夜中の3時ごろ寝苦しさに目を覚まし、尿意を催してトイレに行こうとした。 隣には我がカーチャンがいびきを立てて爆睡中です。 起こさないようにとそっと布団から抜け出し廊下に出てトイレに向かう。
うん? トイレの電気が点いている。
我が家は現在二人きりの所帯である。 また、トイレは熱センサーの自動点滅式である。 人が入ると勝手に点き、出るとしばらくしたら消えるというものである。 トイレから出ても1,2分で必ず消える。
カーチャンがグウグウいびきをかいているのを聞きながらトイレに行こうかどうしょうかと寝床の中で考えている時間は1,2分はゆうに超えている。
誰かいる、幽霊がいるのか!
昨夜見たテレビの怪奇番組を思い出す。 背中にぞ〜とするのを感じながら思い切ってトイレのドアを開ける・・フゥ〜、誰もいない。 気持ち悪いのであちこちの電気をつけてトイレを済ます。実は私は相当怖がりなんです。
翌日の夜である トイレのドアを開けるが今度は電気が点かない、 何回か出入りをするとやっと点いた、こりゃセンサーの故障か? 居間に戻るとテレビのニュースで北海道で猛暑のためあちこちで火災報知機が誤動作して消防車が出動する騒ぎと言うのを聞いて「これだ!」と納得する。
熱センサーは熱の変化を感じて働くもので部屋の温度と人の温度の差が少なくなると働きが正確では無くなるそうで、 調べてみると熱センサーの適応温度は35度ぐらいででそれ以上は誤動作の恐れが多分にあるとのことであった。 怪談話は猛暑のためのセンサーの誤動作と断定したのである。
ホンとかな、 ひよっとしたらお盆で天国にいるじいちゃんばあちゃんが帰ってきたのかも・・・ナンマイダァ、ナンマイダァ
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