■ 残暑お見舞い申し上げます

こんばんは
勤務先の向かいのビルにある温度計を見たら「39℃」（16時）という本日、みなさまいかがお過ごしですか？
ワタクシは濡れ手拭いを首にまいた姿でPCにむかっております・・・

サマソニレポがまだkeithさんからだけなのがちょっと淋しい・・・と思ったら、自分もフジのをロクに書いていなかったことを思い出しました。

いまさらナンですが、毎年書かせていただいているので軽く感想文など・・・（←怪しい）

【2007年FUJIROCK記】

まあ、レポは、詳しくはもうこちら
http://www.fujirockexpress.com/07/
を見ていただけたら・・・な掟破りで済ませます（笑）

今回も苗場までタクシー使って「セレブともちん」を決め込んだものの、車内で急にハラが痛み出し、「ひっひっふーーー」やら「ああっ！もぉダメーーーーっっっ！！！まだぁああああっっっ？？？」と散々騒ぎまくり。でも運転手さん、無反応。淋しい・・・（いや、ここで止めましょうか？と言われても・・・そこらへんでしゃがみこむわけにもいかないし・・・ですが）

そんなこんなの苗場入りでしたが、それ以降はもう快適快調快腸。

そして今回、新たな楽しみを見出しました。
それは「エアーテニス」
宿の横にあるテニスコートを通るたびに「んぐはあっ！！」（V・ウィリアムズ）「んアぁああんっっっ！！！」（シャラポワ）「たぁーーーっっっ！！！」（愛ちゃん←違う）を連発。終いにはただの移動中にも。他人から見れば喘ぎ声にしか聞こえない奇声をあげまくってました。つきあっていただいたリフさん、ゆり郎さん、ありがとう！

それと、自分の選んだスケジュール、場所、のせいではありますが、今年は100人くらいはダイヴで頭上を駆け巡らされました。もうワタクシ「マスター」の称号いただいてもいいと思ってます（誰に？）。かなりの自信つきました。

天候も大きく崩れることはなく、快適。せっかく用意したおにゅう長靴「ブラック」も土ぼこりで「くりいむいろ」に変わるほど。
嬉し悲し、ですが、やっぱり「異常気象」の文字が浮かんできてしまいます。

前置き長くなりましたが、ここでいきなり

【2007年私的ベストアクトで賞】発表

◎LESS THAN JAKE （28日WHITE STAGE）

なんの予備知識も無いまま臨んだけれど、めちゃくちゃ楽しかった♪
ヴォーカルの「ワタシハ、ニホンゴ、ヲ、マナンデイマ〜ス」シリーズ。かなりお馬鹿なことをカンペ付きでニホンゴでMC。3回はあった。
目立った観客をセレクトしてステージにあげて躍らせるなんてワザも良し。
で、極めつけは「巨大モッシュサークル」
1回目は前方のコたちだけサイドにわーーーーっっっ！と広がって、曲に合わせてみんなぐるぐる全力疾走！！！でも途中だれかがコケて将棋倒しになってしまい中断。
その後また終盤になって再チャレンジ。「こんどはもっとでかいのがいいな！」とヴォーカルが促し、PAを中心点にしてホワイト全体に大きな輪が！
これがもう素晴らしい光景！！！
夏の校庭さながらの凄まじい土煙とともにみんな弾ける笑顔で走りまくってました。
「野外フェスならでは！」の、楽しいひとときでした。

◎MIKA （29日GREEN STAGE）

第一印象は全く受け付けなかったのに、Ｂ坊さんにオススメされてから興味を持ち、彼の曲「Love Today」がことしのマイテーマ曲にまでなりながらも、ルックス的にはまだ「ナヨッとしたヒュー・グラント」のままなイメージ先行。でも、きっと彼は写真写りとテレビ映りが悪いだけなんだわっ！きっと実物はすごくイイはずよっっっ！！！と信じて臨んだら・・・・・・・・・・・・・・・・・・

想像以上にかわいいいいいいいいいいいっっっっ！！！

もうもう全てがっっっ！！！

ハイトーンをフレディ並にポーズをつけての絶叫も「絵」になるし、そしてそれが全くリキんでなく、かおが歪まないし赤くならない。
「みんながよく見えるように」とキーボードを自らウンショウンショと動かすかおも、なんとバラード調ではじまった「Love Today」（最高！）後のパーカッションパフォーマンスの姿も（このパフォーマンス用に持ち込まれたブリキのゴミ箱みたいなのが運び込まれた瞬間、暑かったためか、嬉しそうにこれに抱きついたときのかおも）いったん脱いだTeeを客席に投げ、また新たなTeeをもらって着るときに（また着るんかいっ！の突っ込み多数）まえ、うしろを10秒くらい確認してから着始めたキチンとしたところも、なにもかもラヴリ〜〜〜
で、圧巻！だったのがラストでカラフルな巨大バルーンたちとシャボン玉。ステージでは着ぐるみ隊とロリポップガール。楽しく歌い踊っていたらキラキラと輝くカラフルテープまで上から弾けだしてきて、思わず空を見上げたときはバルーンとシャボン玉とキラキラのテープと、あいにくの曇天でしたが白い空とのコントラストがあまりに美しすぎて「ここは天国！！！」と昇天しそうになりました。涙でた。

やっぱりこれも「野外フェスならでは！」の楽しさ。

最後、着ぐるみライオンの背中にしがみついて退場する姿に「ああ・・・そのライオンになりたい・・・」と本気で願いました。
来年もやっぱり「昼間に野外」で観たいっっっ！！！

以上。

またいろんな「賞」につづく・・・（毎度スミマセン）

■

【やっぱり全部観たかったで賞】

◎IGGY & THE STOOGES (28日GREEN STAGE）

おマーズを観たあと向かったイギー！！！
もう既にステージ上にオーディエンスが上ってるおなじみの No Fun ・・・
セットリスト自体は数年前のマジロックとあまり変わらなかったようですが、何故にあなたはこうも「美しい」のでせうか・・・
「生きている」エネルギーに溢れる泉・・・
ああ・・・アンチョニーも枯れてないで、イギー泉につかってくれよ〜〜〜と願わずにいられない。
そして、ベースのマイク・ワット！！！
マジロックで初めて観たとき、そのあまりのカッコ良さにトリコになり、フリーを蹴落としてベーシストマイ��1になったときの想いがそのままに・・・。表情がまた堪らなかった・・・恍惚。

◎KINGS OF LEON (27日GREEN STAGE）

ソニマニキャンセルから早・・・
楽しみにはしていたものの、ジツは一曲も知らない。3rdは買ってはいたものの、フジ行きの新幹線内で封を開けたくらい・・・ホワイトでのマニー・マークのライヴに間に合うために途中で抜け出そうと決めていた、ゆるい（でもカワイコちゃんを観るの楽しみ〜♪）なテンションのなか開演。
一曲目の最初の一音を聴いて、衝撃を受けました。
ワタクシことしでめでたく「ライヴ参戦30周年」を迎えるのですが、いままでこんな「音」に出会ったことなかった。衝撃すぎてオロオロしてしまいました。なにがどう自分にとって他と違うのか不明。ノリが、メロが、な世界とは別次元。それ故になおさら圧倒され、引き込まれました。それをこんなカワイコちゃん（しつこい）が奏でている・・・
恐るべしファミリー・・・

以上。

あ、両方ともオマーがらみで全部観るのを諦めてた（笑）

つづく・・・

■

は〜〜〜、アナタのレポはホント楽しいわ。
多忙の合間を縫ってクソ暑さの中書いてくれたものを、涼しい部屋でグータラしながら読むのは申し訳ないっっっ・・・てんで、せめてクーラー切るとします。

MIKA、やっとアルバム買いましたよ。予想以上に良かった！！
あなたにお勧めした時は、ここに他にMIIKAを観に行く人がいるとは思っていないくらい（正直キワモノ扱い）でしたが、結構いたばかりか皆さん称賛されていたのは嬉しい誤算でした。レッチリ関係サイトでこれだけMIKAで盛り上がるトコってきっと無いよね（笑）。さすがジョンファンは守備範囲広くて偏見が無い！
私も生パフォーマンス拝みたいものです。

そしてKINGS OF LEONがそんなにショーゲキだったとは。どこがどうって本人も分からないってあたりがミステリアスでそそられます。今更ながらソニマニのキャンセルが恨めしい・・・。


それにしても３０年目を迎える歴戦のツワモノにしてなお最前線KEEPってほんと素晴らしい！超尊敬！！

つづき、期待してます。

■ おそれいります

＞Ｂ坊さん
まあ・・・そんな・・・
どうか涼しくしてお読みくださいませ〜
ワタクシ基本的にレポ系（？）はＢ坊さんに向けて書いているので、楽しんでいただけたら幸いです。
で、「最前線」って、「柵・手すり」があるからこそとどまれるのですよ。ある意味「プライオリティエリア」（笑）だからこそ陣取りに精を出すのです。そして死守。

それもこれも「かぶりつきで観たい」助平（死語？）おぢさん心理・・・という、たいしたことではありませんので。ほほほ。

つづきはまだけっこうあるものの、WOWOW放映前に書き切りたかったのが、間に合いそうも無いので、もう打ち止めにいたします〜スミマセンっっっ！！！

とりあえずこれだけは

◎BATTLES (29日WHITE STAGE)

いや、レポで無く。
ライヴ前のセッティングにとっても時間をかけているのが印象的でした。彼らは専属ローディーというのがいなくて、自分たちでセッティング。そして何に時間かかってるのか？って、配線。かなりな本数のケーブルが複雑に連なっていて、ワタクシだったら気が狂う。また、その接続部分を丁寧に写真に収めてました。もしや、ライヴ後に音源聴きなおして配線の様子を見直して「こんどはあそこをあーしようこーしよう！」なんて反省会でも毎回しているのか？とか想像してしまいました。（っていうか普通はみんなそう？）
本番。メンバーでいちばん気さくなタイちゃんが、ステージではきっとクールに・・・と思ってたら案外軽かったのでちょっとずっこけました（笑）

◎OMAR RODRIGUES LOPEZ GROUP (28日WHITE STAGE)

こちらはスタッフに新顔が多かったですね〜
ベーステクのひとはフアンにそっくり！一族？っていうかスレンダーで黒づくめでカッコイイ！！！
ドラムテクがまたワタクシ好みのイイおとこ！！！どこで捕まえてきたの？
そして新ドラマーのThomas（ともちん表記チョマス）！！！
小柄だけれど上半身脱いで、ナァ〜イスバデー！！！
プレイちゅうに脚を横に蹴りだし・・なんてヤンチャな部分もまたよろしゅうございます。オマー！連れて来てくれてありがとう！！！

ただ・・・

マルセルのドラムが観たかったんだよな〜〜〜本音は。
ごめんなさい。

そんなこんなでマルセルはあまり活躍ナシ。オマーからダメ出しくらってるし（あ、毎回か？）
ラスト、まさかまさかの狂喜もののナンバー、la tirania de la tradicion のときなんてセッティングのときからステージの横に佇んでいたひげもじゃアフログラサンのおじさん（最初彼が目に入ったときは「えっ？セドリックがついにこんなに肥えてしまったの？」と錯覚）が乱入してきてボンゴパート、完全に食われてました。（おじさんはその後ビースティーズのステージでボンゴ叩いてました）せっかくめかしこんだ「赤シャツ」も目立たずに・・・まあ、マルセルはそういう立場ってことで。それにこのナンバーでドラムはやっぱり無理だし（笑）チョマスでよかった〜〜〜

セドは思いっきり普段着のままでユルユル。
前髪も太巻きナシ。声はでていたものの、時折り後ろに下がって去年も飲んでいた黒いドロっ！とした液体飲んでました。もはやこれを飲むのは一種まじない？

結局「マーズ」だったわけですが「マーズ」にしてはちょっとゆるい。そのぶんマニー・マークがやたら目立つことに。いいもの見せて貰った。

でもこの「ちょっとゆるい」彼らを観られたのは奇跡的だと思ってます。凄く楽しそうで良かった。

これが「マーズ本態」のときにまたどのように化けるのか、ますます楽しみになりました。

ありがとう！オマーーーーーー！！！

以上。

大長文乱文失礼いたしました。

■ 横レスですが

ともちん

そのボンゴおじさんは、この人ですか？
http://www.flickr.com/photos/oscilloscope/583298712/

■ そーでーす♪

＞きくさん
そうです、フレッド（Alfredo Ortiz）さんです。
オマーも最後とても喜んで彼の肩を抱えて舞台を去って行きました。
お互い名前もおなじアルフレッドで、おもしろいつながりにこれからも発展すると嬉しいですね♪