[286] ひたすら外に出たがる利用者への対応 |
- GH計画作成担当者 - 2012年10月11日 (木) 11時49分
7月に入所した、アルツハイマー型認知症と診断された80代の女性です。介護度3、意思疎通は良好、短期記憶障害の進行が見られます。歩行は自立です。起床時から外が暗くなり夕食が終わるまで、ひたすら隙あらば玄関から外へ出ていきます。いろいろ口実に、スタスタと、時にはふらふらとなりながらも、何かを求めるように声かけに振り向きもせずに出かけ、距離をおいて様子をみるスタッフに改めて声かけされてあきらめてはまた出かけ・・・の毎日何回も繰り返しです。この方は食事はするのですが水分はうまく飲み込めずむせるため、水分摂取量もかなりすくなく、ゼリーやアイスで補っています。そのためか最近は血圧がかなり高く、脳こうそくの再発が心配です。本人もこんなに体がつらいのに・・・とベッドに倒れこむのですが、5分もしないうちにまたふらりと出ていきます。他の利用者へのかかわりが持てない、業務に影響する、といったスタッフからの悲鳴が連日続きます。なんどもカンファを行い、ケアについて検討し、かかわり方に工夫しているのですが、改善できていません。どうしたらいいでしょうか?
|
|