その　1

私は、ネットが旅行情報の交換にとても重要な事を認識しています。
その中で、あの旅のここが素晴らしいとか、この間は楽しかったですねというのも、
とても良い事だと思います。

ただ、クルーズ旅行と言う特殊な旅行なら、どうしても印刷物やネットでは得られる情報が少ない。
特に役に立つ情報が少ない。奇麗な旅行写真ばかりが多い。

添乗員付きのツアーでなければ情報は必須です。

ネットで集める情報の中で役に立つのは、
こんな困難にあった。こんな困った事に会ったという情報です。それに助けられた事もあった。

私が去年カリブ海クルーズについて、このような事がありましたと投稿した時も、
そんなことはありえないと、行ってもいない人から散々に否定されました。
今年のアクアアルタにしてもそうです。
経験もしないで言われても困ったものです。
まあそれは決まった人達からですが。

何があっても大丈夫な人はそれで良いでしょう。でも大丈夫ではない人もいる。
そういう人に対する情報です。
実は去年のクルーズでは、ここには書けない様な悲惨な目にあったのですが、
それはそれで公的機関に連絡してあります（そのため今年は一回しかクルーズに行けなかった）。

私も、もっと若くて英語ももっと話せて、体力と時間のあった時なら、別に何でもないでしょう。
旧市街だって歩けば良いだけだし、高潮が引くまで延々と待ってれば良いだけだし。
ヒマな時間は雑談してれば良いだけだし、ホテルなんか当日決めるわけだし、どうって事ないです。

私もある意味、旅のエキスパートです。だからいろいろ困難があっても今のところ日本に帰ってこれる訳です。
今回も何という事なく救われた。誰でもできる事ではないと思います。前もって情報があれば別ですが。
いかなる状況にあっても屈しない精神と、危険を判断して逃げ出す俊敏さ（去年は***強盗に襲われました）、
旅行ぐらいなら、言葉にも困らない技術も持っています
（だから英語の能力が落ちるばかりかもしれませんが）。

ただ、初めて客船クルーズに行った時は、なんて素晴らしいんだろうというのと
なんて目茶苦茶なんだろうとの組み合わせでした。毎日が戦争状態でした。きっと***のブラックリストに載っているんだろうなあと思います。
私の英語が通じない事があったのにもショックでした。
（後でわかったのですが、通じないふりをしていただけです。それが客船では通用するらしい。なにせ船長の権限は甚大ですから。）