ホームページへ戻る
■ 海明けを待ちし漁師に春の潮
知らなかったけれど、海明けって言葉あるんですね。その地方の方にはまさに春ですなんですね。
■ 海明けや春の飛び方教えます さとこ
いい言葉ですね。
■ かささぎと遊ぶうららの春田鋤き
はるうららの一日春耕しているとかささぎが六羽遊びに来ました。眠たくなるような単純作業もおかげで楽しくなりました。
■ はるけらしこぞより納戸のひなかざり
今年もまだ箱の紐をといてません。田舎は旧暦での行事が多いからまぁ良いってことか。どぎゃんかなっくさんたぁ〜。
■ さげもんやひなの面(つら)にも匂いたち
二句目です。お雛さまも年頃のようです。(笑)
■ 恋うららももの花より桃が好き
弥生句会投句一句目です。桃の節句はおのこにはなかなか詠めません。(笑)
■ 冬底をひっかいている夜の汽車
先日夜行列車あかつきに乗りました。3月15日には廃止とか。ゴトンゴトンの懐かしい音で眠りました。そのあとできた句です。
■ 夢路はこびてあす故郷
ブルトレと言えば電車じゃなくてやっぱり汽車ですよね。昔昔の話になりますが良く乗りました。廃止と聞くと感無量です。
■ 青胡椒とどぶろくああ至福
これは出そうと思ったんですけど…季語2つかも。だんだんドロドロ世界脱却かわりに平凡かも〜。
■ 青胡椒
青胡桃と見間違えていました。つまり青胡椒にどぶろくは美味しくて最高!と言いたい星さん。これを「言ってしまう」と言います。寅さんも言ったではありませんか「いってしまえばおしめーよ」言ってもいいのですが、言った後で「何かあるなあ」と感じさせる何かが欲しいのです。いつも次を次を要求してごめんなさいね。
■ 白桃や沈黙の背中を合わせたり
たりがなんかへんだなぁ。言葉探しの旅もたいへんだぞぉ。。
■ 沈黙の背中
いいですね。白桃と沈黙の背中のの取り合わせが好きです。これ11月の句会に出してみてください。「白桃や」と言い切っているから、やはり「たり」では収まりが悪いです。「背中合わせの沈黙」というように名詞にするも一手でしょう。
■ 桃抱えおかえりなさいとドアの前
う〜ん。なんか私らしくないかも。
■ 夕闇に桃どっしりと座るかな
桃を食べさせようと、まるで「ももたろう」のおばあさんみたいで、いいですね。でもそのままです。夕闇にとすると、あなたが待っているかどうかは直接には伝わりませんが、気配が生まれるでしょう。俳句はある一つだけを述べるとかなり成功します。あえもこれも思いの全てを言おうとすると、焦点が定まらず、それで何を言いたいのと言われてしまいます。それでもいいのですけれど。
■ いわし雲あかね色の波を泳いだわ
今回もグランパ句会でマスターに非難を?浴びない安全なサイトにボツ俳句投稿。