Swingyさん、はじめまして。
私は歌物のアマチュアバンドでピアノを弾いています。
最近メンバーにギターが加わり、悩むことが多くなりました。
録音を聴いたところ

☆どちらも同じような事をしてかぶる。
☆音が多すぎて　すっきりしない。
☆テンションでぶつかって気持ち悪い響きになる。

こんなところが大きな原因のようです。
最近は「バカも休み休み奏法」「白玉音符弾き」で
弾くことを思いつき、ギターの邪魔にならないように
弾いていますが、お互いの良さを出すのが難しいです。
一般にセッションではどういうルールでやっているので
しょうか？　
アンサンブルは手探りで覚えていくしかなくて
なかなか悩みが消化できません。
何かヒントになることがありましたらアドバイスお願い致します。

りりーさん、はじめまして！

ピアノとギターは確かにぶつかってしまいますよね。
でもセッションでなく、バンドとしていつも同じ人やるのでしたら、前もって曲ごとに決めておかれるのが一番だと思います。
どちらかが白玉、4分で、シンプルに
どちらかが低め、どちらかが高め
各コードにおいて、ナチュラル系のテンションか、ｂ系か、などです。また書きますね。

お忙しい中、お返事ありがとうございます。
ははーん・・・
ナチュラル系のテンションとｂ系が重なると
濁るのですね。ひとつ覚えました。

そのほかの方法

どちらかが和音、どちらかがオブリガードを弾く。
どちらかはお休み。

今、ジムホールのconciertを聞いているのですが、サックスのときにギターが、トランペットのときにピアノがバッキングをしています。

ビッグバンドでは、ピアノもギターもいて、さらにトランペットそろのときなどにサックスセクションもバッキングをしたりしますからそういうのを参考にするのも面白いと思います。

ジョージ・シアリングの「Shearing On Stage!」はピアノもギターもいるクインテットですが、ビッグバンドみたいにばっちりアレンジを決めてやっています。

そのほか、また後ほど何枚かCDを紹介したいと思います。

やはり、一曲一曲アレンジを考えて
分担していくしかないようですね。
曲全体、又は一部分でメインと脇役を決めて
やってみようかと思います。

参考曲を挙げて頂けるのは有難いです。
TSUTAYAに行って、手当たり次第探したのですがあまり見つかりませんでした。
「枯葉ーサラ・ヴォーン」がｐ＆ｇの編成だったので　借りて来ましたが、
法則性みたいなのは見えてきません。
お互いの顔を見ながら　自由に演奏してる様子が
感じられます。
こんな風に即興的にできたら理想ですが・・。

ビッグバンドはあまり聴きませんが、私のバンドは管楽器が3人いるので、もうそれに近いかも知れません。模範になる曲がありましたら、ご紹介願います。

ではＣＤを何枚か紹介しますね。

ボーカル、ピアノ、ギターといえば、まずはナット・キング・コール！

「Vocal Classics & Instrumental Classics」
The King Cole Trio
1930-1950年頃のスタイルだと、ギターは4部音符というものが多いです。

「Love Scenes」
Diana Krall

「Live1999」
Keiko Lee
4ビート以外が多いですが、かっこいいですよ。

「Peggy Sings The Blues」
Peggy Lee
ギターがオブリガートをたくさんしています。

「Chet Baker Sings」
Chet Baker
これはピアノトリオで伴奏したものと、そこに後からジョー・パスというギタリストが音を足したものの2種類発売されています。

「Mack The Knife」
Ella Fitzgerald

「How Long Has This Been Going On?」
Sarah Vaughan

どうもありがとうございます。
ギターの方にも紹介して一緒に研究したいと
思います。

このHPはいつも悩んだ時読んでいます。
心が軽くなったり、やる気が湧いてきます。
Swingy先生、末永く頑張ってください。

気持ちのフォローでお役に立てているのは、とてもうれしいです。

追加で3枚あげておきますね。

「That's Nice」The Ray Ellington Quartet

きっちりアレンジしてピアノとギターもビシッと揃えています。こんなに楽しいジャズはめったに聴けない！

「Nearness Of You」
Michael Brecker

先ごろ亡くなったブレッカーのバラード集。パット・メセニーとハービー・ハンコックが参加しています。ボーカル入りの２曲もとても素敵な演奏です。


「Up,Up And Away」
Sonny Criss（アルト・サックス）

ピアノのシダー・ウォルトンがガンガン弾いていて、ギターは控えめ

追加ありがとうございます。

昨日バンドの練習の後、みんなで何時間も
話し込んでいました。
「自分の楽器はとても難しい。」
「どうすれば上手くなれるのか？」
いつも話題はこれ・・・。
ジャズをやってる人のほとんどが同じように
悩みながらやってるのでしょうね。

悩む一方で、夢も膨らみ続けています。
「こんなことやってみない？」と提案すると
みんなの目がキラキラして
「うん、うん」と乗り出してきます。
夢があるから、自分のダメさに萎えてしまわず
また続けられるのです。

ご紹介頂いたＣＤを聴いて、夢をいっぱい
膨らませたいと思います。
気に入った曲はスコアを書いて、丸ごと
コピーをやってみようかな・・。
弾いたり、待ったりの感覚もつかめるかも・・。
では早速ネットでＣＤを探しまーす！

りりーさん

>みんなで何時間も話し込んで
>「こんなことやってみない？」・・・みんなの目がキラキラして

たとえ悩みがいっぱいでも、そういう仲間がいて、夢を追いかけられるっていうのはとても素敵なことですね！

これからも仲間と音楽を楽しんでいってください！

頑張ります！
長々とすみませんでした。
親身になってアドバイスしてくださって
本当にありがとうございました。