こんにちは。今年の不動産鑑定士2次試験をなんとかクリアして、先月から某鑑定会社で働き始めた者です。 先週、最有効使用が共同住宅の更地の鑑定評価を行いました。そうすると土地残余法で収益価格を出す際に、共同住宅を想定しますよね。上司から「じゃあ、自分でどんなマンションが建つか考えて収益価格出してみて。」と言われ、方眼紙を渡されたときは、かなり面食らってしまいました。机上での勉強しかしていない私にとっては、難しい課題だったのですが。。。実務家の皆さんは、どのように処理されていますか?やはりCADができたほうが良いのでしょうか?かなり素人の話で申し訳ありません。
2004年10月24日 (日) 16時13分
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[1505] 投稿者:鑑定実務一郎 - 土地残余法
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共同住宅ですよね。 上司の意図は、共同住宅の建築図の予想図を書かせようとしたのでしょうか? そうだとすると、それは、建築士の世界であって、鑑定で求められるものではないかと思います。 私だったら、共同住宅は、何階までにするか、各階の専有面積を何uにするか、下層階は、店舗で、地下を駐車場にして収益のアップを図れるか、等を考えますけど。 CADはできるにこしたことはありませんが、鑑定で食っていくのに必要とは思えません。
2004年10月24日 (日) 17時51分
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[1506] 投稿者:うさこ -
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日影規制等の高さ制限を踏まえて何メートルの建物を建ててどういう配置にするのかを調べるために、予想図を書かせようとしたようです。日影規制の詳細な内容も分からない上に、建物を立体的に捉えることは現在の私には非常に難しい問題で、本当困ってしまいました。鑑定実務一郎さんは、高さ制限をどうクリアされていますか?もし宜しければ教えて下さい。
2004年10月24日 (日) 22時13分
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[1507] 投稿者:鑑定実務一郎 - 高さ制限
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高さ制限は日影規制だけで決まるものではありません。 例えば東京でも23区それぞれ、違いがありますから、管轄の役所に確認すべきです。 それに、高さ制限があるかどうかを調べるのは鑑定士の役目でしょうが、それをもとに何階建てのマンションが建つかどうかを判断するのは、不動産業者とか建築士の仕事の範疇だと私は思います。 正直、私は日影規制を考慮して共同住宅の評価を土地残余法で行ったことは皆無です。 日影規制も重要ですが、容積率の緩和も最近は行われいますし、天空率もかなり利用されているので、日影規制だけで高さ制限を判断するのはどうかと思いますが。
2004年10月25日 (月) 00時26分
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[1509] 投稿者:うさこ -
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建築基準法、その他条例等を総合的に勘案してということでしょうか?今回は、私が手がけるはじめての案件でした。いろいろな意味で勉強になりました。また何かありましたら、鑑定実務一郎さん、ぜひアドバイスをお願い致します!!!
2004年10月26日 (火) 22時26分
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