パブロ・ピカソ
新国立美術館とサントリー美術館でピカソ展を見ました。
会期 2008年10月4日(土)〜12月14日(日)なので焦った。 パリ・ピカソ美術館の大改修に伴って可能になった世界巡回展の一環として、国立新美術館とサントリー美術館で同時開催された。 こんな機会はめったにない。今を逃せばピカソ美術館に行かなければ見れないかもしれない作品がたくさんある。 14日までだ。残り少ない。今行かなければずっと後悔しそう。と言うことで頑張っていきました。
まず新国立美術館へそしてサントリー美術館へ。 ピカソは若いとき友人を失って、青の時代となり、女性と出会いバラ色の時代が始まる。女性が変わるたびに描き方色が激変していく。その変わり方には目を見張る物があった。
ピカソについては今までよく分からなかった。作品もキュビズム当たりになると何がなにやらと思っていた。 でも、それは部分を分析して再構築した物だと分かった。 少し、絵の意味が分かってきたような気がした。思い込みかもしれないけど。
それにしても、若い女性と次から次へと、凄いエネルギーだと思う。 マリー・テレーズとドラ・マールを同時に愛し 選べなかったって ・・・自分の前で喧嘩させた。信じられない。 しかも同じポーズでそれぞれを描いて並べて楽しんでいたとか・・・ 若い女性ばかり そして女性が変わるたびに作風が変わった。
普段は政治にほとんど関わらなかったピカソがスペイン内乱でのゲルニカの惨事をきっかけに、戦争への怒りの絵を描き始めた。朝鮮戦争にも批判の目を向け「朝鮮の虐殺」が書かれていたことに驚いた。
今まで、ピカソはわかりにくい作品を描く人との思いこみがあったが、今回の作品展で、少しピカソについても、作品の見方についても理解が進んだように思う。
No.498 hosikuzu 2008年12月10日 (水) 23時29分
それは
すばらしい。 人間としてすごくまっとうですね
怒り 恋 表現 どれをとっても一級品です。
No.499 し 2008年12月11日 (木) 02時06分
ピカソ展14日まで!
わーっ。行けないよー。朝日新聞の広告はすみずみまで読んだのだが、まさかもうおしまいとは? ゲルニカの怒りを観たかった。若き女性のポートレートも見比べたかった。人物の描きかたに特徴的な目線があるのね。hosikuzuさん模写して!ピカソの人物画。なんかたのしそう。
No.500 master 2008年12月11日 (木) 21時44分
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