「モネと画家たちの旅」
−フランス風景画紀行−
前から見たかったので、思い切って行ってきました。富士山は残念ながらかすんでいました。
昨日は、あんなにくっきりと見えていたのに残念でした。
前にモネ展を見に行ったときは、視力が衰えてからの晩年の作品が多くて、ちょっと色彩がきつくて何が描いてあるかはっきりしなくて、私が見たい絵のイメージと違った作品が多くてちょっとがっかりでした。
今回は、若いころからの作品がたくさんありました。うれしかったです。
印象派のほかの画家の作品もたくさんあって、画家同士がどう影響しあったかのコメントもわかりやすかったです。
それと一番よかったのは、画家たちの住んだ場所や描いた地域を美しい映像で見れたことでした。
かなり細かく地域ごとにまとめられていて、作品に描かれた聖堂や風景をTVの美しい映像で見ることができました。
各コーナーの風景の映像を先に見てから、絵を見るようになっていました。
頭の中で絵と映像が重なって、今までと違った感覚で絵を見ることができました。
映像と絵とを重ねて、あ〜あれをこんな風に描いたのは何を表したかったのかなとか・・・
夢中になって見ていたら、すごく時間がたっていました。
おなかがすいて、ポーラ美術館で食事をしました。
お料理を食べながら、外のちらちら舞う雪を見ていると、とってもゆったりした気持ちになりました。
帰りに、ふらっと寄った温泉は、にごり湯で お風呂に湯ノ花の浮かんだ 掛け流しの温泉でした。
露天はありませんでしたが、お湯がいいので ゆったりと体も気持ちも温まりました。