今日は昼間、本日から公開の「硫黄島からの手紙」を観てきました。
渡辺謙主演、クリントイーストウッド監督のアメリカ映画なんだけど セリフも99%日本語だしなんか不思議な感じでした。
日本人の物語なんだけど日本の映画として日本人の監督が 作ったんだったらいろんな事情で出来ないだろうなという 表現とかがあって単に反戦とかそういう事だけでは無い作品だと 思いました。
渡辺謙演じる栗林中将の言葉 「本土の為、祖国の為、我々は最後の一兵となってもこの島で 敵をくい留める事が責務である。各々敵を10人倒すまで 死ぬ事を禁ずる、生きて再び祖国の地を踏む事は無きものと覚悟せよ。」
栗林中将はアメリカ留学の経験もあり当時としては珍しく 聡明な指揮官だったけれどその彼が何を思い、勝てぬと解って いる戦いに挑んだか、そのあたりが見所かな。
話は基本的に栗林中将と二宮和也演じる兵士の西郷の 視点で描かれています。
2006年12月10日 (日) 04時31分
|