はい、〆です。
やく
↓
それから覚えておくと良いのは、
ボクたちそれぞれの違いというのは、人びととの関係やつながりにポイントがありうるということ。
ボクたちはともだちと同じような服を着たりする必要はないし、
関係を深めるためにともだちと同じ意見である必要はない。
それがこのエクササイズで伝えたかったことだよ。
つまりこのエクササイズというのは、右手は右手で単独に別のことをしている、
左手も左手で単独に別のことをしている。
でも両方が織り成して(交わって)融合すると3つめの新たなものを作り出す。
たとえば性の異なる人間同士がセックスをすると、その結果として子どもを授かる。
あるいは意見や信仰の違う人と会話を交わすうちに視界の広がりを得る。
そういったものなんだよね。
またこのエクササイズにかかわることだけど
ミュージシャンがいつもの身近な楽器を弾くとき、いろんな速さで各音を演奏しているよ。
さらにボクはずっと気がついていたんだけど
ミュージシャンたちのあいだに本当のケミストリーが生じているとき、
彼らは個人個人で選んだ音を弾き、しかもそれらの音はさまざまな種類の速度で演奏されるんだ。
そしてそういった個々の音たちは複雑に絡み合うとともに、お互いでバランスをとりあうという
宇宙のような傾向があるよ。
ボクたちの脳は数に対する感覚ではなく、
楽器との良い関係や
キミがボクたちのために細心の注意でもって演奏してくれる音楽のセンスを
見失わないようにする能力を持っているんだ。
今回挙げたエクササイズのほかに、ボクはこれに似たエクササイズをたくさん持っているよ。
ボクが提示するその種のエクササイズは、キミの能力を目覚めさせるものだ。
しかも、キミには「ある特定の音をどれだけ一生懸命に弾くか」と選ばさせないタイプのものなんだ。
キミが採用したかった「ある特定の音をどれだけ一生懸命に弾くか」という方法のなかの「ある特定の音」は、
ミエミエの好みや傾向によって決められるし、音そのものの並べ方が傾向を決定づけるからね。
でもボクが今回伝えたエクササイズはキミがいっそう表現に富むような手助けを本当にしてくれるよ。
それもほとんど予測が不可能な方法で。
それから音そのものに応じて、いかにハードに弾いたりソフトに弾いたりするかという
各音に対する気遣いが、このエクササイズを経て後天的な天性となるんだ。
最初はゆっくりとした速さでこのエクササイズをやってみてもいいよ。
キミはできる限りの大きな音量で、1拍目となる音を弾いてみる。
それに対して、残りのカウントの音はできるかぎり小さな音で弾いてみる。
すると音量を区別して弾くことを強いられていた末に、
キミはなんて早く弾くことができるようになったかがわかるよ。
このエクササイズは速いスピードで各音と各音の音量をはっきりとさせることがとても難しいんだよね。
あとは、いろんな場所でアクセントが交わる数でやってみるのもいいよ。
たとえば7つの音で構成されているフレーズの場合、そのうちの5音を1くくりとして
5音ひとくくりの1拍目にアクセントをつける。さらに5音ひとくくりの3拍目にもアクセントをつける。
ONE two THREE four five、というようにね。
こういったアイデアに基づいて、キミたち自身で創作できるエクササイズはほかにもいっぱいあると思う。
ボクはキミたちがエクササイズをすることによって、
キミたちが以前よりももっと意識や気持ちをこめて、
そして以前よりももっと表情豊かに演奏していることを気づいてくれると信じているよ。
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おわり。
一回寝てから訳したんですけど
間違いもあると思います。
また寝ます。
レスはまた後日ということでご勘弁を。