母べえ
金曜日、仕事帰りに映画を見てきました。 「母べえ」山田洋次監督 主演吉永小百合 良かった その一言以外にありません。
正直言ってあまり期待はしていませんでした。 前に吉永小百合の北の零年みて、北海道の開拓のテーマでしたが、う〜んそんな・・・と言う場面があったり、終わり方が無理にハッピーにもっていったような感じがあって いまいちでした。
でも今回は良かった。 映画を見た後、観客はみんな無言でした。声を出したら余韻が壊れてしまいそうで。。。 声に出さないけど、そんな思いを共有しているのを感じました。
映画館を出てしばらくは無言で歩きました。 でも、このまま帰宅するのはもったいない、そんな思いが浮かびます。 居酒屋に行くことにしました。 歩きながら更に知人に声をかけて8人になりました。 何か映画の話題をするのは余韻を壊しそうな気分で、たわいのない話しをして笑いました。 でも、何も話さないのも何か物足りなくて、終わりの頃に私が映画の話しを切り出しました。 そしてみんなもそう思っていたようで、一人一人が映画について言うことになりました。 そして、それぞれに余韻を残したまま、飲み会は終わりました。
映画も、飲み会も良かった。^^
No.541 hosikuzu 2009年01月24日 (土) 16時12分
戦争を子どもを守って生き抜いた吉永小百合(母べえ)が老衰して臨終の時を迎えて 酸素マスクをはずしてもらって 「ありがとう、さようなら」
娘が、 「ありがとうを言うのは私たちだよ。 母べぇもう逝くのね。 父べぇ(治安維持法で留置されて獄中死)や山ちゃん(戦死)おばちゃん(広島で原爆で死亡)も待ってるものね。会えるものね。」
母べえが娘にしか聞こえない声で言った 「死んでなんか会いたくない。生きて会いたい。」
私はこの言葉が心にしみた。 死んであの世で会えるなんて慰みの言葉なんて私もいらない。 大切な人とは生きて一緒に過ごしたい。
きれい事で、慰みごとで終わらなくて良かった。 あれで、臨終の時に「うん やっとこれで夫とに会える」とか吉永小百合が言ったら、私はこんなに感動しなかったと思う。北の零年の時と同じになってしまったかもしれない。
No.542 hosikuzu 2009年01月24日 (土) 16時28分
解説: 山田洋次監督が昭和初期につつましく生きる家族の姿をとらえて、現代の家族へのメッセージとしてつづった感動の家族ドラマ。夫のいない家族を支える強くてけなげな母親を演じた主演の吉永小百合をはじめ、坂東三津五郎や浅野忠信、子役の志田未来、佐藤未来が、戦前の動乱に翻弄(ほんろう)されながらも懸命に生き抜く人々にふんする。戦争の悲劇を描きながらも、平和や家族の大切さ、幸せとは何かを、改めて思い出させてくれる。(シネマトゥデイ) あらすじ: 世界情勢が緊張を帯びてきた昭和15年。ドイツ文学者の父・滋(坂東三津五郎)が、反戦を唱えたとして逮捕されてしまう。悲しみにくれる母・佳代(吉永小百合)と2人の娘(志田未来、佐藤未来)だったが、父の教え子や親類、近所の人たちに支えられ、明るく力強く生きていこうとする。(シネマトゥデイ)
No.543 hosikuzu 2009年01月24日 (土) 16時32分
母べえ
去年チケットいただいたけど観に行けなくて。でも、かなり重たく素晴らしい内容でしたね。 北の零年では、同じく誰も話をしてくれませんでした。銀蔵よりもっと悪い奴が、、、しかも信じていた夫ですよ。思い出したくも無い。けたくそ悪い思いで映画館をあとにしました。飲み屋さんにも行かなかったな。 母べえ、は良かったみたいですね。機会があれば観にいきます。
No.544 master 2009年01月25日 (日) 21時49分
うん、北の零年よりずっとよかったです。 それでね。 「母べえ」よりも「おくりびと」がいいらしいです。 見た人は「母べえ」は一度見ればいいけど「おくりびと」はもう一度見てもいいな〜って言ってたくらいです。 友達で見た人みんな「おくりびと」良かったって。 私見損なったの。 masterは「おくりびと」は見ましたか?
No.545 hosikuzu 2009年01月25日 (日) 22時39分
|