昨夜遅く駅からの帰り道、いつもは暗い曲がり角の住宅地が今日は異様に明るいのだ。しかも何やらチカチカしている、そうだ、クリスマスのイルミネーションだ。
もうそんな季節になったのだ。今年の秋は暖かかったのでクリスマスの季節がなんてすっかり忘れてしまっていた。これからひと月の間はあちこちでチカチカが目に入ることになる。
このお家は昨年も飾りたてていたが、今年は昨年以上に力が入っている。屋根から、壁から、庭もフェンスも・・と家全体を飾り付けている。サンタさんや、トナカイや橇などをあちこちに散りばめて。 よくみると電球一個一個が明るいのである。これは新しい発光ダイオードつまりLEDを使った電球なのだ。
LEDは最近急速に進歩している。LEDの技術がこんなクリスマスの飾りまでに使用される時代になったのだ。LEDの話でよく例に出されるにが信号機である。ここ数年に間に道路の信号機の電球はほとんどLEDに切り替わっている、これは長寿命で発熱が少なく明るくて何より消費電力が少ないので採用されている。設備更新の費用を出しても電気代の節約で元が取れるそうだ。
LEDのイルミネーションは確かに明るくて色鮮やかなのだが、それが何十個、何百個と点灯すると何となく疲れてしまう、LEDの発する波長のせいなんでしょうか。しばらく見ていると電球のばんやりした感じがいいようにも思えてくる。
お店やイベント場での派手なイルミネーションはなかなか良いものと思うが、 暗い住宅地の中の1軒だけが、これでもかとチカチカしているのを見ると「なんだかねぇ」と思ってしまうのはきっと俺の心が狭いからなのでしょうね・・ でも、だれに迷惑をかけるじゃ無し、日本経済に貢献するし、いいことですね、きっと。
写真は本文とは関係ありません。 http://www.irisplaza.co.jp/index.asp?KB=051019illumi より
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