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最近郊外の幹線道路沿いにセルフスタンドなるものが目に付きます。
我がカーチャン、安いのはええこっちゃ、行ってみよう、と言うので給油しに行きました。
今まで車の給油なんてした事がありません。もちろん、ガソリンタンクのキャップなんて開けたこともありません。
車で帰るときにいつも目にしていたセルフスタンドに恐る恐る車を乗りつけました。
セルフですのでいつものように「いらっしゃいませ！」と叫びながら係員が飛んでくる・・と言うことはありません。
そのかわり機会の前に立つと機械が「いらっしゃいませ！」と言っって.くれました。感心、感心。
まず目に付くのが手のイラストが描かれた大きなボタンです。静電気放電シートと書かれています。つまり体に溜まった静電気をこのボタンを触る事で放電させるものです。空気が乾いている冬場によく金属部分を触るとパチッと言って体に溜まった静電気が放電するのにびっくりする事があります。ガソリンに引火する危険性を少しでも少なくするためにまず強制的に放電させるのです。
機械がカードですが現金ですかと尋ねてきました。「ウン、お金があるから現金！」と言いながら（別に言わなくてもよいのだが）現金と表示している文字の部分をタッチする。
今日は試しにと言うことで少なめにして千円札を3枚投入口にいれました。機械の表示に3000円と表示されました。宜しければ確認のボタンを押して下さい。まあこの辺は機械の言うようにボタンを押していけばOKでした。
お車のタンクキャップを外して下さいと、言うのでキャップを外しかけるとシュウ〜と結構大きな音がします。初めての経験でドキッとしましたが大丈夫です。圧力の関係からか空気が逃げる音でしょう、しばらくすると音はなくなります。
指示通りキャップを外して給油ノズルをタンクに入れます。給油ノズルのレバーを引くとジャーと音がしてガソリンが流れていく手ごたえがわかります。給油金額の表示を見ていると、投入金額の3000円近くになると急にゆっくりの表示になり3000円ピッタリで停止しました。機械のすることとはいえ、そのピッタリの鮮やかさに感心することしきりでした。
一度給油してみると簡単なものでした。
本日の価格はリッター136円と大きく表示してあります。近くの普通のスタンドでは140円とありました。
4円の差です、仮に５０リッター入れると200円の差となります。
これからの冬場寒い木枯らしの吹くときに自分で入れるのか・・窓も拭いてくれないし・・
さあ、この200円の差は損か得か・・何とも言えないですね。
でも、機械好きな俺には自分で入れる事の楽しみが出てくる気がします。
さらにスタンドの人に気を使わずに済むこともメリットかもしれませんね。
人見知りする俺にはピッタリかも・・
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