[261] 環境と風土を整えよう |
- 専門学校教諭 - 2011年08月04日 (木) 15時31分
老健施設に勤務しています。職員の離職や体調不良で休職されたり最低の人員配置の中、食事介助の方が大勢おられ現場のモチベーションも低下しています。数人の方の早い配膳や食事席の介助の方の工夫や業務整理も現場で思考しています。それでも現場が回らない状態です。みなさんはどんな工夫をされていますか?アドバイスをお願いします。
まず、早い配膳をするのは何の目的があるからなのでしょう? 典型的な時間内に早く終わらせないといけない・・・というような、時間に対しての業務積み上げ式な業務運営をされているとそのようなおかしなことになります。 また、人がいないのに食事介助の方が大勢いるのがあたかも悪いとか問題だ。という印象を職員が持っているならそれを改善しなければなりません。 見直す視点として、以下に @食生活における支援行為の一部、配膳や下膳等の専門性をさほど必要としないものは職種に関係なく全スタッフが関わっていますか? A食事の時間や枠に捉われず、食事が出来る環境や施設風土を整えていますか? B工夫や業務整理という名のもとの援助者ご都合主義に利用者を当てはめていませんか?
せめて「早く食べなさい」とせかさない食生活を支えてほしいと願っています。
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