名前: やすこ  日付:2016年09月27日 (火) 14時00分 [ 返信] |
>>”チャータークルーズは質が落ちる” ような話が出てましたが、船もサービスも同じであればそんなに質が落ちることは無いはずで、違うのは乗客の大部分が日本人になるので船の雰囲気が変わってくるということか、と思いますがどうでしょうか?
確かに乗客が違えば船の雰囲気が違うことはあります。 食事とサービスが悪いのは別問題です。
ホランドアメリカは5隻、コスタも5隻日本以外で乗ったことがあります。 ザーンダムとコスタビクトリアのチャーターははっきり海外発着のクルーズとは違いました。 ザーンダムのチャーター後続けて乗った方に様子を知らせていただきました。 普段のホランドに戻っていたそうです。
チャーター元か船会社が意図的に質を落としたのです。 クルーの数、食事の質、どちらも普段のホランドではありませんでした。 レストランのサービスが遅いのでアシスタントマネージャーに 「クルーが忙しすぎない?」と言ったら ”I know.”と答えたのです。もっと上の判断で人数を減らしたのでしょう。
ソムリエは一度ワインを注文したら毎日席にきて注文を取ろうとしますが、 初日以外全然来ないのです。 こんなことはありえません。
コスタのマネージャーとも話をしました。 彼曰くアジアの人はクルーズを知らないからこれでいいのだというようなことを言いました。 ロイヤルカリビアンの食事を偵察していて、これいいと言っているのです。
昨年はレストランマネージャーとエクゼクティブシェフと話をしました。 おにぎりにスモークサーモンやキムチが入るのはインターネットで日本食の情報を調べていたのです。 私はコンビニで鮭、おかかのおにぎりを買って渡したところ、しばらくは鮭のおにぎりが出ましたが、 最後はまた元に戻りました。材料が無くなったのかな?
エビフライもチャーハンに入れるような小エビだったので普通のエビフライを買って見せたところ、 知っているけれど、材料が無いと言いました。 アジアへは材料すらケチっているのです。 もしくはチャーター元がひどく値切っていたかです。
ロイヤルカビアンのチャーターは乗っていませんが、聞こえてくる 話はあまり良いものではありませんでした。
セレブリティは割と評判が良かったです。
ホランドとコスタは私が見聞きしたことですべて事実です。 確かにチャータークルーズは質が落ていました。 またはチャイナクルーズの延長です。
今年は乗っていません。 コスタは食事が良くなったと聞きましたが、あとのことは 皆さんご存知ですよね。
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名前: みえこ 日付:2016年09月27日 (火) 16時26分 |
やすこさんとご一緒でしたが 書いてある通りひどいものでした。 日本人ってそこまでなめられているのでしょうか。 ホランドの船は好きなんですがね〜〜
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名前: モーグリ 日付:2016年09月27日 (火) 17時34分 |
やすこさま、みえこさま 貴重なお話をお聞かせ下さり、本当に有難う御座います。 私の様なクルーズ超初心者には大変勉強になります。
GWの日程的に行けそうだなーと思うのがセレブリティミレニアムのチャーターのみで チャーターってどうなのかな?と疑問に思っておりましたので凄く助かりました。
セレブリティは比較的評判が良いみたいで一安心致しましたが、Mさんが仰られてる様に RCの船が1隻位は来るのではないかなと私も思っていまして、何も予約せずに 今は様子見しておりますがセレブリティを予約された方も何名かいらっしゃるみたいですし 早く決めないと満室になってしまうかもしれないですね。
悩ましい限りです…。例年GWのクルーズはどのような時期まで待てば出揃うのでしょう。
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名前: ぺんぺん 日付:2016年09月27日 (火) 19時53分 |
初心者っぽい質問で大変に恐縮なのですが教えてください。近年日本を公開しているクルーズ,コスタやプリンセスはすべて,いずれか会社のチャーターであったのでしょうか?大々的にチャーターとうたっている場合は明白なのですが,どのようにしたらチャーターかそうでないのかわかるのですか?ご教授いただけますと幸いです。
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名前: ハバネロ 日付:2016年09月28日 (水) 14時20分 |
ぺんぺん 様
私はチャータークルーズ船は乗った事がないので良く解りませんが、今から乗る船なら、 「来年(2017年)のゴールデン・ウィーク前後のクルーズ予定」に Mさんが書いてらっしゃるので、それでも十分間に合うのでは?
私なら、面倒なので直接会社に聞いてみますけれど。 それどチャーターなら、主催会社がチャーターの方が良いかのごとくに宣伝してますけれど。 いずれにせよ他の方が詳しく書いてくれると思います。
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名前: のせの猪 日付:2016年09月28日 (水) 15時53分 |
ぺんぺんさん こんにちは。
クルーズ会社の自主運航(自主クルーズ)かチャータークルーズかはクルーズ会社本社のスケジュールにそのクルーズの料金が記載されているかどうかで判断するのが良いように思います。 載っていれば自主運航(自主クルーズ)、載っていなければチャーター。
プリンセスはカーニバル・ジャパン(プリンセス米国の子会社)のパンフレットに載っているかどうかでも判断できます。
ロイヤルカリビアンは旅行会社のチャーターの他に日本の総代理店(ミキツーリスト)がチャーターとして運航するケースがあるので注意が必要です。この場合、ロイヤルカリビアン本社の英語サイトには載りませんが、ロイヤルカリビアンの日本語サイト(ミキツーリストが管理)には記載されます。
コスタの日本海クルーズはコスタの自主運航(自主クルーズ)のように見えますが、コスタ本社のサイトには記載されていません(船のスケジュールは空白)。今年のコスタビクトリアの予約関係に本社の予約システムは使用されていなかったようですので、コスタ・アジア(上海)のチャータークルーズと判断するのが良いように思われます。 コスタの世界標準から離れた日本の旅行会社がやり易い条件に変えていますからね。
ホーランドの2017年クルーズは日本着、日本発は自主運航ですが、この間2週間の日本発着クルーズはUNIT23Bさんが書かれているように全室"SOLD-OUT"になっているので例年通り旅行会社とチャーターの交渉をしているのかもしれませんね。
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名前: ぺんぺん 日付:2016年09月28日 (水) 19時05分 |
のせの猪 ハバネロさま お返事ありがとうございます。あいまいな質問で失礼をいたしました。実は,2014年のサンプリンセスと今年の夏のコスタビクトリアに乗船した経験があり,あれはチャーターだったのかな,と疑問に思い,今後のこともあるので,お聞きしたかったという趣旨でした。同じ日本発着クルーズとはいえ,随分,印象がちがったものですから・・。コスタは100組ものオーバーブッキングミスを行い,日本支社の社長がお詫びに港まで来ていたという話も耳にしましたが,なるほど,日本の旅行会社ではなく,コスタアジアがチャーターという場合もあるのですね。とても勉強になりました。お二人とも,ありがとうございました。
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名前: のせの猪 日付:2016年09月28日 (水) 21時08分 |
日本の旅行会社のチャータークルーズは避けています。その理由は
問題点1:チャータークルーズの「(大きな)利益を得る」目的と乗客の満足は相反することがある。
旅行会社がチャータークルーズで利益を最大化するには @売り上げを増やす。 ●有料乗船者※数を最大化する。 3人、4人部屋に定員以上の乗客を乗せる。ダイヤモンドで乗客定員は2706人ですが最大3100人乗船可能。 ※この有料乗船者には定価での乗客の他に50%引き等の割引料金、究極ではチップのみ支払いの関係者を含む。 ●料金以外の収入を得る。 例えば、ポートチャージ(寄港税)、部屋の指定(食事の指定)の有料化、寄港地観光、取消料の追加設定等 Aチャーター料をできるだけ引き下げる。 料金の引き下げ要求に対する船側のコストを低減する手段は ●食材への支出を減らす。 ●クルーを減らす(ショーを減らす) しかないと言われています。
ダイヤモンド・プリンセスの場合すでに多くの日本人が自主クルーズに乗船した経験があり、Aの手段を取るとすぐに旅行会社の悪評に直結してしまいます。したがって、この方法は取れませんので@の売り上げを増やすしかありません。この背景から(現役の方には申し訳けありませんが)集客が容易なGWとかお盆休みの時期のクルーズは旅行会社のチャーターになってしまっているのでは・・・
この「定員以上の客を乗船させる」目的が果たされると船内では大きな問題が発生します。 クルーズ船の共用区域(バッフェ、劇場等)の収容能力は欧米での経験から定員の7割〜8割しか来ないことを前提に設定されています。※。 乗客のほとんどが日本人でほぼ同じ時間帯にバッフェで食事を取り、ほとんどの人が劇場でのショーを見に行くと、至る所で席がない状態が発生してしまいます。悪いことに、日にちが経つと劇場では開演前に席取りの行列ができることに・・・これでは非日常の体験ができるはずのクルーズが日常の風景と同じになってしまいます。 ※日本発着の経験が豊富なプリンセスでは欧米のクルーズではソファーを置いているプールサイドに食事が可能な席を並べてブッフェの容量不足を補っていますので比較的マシです。
自主運航を経験している日本人の少ないクルーズ会社(プリンセス、ロイヤルカリビアン以外)のチャーターは比較基準を持っている乗客がほとんどいないので、Aのチャーター料金の引き下げが可能になります。このため、たちまち食事の質の低下が発生します。
チャーターで大きな空室ができた場合はかなり悲惨なことになります。このケースでは旅行会社が利益を得る(赤字を減らす)手段は船会社と交渉して食事の質を落とす以外に「チャータークルーズでクルーの人数を減らす」ことしかなくなります。 普通のクルーズでは出来ないのですが、リポジショニングの途中にチャーターを入れている場合は可能性があります。 クルーは常に入れ替わっていますから、交代要員の下船をチャーターの前に行い、乗船はチャーターの後に行います。 こうすると、チャータークルーズの期間だけクルーの人数が少なくなりますが、それだけサービスレベルは低下します。
お願い:素人の個人的見解ですので、何か誤りがあれば指摘ください。
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No.7160 日本のチャータークルーズの問題点(つづき)
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名前: のせの猪 日付:2016年09月28日 (水) 21時22分 |
問題点2:最終的に誰が乗客に対して責任をもっているるのかはっきりしない。 チャーターした旅行会社が責任を持っており、乗客からのクレームを処置してくれると思ってしまいますが・・・・ チャータークルーズは「日本出国時及び帰国時に船舶を利用する募集型企画旅行」として集客しますので、旅行会社の約款が適用されます。はっきり言って旅行会社の約款は(乗客のクレーム・訴訟から会社を守るためですから)逃げ道を作っています。例えば、 第七章 責任 (当社の責任) 第二十七条当社は、募集型企画旅行契約の履行に当たって、当社又は・・・手配代行者が故意又は過失により旅行者に損害を与えたときは、その損害を賠償する責に任じます。・・・・ 2 旅行者が天災地変、戦乱、暴動、運送・宿泊機関等の旅行サービス提供の中止、官公署の命令その他の当社又は当社の手配代行者の関与し得ない事由により損害を被ったときは、当社は、前項の場合を除き、その損害を賠償する責任を負うものではありません。この約款が適用されるチャータークルーズに参加した場合、極端な例では「船が故障して」港に船が姿を見せなかった場合でも「運送・宿泊機関等の旅行サービス提供の中止」が原因ですから、主催した旅行会社は料金を支払った乗客に賠償する責任がないことになります。 乗客が旅行会社に返金を要求しても「約款に記載しているように当社に責任はないので、船会社にクレームを出してください」と言い逃れできることになります。 台風が原因で出港日が遅れクルーズの日数が短くなった場合、旅行会社はこの日数分の返金を行う必要はないことになります。旅行会社は「船会社と交渉して!」と言うのでしょうか・・・ HIS/クルーズプラネットのチャーターしたコスタ・ビクトリアの2年前のクルーズでは台風の影響で日数が短くなったのに確か上級客室の乗客も100ドルのオンボード・クレジットのみでしたね・・・ この旅行会社から見れば当然(100ドルも過大?)かもしれませんが、クルーズ会社の自主運航ではあり得ない対応です。 この点に関して、クルーズ会社の自主クルーズでは台風でクルーズ日数が短くなった場合の日数分の返金は当然のことで、抜港があった場合にはその港に支払う予定だったポートチャージの返金を行い、追加して何らかのオンボード・クレジットとか別のクルーズで使用できるクレジットを提供するのが(世界のクルーズの)常識かと思います。 2014年10月に台風18で行程が2転3転したダイヤモンド・プリンセスの温泉地めぐりクルーズに参加された方は経験されていると思います。チロさんに投稿頂いたように、この時は特別に手厚かったですね。 詳細は http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=fujiwaray1&mode=res&log=589参考までに2012年に米国のフロリダを襲ったハリケーン・サンディーに対する各クルーズ会社の対処リストを添付します。 http://www.cruisecritic.com/articles.cfm?ID=1461私は2015年8月に上海発着のクァンタムに乗船しました。この時、台風でクルーズ 日数は同じでしたが、日本寄港が韓国に変わってしまいました。 このクルーズでのコンペンセーションは、 クルーズに参加した人には @1年以内のクルーズで使用できるFuture Cruise Creditの提供。 一室450ドル(内側)、550ドル(海側)、700ドル(バルコニー) A現金での返金 一室225ドル(内側)、275ドル(海側)、350ドル(バルコニー) 詳細は http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=fujiwaray1&mode=res&log=977「そのクルーズで最大の利益を得るのが目的」のチャーターと「乗客の満足度を高めリピーターを確保する」ことが最も重要なクルーズ会社の自主クルーズの差が現れているのではないでしょうか。 お願い:素人の個人的見解ですので、何か誤りがあれば指摘ください。
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名前: みえこ 日付:2016年09月29日 (木) 09時01分 |
のせの猪さん
詳しく説明していただきましてありがとうございます。
ザーンダム チャータークルーズに乗船したときに感じたのは クルーの大幅減と食事のレベルダウンでした。 やっぱり そのあたりに手を付けるのですね。
日本船のぱしふぃっくびいなす K社のチャーターの時は まったくいつものクルーズと差はなかったように思いました。 チャーターだから食事の質を落とすことはないとのことでした。
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名前: UNIT23B 日付:2016年09月29日 (木) 15時08分 |
私は、チャーターとは 船も食事もサービスなどソフト面も 一つの航海についての全てをそのまま買い取ってしまうこと、とゆう感じで考えてましたが、確かに チャーターであれば船会社が同意さえすれば食事を含めたソフト面は 変更ができる ということですね。ザーンダムが 、期待していたHALのザーンダムではなくなる可能性がある、ということ 理解しました。責任については、船の運航上の問題であれば チャーターであっても船会社側に責任があると思います。
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名前: South_North 日付:2016年09月29日 (木) 21時42分 |
のせの猪さん、皆さん こんばんは
船が故障して港に船が姿を見せなかった場合 クルーズの日数が短くなった場合 には、賠償はともなく、以下の条文により返金は 要求できるものと思います。
泣き寝入りなんて絶対できません。
標準旅行業約款 (日本旅行業協会) 募集型企画旅行契約の部
第四章 契約の解除
第十六条 2 旅行者は、次に掲げる場合において、前項の規定にかかわらず、 旅行開始前に取消料を支払うことなく募集型企画旅行契約を解除する ことができます。 一 当社によって契約内容が変更されたとき。 ただし、その変更が別表第二上欄に掲げるものその他の重要なもので あるときに限ります。
3 旅行者は、旅行開始後において、当該旅行者の責に帰すべき事由 によらず契約書面に記載した旅行サービスを受領することができなく なったとき又は当社がその旨を告げたときは、第一項の規定にかかわ らず、取消料を支払うことなく、旅行サービスの当該受領することが できなくなった部分の契約を解除することができます。
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名前: のせの猪 日付:2016年09月30日 (金) 01時26分 |
UNIT23Bさん、South_Northさん こんばんは。
旅行会社(チャーターした)の責任にの事例として極端なケースを出したので論点がずれてしまって申し訳けありません。《「船が故障して」港に船が姿を見せなかった場合》は《「船が故障して」出港が何日か遅れた場合》と書いた方が良かったかもしれませんね・・・
>責任については、船の運航上の問題であれば チャーターであっても船会社側に責任があると思います。
船会社と旅行社の間の契約書で免責が記載されている事例※には入らないと思われる「船の故障」であれば当然船会社には責任があります。 では、次に「この責任追求および損害賠償の交渉を誰がおこなうのか?」となると旅行会社として @(私達に責任はないが)船会社の代わりにお客様に返金を行い、船会社との交渉・回収は私達が行います。 A(私達には責任はないがお客様の代わりに)船会社と交渉して(少しでも)返金が出来るよう努力します。 B 私達には責任がないので、お客様が(責任があるとお考えになる)船会社と直接交渉してください。 との選択肢があるのではないかと思います。
このどれを取るかは旅行会社の体質が色濃く反映するのではないでしょうか。個人的にはBを選ぶ可能性のある旅行会社のチャータークルーズは間違っても選びたくないですね。
※台風を含む天災は確実に免責事項として記載されているでしょうから、@の可能性はなく旅行会社の対応はAかBだと思います。Aの旅行会社があれば良いのですが。約款で守られていますから・・・ それと、契約書で免責されている事項に対してチャーターした旅行会社に返金を申し出るク船会社がありますか・・・
クルーズ会社運航の自主クルーズであれば(免責事項として記載されていても)顧客満足度を維持するため何らかのコンペンセーションを提供していますが。このレベルは会社次第ではないでしょうか。コスタのコンペンセーションは余り見たことがないのですが・・・どうなのでしょうか。
>泣き寝入りなんて絶対できません。
お気持ちは良くわかります。上記@かAの「お客の立場に立って考えてくれる」旅行会社を選ぶしかないように思います。
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名前: ハバネロ 日付:2016年09月30日 (金) 09時30分 |
ぺんぺん 様
書くまでもない事ですが、サンプリンセスとコスタビクトリアでは、プレミアム客船とカジュアル客船の違いがあります。 従って、元々2ランクぐらいの差はあるので同じというわけにはいかないと思います。 ビクトリアは最低クラスの会社の最低の船ですから、あまり期待はできないですね。 ただビクトリアに対する投稿を見ていると、それどころの話ではなさそうですが。
日本を周遊する客船は、他社もザーンダムだったり、ミレニアム(格好良いので好きですが)だったり、各社最低クラスの船を投入してますので、やっぱり軽く見られているのでしょう。
その他の皆様へ。
私も何度も煮え湯を飲まされてきましたので、いい加減頭にきています。ですが、 損失を埋めるのは、相手方次第でこちらに権利はないものと考えた方が現実的でしょう。 それ以上になると、結局は裁判を起こす事になり、アメリカあたりで起こせると事情も違うのでしょうが、 日本で起こすとなると、民事訴訟は起こした時点で、負け決定。 労力も費用も莫大になりますから、プロでも100万円以下は割に合わないので止めるそうです。
裁判官がまともに書類なんか読むハズもなく、相手が大会社ともなれば2万ページに及ぶ意味不明の反論書を提出してきたりします。 損得を超えた、「不条理は、いくら金と時間がかかっても許さない」という覚悟が10年にわたって必要でしょう。
というのが、民事訴訟に関わった事のある私の個人的意見です。
せいぜい我々にできるのはグラニティー(チップ)を払わない事くらいでしょうか。 これだって、まとめて皆さんが払わなければ、船会社にとって結構イタイと思いますが。 会社に対する意見なんて書くだけ無駄というものです。私も3ヶ月後に帰ってきた文書を読んで(当然英語)またまた頭に来ました。
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No.7177 日本のチャータークルーズの問題点(ビックリしたこと)
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名前: のせの猪 日付:2016年09月30日 (金) 23時35分 |
チャータークルーズの問題点1として >@売り上げを増やす。 >●料金以外の収入を得る。 例えば、ポートチャージ(寄港税)・・・ と書いたのですが・・・ 2016年版のプリンセス・クルーズの" Passenger Contract "、 旅客運送約款によると(一人当たりの) Taxes, Fees & Port Expenses(これをカーニバル・ジャパンは政府関連諸税と翻訳?)は政府の入出国税、寄港に要する全ての費用を乗船している乗客数で割って算出する※と記載しています。 ※意訳(英文のPassenger Contractは正式なものです) ダイヤモンドプリンセスの2017年のチャータークルーズにおいてチャーター主の旅行会社が政府関連諸税としてカーニバル・ジャパンが提供した金額を使用しているのであれば、この金額の他に寄港税とかポートチャージを別途必要費用として乗客に請求するのはまずいのではないでしょうか・・・
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名前: UNIT23B 日付:2016年10月01日 (土) 10時22分 |
のせの猪さん、プリンセスクルーズの約款では 同社の船では、チャーターのみか通常の日本日本発着も含めてかわかりませんが、日本の法律に準拠して”PASSAGE CONTRACT"が実行される、と書かれていることに 驚きました。通常は、船籍のある国の法律に準拠するのではないかと思うからです。日本の旅行会社にとってプリンセスは売りやすい、ということになるのでしょうね。
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名前: のせの猪 日付:2016年10月01日 (土) 21時23分 |
UNIT23Bさん
確かに、「プリンセスはそうなんだ」と思う条項ですね。
ただ、同じ船に乗船するにしても「旅行会社主催の募集型企画旅行に参加しているのか」「個人手配旅行か」でこの"Passenger Contract"の重みは全く違ったものになると思います。
個人旅行であれば、「乗客⇔クルーズ会社」の関係で乗客はクルーズ会社とダイレクトに契約を行うことになります。従って、この"Passenger Contract"はそのまま適用されます。
旅行会社主催の募集型企画旅行(チャータークルーズも)では「乗客⇔旅行会社」「旅行会社⇔クルーズ会社」の関係になりますので、このContractは参考資料程度の取り扱いになると思います。何か船内でトラブルが発生した時は契約した旅行会社の約款に基づいて乗客と旅行会社の間で処理されることになるでしょう。
このことを考えると、募集型企画旅行の主催旅行会社(チャーター主の旅行会社)の選定は思っている以上に重要かもしれません。
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名前: UNIT23B 日付:2016年10月03日 (月) 16時34分 |
のせの猪さん、募集型企画旅行であれば日本のそれ用の約款が顧客・旅行会社間の契約に適用され、もしクルーズ会社の約款が日本の約款と異なればその差は旅行会社が埋めることになる、と納得しました。(ところが先ほど2017年ゴールデンウイークのダイヤモンドプリンセスチャタークルーズの広告の取り消し料規定を見たら この部分については「クルーズ会社の約款が適用される」とあり、ちょっとまた分からなくなってはいるのですが・・。)
ともあれチャータークルーズは 昔からクルーズの代名詞だった「豪華客船」のイメージから離れて短期 カジュアル 安価 などのお手軽性 や テーマ性を重視して多くのクルーズファンを開拓しているのですから、食事やサービス面などある程度犠牲になるのはやむおえない気がします。従来からの「豪華客船」またはそれに近い船に乗りたい方は船(船会社)の特性をアッピールしているプレミアムクラス以上の船を選ぶことになりますね。South_Northさんの言われる「安くてもそれなりに満足できるクルーズ」と「高くて良いクルーズ」への二分化です。私は「中くらいの値段で良いクルーズ」を求めていますが。
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