昨日帰った。そして父に会って、今朝も会って帰ってきた。
病院の個室にいたが、いつもの父だった。
3食 食事を普通にとり、自覚症状は全くなくいつもの父だった。
あんなに急いで入院したのに、まだ何もされてない。

手術の日が決まった。来週の水曜日。
癒着していたらそのまま閉じるとのことだった。
でも、癒着していなければ閉塞の部分をとることができる。
そして、もし術後がよければ抗がん剤が使えるかもしれないとのことだった。
そうしたら、もう少し延命することができる。
どうか手術出来ますように。
明日父のところに行ってきます。
なににでも祈りたい気持ちです。

父の病院に行った。私の娘(孫が来たことをとても喜んでくれた。
明日が手術前の最後の食事の日になると看護婦さんに告げられた。
食後に食べる一切れのチョコレートが父の楽しみだったのだが、それは家に持ち帰るようにと言われた。

翌日の最後の夕食時はちょっとさみしそうだった。これからたぶん数週間は食事はできない。

その翌日、父は点滴などのチューブや機械をとりつけられていた。そういう父を見るのは辛い。

私の息子も来てくれた。孫に会えてとてもうれしそうだった。でも父は少し元気がない気がした。きっと不安なんだろうなともう。

明日はどしても仕事が休めない。仕方なく帰る。
手術の日にはまた来るからね。
病室を出るとき父がそっと涙をぬぐっていたのが辛かった。