院に状況を見てほしいと呼ばれ、息子さんと透析の針を刺し、始まるまでの一部始終を見たのですが、看護師も3人ががりです。他の患者さんのこともあり、病院も困っている状況で、命も危険なため、抑制もやむを得ないと、息子さんはサインされました。一生懸命、二人で声かけし、安定してもらえるよう試みたのですが、無理でした。息子さんも現状を目の当たりにして、かなり落ち込まれていました。どうしたら、ご本人が落ち着かれ、安全に透析治療が行えるか、思いつくことがありましたら教えていただけませんか?

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[163] 難しいですね
施設相談員 - 2010年04月29日 (木) 20時23分

 認知症があり、透析を継続しなければ命に関わる方の相談ですが、文面からみると治療の理解ができないレベルまで認知症が進行しているということでしょうか。透析を週3回受けておられるということは、たぶん時間も3時間以上の安静を必要とされていると思います。相談の内容から、拘束をしないで静かに透析を受けることを希望されているのか、拘束をしてもなお激しい言動でいるために静かにしてもらうためにどうしたらよいかとの相談なのか考えました。また、病院から透析の継続が難しいと相談を受けられたのかとも思いました。どのようにしたらよいか私なりに考えてみましたが、@誰かがいることで本人様が落ち着かれるのであれば、その方が透析中付き添うしかない。A拘束をすることで治療が継続できるのであれば、それはやむをえないことと思います。B安定剤を見直す。精神安定剤で落ち着かれないようであれば、強い薬へ移行していくと思いますが、それは薬による拘束です。本人様にとっては感情を高揚することなく、苦痛もないようであればどちらの拘束がよいかは選択になると思いますが。いづれにしても今の現状を精神科の先生に相談してみることが大切ではないかと思いました。
 この相談を読ませていただいて思ったのは、認知症の方の治療を継続するために、本人様のプライドが維持でき、傷つかずにできる方法があればと思いました。これは難しい問題ですよね。

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[191] 一年以上もかかりました
介護支援専門員 - 2010年07月19日 (月) 18時00分

 私も同じような経験をしました。透析に通院拒否から始まり、透析中に針を抜こうとすることもありました。それ以前にシャント装着手術の拒否、術後管理中に点滴の抜去。シャント留置後も管理不十分で再手術。病院からの自主退院。透析通院は3回/週でしたが、通院拒否。透析中に針を抜こうとする。「寒いからいかん。下痢をしてるからいかん。」迎えの介護タクシーヘルパーとCMと悪戦苦闘の日々でした。透析に行く理由の説明と行かない理由等丁寧に話を聞く日々でした。理由の一つ「寂しい」に対して妻に透析中隣で付き添ってもらいました。しかし、通院拒否の日もあり、苦慮しました。Dr、ヘルパー事業所責任者、CM の連携で拒否がどこまで許せる範囲かの確認をし、CMも透析通院に付き添い安心して透析を受けれるよう寄り添いました。そんな状況が続き1年半過ぎる頃には介護タクシーの迎えに拒否もなく乗車できるようになりましたが、今年5月に他界されました。穏やかになられたのは体力の低下も影響したと思いますが、本人にとって、信頼できる関係と心地よい寄り添い方が出来たのではないかとカンファレンスにて話ました。とても気長に対処して下さったDrがおられたので出来たケースだと思います。参考になるかどうかわかりませんが・・・。頑張ってください。

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