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俳句の広場のひろば

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■ こんにちは。。

2012年03月31日 (土) 09時37分


鍬塚さん。お久しぶりでございます。
昨年の夏やっとネット環境が整いまして
後れ馳せながら拝見いたしてます。。
グランバ句会は、凄いボリュームですね。。一度では奥の奥までは、読み切れませんね。今年の樹の句会にお見えになられたとか、恭子さんに伺いました。なんだか懐かしくて不義理も顧みずお便りいたしました。時どきお邪魔したいと存じますが、、さてどのお部屋にと迷ってしまいます。最近私も俳句ブログを始め、周りの俳句を紹介し始めました。仲間の句は、ともかく文は稚拙ですが少しでも思いが伝わればと。。二言三言が長くなってゴメンなさい。。

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■ 146回グランパ句会

2012年03月05日 (月) 14時27分


百四十六回グランパ句会
      二〇一二年三月五日(月)啓蟄   更衣十三日

 1 雛人形 見つめる姪のすまし顔              
 2 吾の作るおでん欲しいとねだる男(ひと)             
 3 畳を雑巾で拭く二月がある               
 4 寝たふりをしても春陽がらんどう            
 5 春雷や酔いどれ船に逃げ込んだ             
6 粉雪が春を引っ張り流れてく              
7 金色のカヌー木立を縫って二月尽             
8 雛飾るどの娘も見知らぬ女(ひと)となり            
9 東京タワー 明日を知らせるライトダウン   
10 冬日背に針に糸刺す老いし妻              
11 隙間風夜なべの母の針仕事  
12 釣り針と鼻水垂らす冬の海  
13 異次元へ通り抜けたい針の穴              
14 しゅんしゅんとやかん鳴く音父母と聞く          
15 手鏡の笑顔確かめ出社する               
16 サイン帳真白きままに卒業す          
17 粉ミルクこぼれるように春の雪              
18 ためいきが見えなくなった春きたる            
19 黒色の傘とぼとぼと春の雪                
20 春浅しマフラー長き女高生   
21 啓蟄や立ち入り禁止区域街               
22 仕合わせな人にお会いし八重桜              
23 カレーパン買う君の背に春の雪           
24 泣く人の校歌を歌う胸熱く                
25 ことごとく薄氷割りつ児ら走る         
26 春の駅つい懐かしい人になり                
27 春愁やこの世に息子産み落とし            
28 倖せな人に囲まれたんぽぽ綿毛となる           
29 指先の覚束なくて3・11               
30 みえぬ糸からまれもつれ鳥帰る              
31 この春も気持ち逸(はや)らせ疲れそう              
32 鼻水が不意に流れて涙のように              
33 これでもかこれでもかと椿咲く           
34 春一番ふりまわされて恋を知る              
35 街中の冷え込む闇に猫の影   

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■ 145回グランパ句会

2012年03月02日 (金) 22時00分


百四十五回グランパ句会
二〇一二年二月六日(月) 睦月十五日(満月は二月八日です)
特選  選                               作者
乱   更
 酔いつぶれつぶれつぶれた春の日が ゴン
    子         2 蒸籠でワイワイおしゃべり栗おこわ     夏日
真英ゴ 夏香        3 こころまで消え去るほどに吹雪かな     賢二
筆   乱賢香ひ更ゴ子   4 風花や麒麟の首や象の鼻         聰子
    筆         5 放射能無味無臭なり春寒し       ひとみ
喜   賢聰桂子      6 風戯え軽くめまいの雪華かな    更紗
    ひポ聰ゴ       7 ありきたりな人になるなと除夜の鐘    香織
ひ   ポ英喜恵      8 毎朝の洗濯で見る春の距離        子房 真英あ       9 沈丁の蕾に雪の意地悪き         乱葉              10 遠足や春の風吹く丘に行く     ゴン
香あ恵 乱賢真もゴ聰英夏子 11 水仙は孤独なんです群れてます     ひとみ
香も夏       12 笑っても泣いてもひとり雪だるま     賢二
    も         13 地上波の乱れて雪女すぐそこに    更紗
夏更  乱も        14 渋面の男毛深く寒明ける        聰子
聰   ゴ真        15 ひかりやわらか水色の空 春。      夏日
              16 春雨や辛く伝わる音がする    ゴン
ポ   聰喜筆       17 雪道は侍のごとく歩くべし       子房
              18 まち針をさした手提げは散歩用     夏日
              19 海荒れて妻は炬燵で居眠れり      賢二
    更筆恵       20 嫁入りの話し聞こえて梅ふふむ     ひとみ
    賢ひ        21 ダウンロードの遅い回線炬燵猫    更紗
賢子  乱ひ更       22 この町は曲がり角多し余寒なお   聰子
    ポ恵        23 雪降れば幼き頃の想ひ出や 乱葉
    喜あ桂       24 枯れ枝は天を掴もと春を乞う      子房
も   真ポ筆あ      25 薄氷を踏んでみたのはいつ以来      乱葉
    英あ        26 冴え返る非正規雇用の切なさや     ポポ
    夏喜        27 起き上がれず時は過ぎゆくはや二月   ポポ
    香恵        28 紡ぎ出す俳句の言葉布団から      ポポ
☆香織さん真弓さん初参加です。
☆桂さん仙台からのミクシィ選句です。

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2011年03月06日 (日) 23時21分


百三十三回グランパ句会
二〇一一年二月七日(月)旧睦月五日 
特選 作者

ポ           1 天気良く気分も晴れて鬼は外         ゴン
ゴ聰桂         2 凛とした君を見る朝春隣           子房
    乱結更     3 鬼がヤイ歯を出して笑っている        水仙
    ゴ       4 大寒やゆまりすること五,六回         結
    英       5 新燃岳噴火それでも豆を撒く        もとお
あ   更       6 断捨離という新語あり福は内         聰子
ひ   ゴポ桂桂    7 この街が終のすみかや寒雀          乱葉
    乱あ恵喜筆   8 節分の鬼は父から子に変わり        ひとみ
    乱       9 ボディガードのように鬼棲まわせて      更紗
    英      10 豆まいて家族の幸をひたすら祈る       ポポ
結聰  藍      12 鬼と平和の幸福論を提示せよ         水仙
    藍ポ更    13 雪止んで草原に星降り初める          結
    ポあ吉英   14 澄んだ空春ならではの愁いあり        ゴン
乱筆恵 藍ひ結桂水賢 15 立春や猫一匹の精神科            聰子
    ひ喜     16 歳男豆を小分けに福配る          もとお
更   賢      17 節分会歌舞伎役者の声や良し        ひとみ
           18 立春やGパンおろして街に出ん       乱葉
    喜恵     19 卯の年に生まれし自分に飛躍あれ      ポポ
吉   ゴ      20 雪降るる神降る如く雪降るる         更紗
           21 幸せは豆をまくもの福招く          ゴン
    賢      22 冬の日に耕す鬼は樵かな           水仙
藍   ひ聰吉筆水  23 捨てるもよしひきづるもよし水若し       結
桂喜  恵吉     24 二人居て只静かなり除夜の鐘        あおい
    桂筆あ    25 渡り鳥椿の蜜を隠れ吸う       もとお
ゴ   賢あ     26 枯枝にふくら雀のひしめけり       乱葉
    ポ      27 豆飛礫内なる鬼を狙い撃ち         ひとみ
    ひ聰英    28 風神の駆け抜けてゆく二次曲線       更紗
    水      29 石蕗咲いて五七五に初挑戦         けい子
賢水  結筆     30 立春のふくらはぎに鬼は棲み         聰子
    結聰吉水   31 一月や肺の空気を入れかえす       筆子
    喜      32 初雪は降れど積もらず温暖化         英貴
    乱英     33 初寒波ふとんの中のわたしです        恵子
    更      34 お年玉くれる婆ちゃんお金持ち        喜儀
           35 想い出す豆と菓子撒く父の笑顔     ポポ
次回は4月4日か11日(月)

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■ 11月グランパ句会まとめ

2010年12月03日 (金) 21時40分


百三十回グランパ句会    二〇一〇年十一月八日 旧神無月三日      特選  選                          作者         賢     1 放哉の正体見たり墓のうら      もとお
         2 風呂場から口笛を聞く秋の暮れ  ゴン
         3 護りたもう男らの命月微笑む     千桃子
ひ昌   星筆  4 櫨紅葉うしろ足から夕暮れる      聰子
         5 栗食べる「大工生活いつかしら?    夏日
     ゴ   6 窓越しの秋の陽だまり温かく      ポポ 
ピ        7 かねてからお慕い申しあげ羽蝶      結
奥聰星  結藍桃 8 雲ひとつない空に病院        ひしゃく          ゴ筆喜 9 秋の夜なが唇から出るため息       藍
藍    ゴ順 10 山茶花の一輪だけ咲き夕に散る     賢二
     藍昌 11 どうしたらいいの叫びが右左      星 
夏    ポピ 12 つつき過ぎくちばしの傷なお痛む    すず
    ゴ夏す昌13 口ずさむ歌木枯らしに葬られ      更紗
     凜  14 女枯葉砂塵舞うや場末の熱きかふぇ 野捨次郎
賢    ピ  15 デパートを出づれば暗し秋時雨     乱葉
     あ  16 口癖を注意されけり秋笑う       ゴン
     凜  17 「こうしよう」やめて口唇とだす秋   夏日
     賢結 18 薄い味噌汁大松揺れており       もとお
     ポ  19 葭簀越し輝く絵柄にケーキ皿     ひしゃく
   乱ひあ喜桃20 口下手は父親譲りの青蜜柑      聰子
     星ポ 21 しぐれつつ山里の道かえり花   賢二
桃       22 秋晴れに洗濯干して悦に入る     ポポ
あ    乱凜夏23 冬ざれに何も言わぬと口閉じる     藍
喜    更  24 まちかねてほろ酔っている十三夜    結
    聰す次桃25 空瓶の山叩き割る秋の闇     星
     乱す桂26 寡黙なる薪ストーブと語る夢     更紗
乱    藍  27 痩身の女の匂い秋の苑     野捨次郎
     筆英 28 甘き菓子食べるだけならいらぬ口    すゞ
    ひ聰順桃29 コスモスや否応無しに青き空      乱葉
     次  30 朝風呂や予定調和の名句かな     もとお
   ひ聰桂更あ31 空洞の胸に雨音初紅葉        ゴン
        32 辞書開く更衣して書の筆        夏日
英    星  33 なんとなく心の解放コツを得る     ポポ
結    ひ桂 34 永遠に年下であり藪椿         聰子
        35 光沢は卵のカラで月見草       ひしゃく
ゴ    桂喜英36 時はすぎ人も去り行き後の月       結
凜    更ポ 37 落ち葉のように散った口約束      藍
     喜  38 鳩の巣は捨てられたまま今朝の冬    賢二
筆    結昌 39 音は耳熱は口より侵かし入る      すゞ
     順更あ40 風呂吹きをはふはふと喰ふ茶髪の子   ひとみ
次    結英 41 聞きあきた愛の言葉に勝る蛇      星
   乱賢聰次更42 風吹いて鶏頭百本燃え立たせ     ひとみ
桂    藍次夏43 絹雲や果て無き青に溶け込みぬ 乱葉
     星英 44 遠吠えに答える子犬草の花 ひとみ
     す  45 疾駆するバスは満員トッカータとフーガ 野捨次郎
すポ   ピ英 46 冬近し嘆く時過ぎ今生きる 凜
     賢筆夏47 秋の声すまないと喘ぐ息 凜
     昌順 48 天高し心が叫び過去になれ   凜


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■ 10月グランパ句会まとめ

2010年11月09日 (火) 00時02分


一二九回グランパ句会 二〇一〇年十月四日(月) 旧葉月二七日
特選  選          作者
         1 街角に秋を装い伸びる影      ゴン
          2 年重ね叫んでみたい吾亦紅     ひとみ
    次     3 彼岸花亡き叔母の笑顔映し出す   ポポ
          4 関鯖は日本一の美味しさや     雨情
賢諭  星藍ひ筆昌あ5 いちぬけて手に余りたる曼珠沙華  聰子
    藍ひあ   6 空色に包まれている秋ひとつ    賢二
春藍  喜か    7 虫の音や上弦の月傾きぬ      乱葉
    ゴポ    8 寂しさも一度は消える月の影    藍
桃   聰春蟹   9 薪積めば少年の日のピタゴラス   更紗
喜   星    10 うろこ雲はがされ今の私かな     凜
次結  ひ桃   11 月光についていく我子を宿す     星
    春い   12 薄倖の青年画集青深く    野捨次郎
    ポ    13 露草や亡き娘の瞳とどまりぬ   ひとみ
ゴ   聰諭   14 低い秋南にオリオン座くっきりと  雨情
    凜桃   15 静けさや私の時計秋刻む      ゴン
筆   乱ひ更いあ16 朝市の柿三つだけ買いにけり     賢二
ひい  乱賢昌  17 サフランの淡き焔の立ちて秋     更紗
    春ポ筆  18 この道を行きし帰りしまた迷う    凜
         19 いとしブロンド汝が絵は賢治に似たり 野捨次郎
    春更   20 いつの間に連ドラの親役同世代   ポポ
    星    21 皿倉の月に焦がるる轡虫     乱葉
    凜ゴあ  22 秋澄むや禁煙始めて再生す        星
星昌  賢更蟹  23 残像は彼岸花にて非常口        聰子
凜   ゴ結喜  24 天高し見上げる私は蟻のよう      藍
ポ   結筆   25 新米や八十八手の 味がする       ゴン
   乱ゴ聰筆昌桃蟹諭 
         26 片恋は咲くほど淋し曼珠沙華     ひとみ
         27 水出しのコーヒーのしずくに癒される  ポポ
    凜    28 母と見る十三夜には再会や       雨情
更蟹  藍    29 秋の夜を礼儀正しく犀眠る       聰子
乱聰  星喜蟹諭 30 嘘つきとわかっていながら秋の暮    賢二
         31 樹上にて鳴くコオロギやエトランゼ   乱葉
あ   賢凜   32 秋風にページをめくられ本の国      藍
         33 懐かない野良の子猫も自由が好き     更紗
    ポ昌桃  34 流星にあずけた心洗われて     凜
    乱い喜諭 35 田の実り傾く案山子と溶け合って     星
    結更   36 梅干しが出たぞ病院   もとお
    結聰   37 言う事聞かずたんと水を飲む もとお
    賢    38 山歩きの便所が秋となる もとお
       出席七人投句十三人選句二十二人

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■ 10月グランパ句会

2010年10月03日 (日) 02時33分


一二九回グランパ句会 二〇一〇年十月四日(月) 旧葉月二七日

 1 街角に秋を装い伸びる影             
 2 年重ね叫んでみたい吾亦紅           
 3 彼岸花亡き叔母の笑顔映し出す          
 4 関鯖は日本一の美味しさや            
 5 いちぬけて手に余りたる曼珠沙華          
 6 空色に包まれている秋ひとつ  
 7 虫の音や上弦の月傾きぬ              
 8 寂しさも一度は消える月の影   
 9 薪積めば少年の日のピタゴラス            
10 うろこ雲はがされ今の私かな             
11 月光についていく我子を宿す              
12 薄倖の青年画集青深く  
13 露草や亡き娘の瞳とどまりぬ     
14 低い秋南にオリオン座くっきりと     
15 静けさや私の時計秋刻む              
16 朝市の柿三つだけ買いにけり            
17 サフランの淡き焔の立ちて秋            
18 この道を行きし帰りしまた迷う            
19 いとしブロンド汝が絵は賢治に似たり       
20 いつの間に連ドラの親役同世代     
21 皿倉の月に焦がるる轡虫   
22 秋澄むや禁煙始めて再生す              
23 残像は彼岸花にて非常口              
24 天高し見上げる私は蟻のよう   
25 新米や八十八手の 味がする             
26 片恋は咲くほど淋し曼珠沙華           
27 水出しのコーヒーのしずくに癒される     
28 母と見る十三夜には再会や          
29 秋の夜を礼儀正しく犀眠る             
30 嘘つきとわかっていながら秋の暮           
31 樹上にて鳴くコオロギやエトランゼ           
32 秋風にページをめくられ本の国            
33 懐かない野良の子猫も自由が好き   
34 流星にあずけた心洗われて   
35 田の実り傾く案山子と溶け合って    
36
37
38

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■ 9月グランパ句会

2010年09月05日 (日) 23時40分


一二八回グランパ句会 二〇一〇年九月六日(月) 旧文月二八日

 1 蚊のように払われる             
 2 秋の風やさしくさするすりぬける          
 3 暑き夕新しき友に会いに行く          
 4 残暑厳しい蜻蛉も赤く染まりけり           
 5 月白の街に魔女の乳首かな            
 6 墓破り帰っておいで月の街              
 7 亡き友の声はかそけき藤袴            
 8 暁の月に ジジッと秋の蝉              
 9 月影に命を宿す良夜かな             
10 黄昏の底に独り蛙声        
11 朝蝉や本当は無い宇宙              
12 帰り道群れて囲むや赤トンボ            
13 秋静か鏡の向こう他人顔              
14 やりすごす母の小言よ百日紅           
15 悔いることあまりに多し蕎麦の花          
16 黒揚羽クレオパトラの夢に棲む             
17 初めての朝露掌(うてな)に こぼすかな        
18 糸蜻蛉(とうすみ)や残照流るゝ川に堕ち        
19 モーツアルトは俳句を殺す繖形花        
20 月の灯に蛾は誘われて舞い上がる       
21 苺味檸檬味思考停止のかき氷           
22 君思う朝露ほどの美しさ            
23 虹消える瞬間まばたき追いつかず      
24 冷房部屋芋虫たちがひしめいて            
25 夕月夜しみる目薬はきらい            
26 魂の帰る処なき秋の蝶        
27 殉教のぬしが恋しい夏椿
28 化野(あだしの)の 空蝉の声喧しく         
29 灼熱の街では右膝が痛い        
30 昇る陽に井戸端の蟹隠れ行く        
31 夕月や草陰の虫ルルルルと
32 八月尽輪廻転生といふ別れ
33 秋立つやメトロノームは緩やかに
繖形花:無限花序の一。花序の軸の先端に花柄のある多数の花が放射状につくもの。ニンジン・ラッキョウ・ヤツデなどにみられる。

この言葉はランボーや宮澤賢治の詩に出てくる。
賢治の春と修羅
     
    さてさてこんどはしゝうどの

     月光いろの繖形花から

     はがねの翅の甲虫が

     一ぺんに千飛びあがる

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■ sennkuonegaiitasimasu .

2010年08月02日 (月) 01時01分


一二七回グランパ句会 二〇一〇年八月二日(月) 旧水無月二二日
兼題「水」
 1 水掛論煙突の向こうは晴れ           
 2 大仏殿匠の朱ののみの跡             
 3 再会や思い出浮かぶ夏の雲            
 4 水脈通る船に句会は乗っかって           
 5 打ち水が熱を跳ねて夏キラリ             
 6 夏休み水は水色上高地              
 7 ゆるゆると過ぎ行かぬもの沈殿す           
 8 陽が沈み急いで畑に水補給             
 9 冷麦茶作る端から空になり            
10 神さびて涼風わたる祭済み             
11 生きる人死に行く人も水中花           
12 山肌の傷痕無残梅雨の明
13 友病みて庭の草花揺れる
14 ニッケ水ちょいとそこらに妻を捨て          
15 降水雲蒸した夜道を静観す              
16 湿原の夏を蛇行す水は濃緑             
17 「さみしい」という名の川の街に住む         
18  水張ったバケツ持って線光花火 
19 撹拌の時来たりてもなお浮かぬ            
20 額より眉に流るる大粒の玉            
21 夏の風台所から通り抜け              
22 過ぎし日を捨てっちまって青い空
23 蜥蜴動かない陽を浴びている           
24 湧水の絶え間ない音空き家かな           
25 ソーダ水ブルー弾けて少年の日           
26 皿倉山放射線雲原爆忌               
27 青年はあの時死の空を見ていたのか
28 蝉時雨玄海灘に溶け入りぬ             
29 ゆらゆらり素足に映る水の影
30 打ち水や顔に七つの穴があり
31 夕立や長距離バスの到着す
32 蕎麦を食べる箸が曲がっている           
33 部活生水道水呑む夏の空
34 満月に白鷺のように首をかしげる          
35 猛暑かな呼吸のように水を飲む
36 だって夏だって蝉はひとりぼっち
37 ぬるま湯もわびしき身には温かき           
38 仕事終え水飲み場所へ牛急ぐ            
39 蝉時雨あぶれる奴もいるだろに           
40 原爆忌水をくださいリフレイン
41 こらえたる涙もありし夏の山            
42 我が魂は黒蝶ふわりと蓮の花
43 水に変わる医者点滴木とナイフ            
44 きまじめな青蟷螂よ夕暮れる            
45 綺麗ねと言わるる孤独水中花
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■ 7月グランパ句会 選句お願いしAM巣。

2010年07月04日 (日) 23時41分


一二五回グランパ句会 二〇一〇年七月五日(月) 旧皐月二五日
兼題「長・短」
 1 短夜や警笛鳴らす終電車            
 2 梅雨に寝て哲学教師になった豚         
 3 梅の雨キャッキャと笑う下校中             
4 美容室チョキチョキチョキと夏来たる         
5 夏蝶の短く飛んで偏頭痛              
6 短冊の祈りよとどけと天仰ぐ
7 葛の花さきっぽきらっと梅雨光る           
 8 楠若葉きみの闇に入っていく             
 9 恋時し短き夏の祭りかな               
10 短夜や路地に子猫の泣く夜明け       
11 夜明け来てケキョと短く鳥の声
12 海底に県境あり梅雨長し             
13 短夜の深夜放送沈むジャズ             
14  捨てられて拾って拾って登山宿             
15 けだるさを纏い傘さす梅の雨             
16 長きもの巻かれずにいると孤立する       
17 夏が来たみなぎる鼓動38℃           
18 長いっちゃ短いっちゃどうでもいいっちゃ        
19 夏の朝飼い主捜す迷い犬            
20 蝦夷梅雨や長き読経とリンの音            
21 こわれていく花曇りのひと               
22 無回転ブブゼラ切り裂くロングシュート        
23 夏氷毒のごとくに咽喉過ぎぬ          
24 父の日や幼き頃の背中乗り            
25 ゆったりと時は流れる夏の夕         
26 すずらんやうつむいてなお滲み出す          
27 会長の挨拶白く夏の河               
28 二重虹君想う時の短さよ       
29 短夜の夢や亡き母叱りをり             
30 薬が切れてきた飯を食う             
31 夏風邪や腐る葡萄の甘さゆえ          
32 淋しさを強く思わず梅雨の音           
33 フルフルフル梅雨の晴れ間のフルート日和       
34 死んでも戦後葱のかたちに眠りこむ          
35 長電話寄り添う友に感謝する        
36 慈雨の音父にハガキを送った日            
37 お手すきならぼくの骨を拾って下さい         
38 長い青雨菖蒲かなあやめかな          
39 汗みどろ長蛇の列の最後尾         
40 昼長し太鼓の稽古に勇む児等            
41 汗弾くショートパンツの長い脚       
42 浴衣から伸びた指先ネイルかな
43 地に足がついて短し後の月           

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