[ No.70 ]
■診断士の自戦記 :ゴキゲン中飛車での攻防戦 【番外編】
投稿者:
2015年06月27日 (土) 10時33分 |
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【自戦記025】 . ,. - ― - ._ / `ヽ.. . r^/ , /. / f! ' ⌒ヽ. . i/ / , l l 、 ヽ ヾ l l i /、 ハ ト 、 X 〉 〉 | \ レ、Nヽ! ● ヽ! ●ヽ/l ,/l | 【自戦記025】 \ | !,//(⌒) -(⌒)/// iノ| | をうっpしますた。 \ | |!ヽト _ワ_,. イ / | | | . \ヘ,イ,. - '´ ゝ_ノ `ヽ__|レヘNリ (_ヽ__,〈 ハ 〈、.__ /つ. レヘく / '. \ヘ丿. . /`' ー ^ー'´\ ..
6月某所にて対局した棋譜です。 リクエスト頂いた対ゴキゲン中飛車の攻防戦の第4弾となる番外編。
第4局[番外編]: 「▲6八金(仮称)vsゴキゲン中飛車」の攻防戦。
今回は後手番にてゴキゲン中飛車側を受け持ち、先手▲6八金(仮称) に対する戦型での攻防戦です。 この戦型は急戦にて力戦模様となる攻防戦ですが、 あまり知られていない定跡の一つです。 ※私もこの定跡はよく判らないのですが... 誰か教えて下さ〜い。 果たして無事成功したのか?それともボロ負けしたのか?
稚拙な内容かも知れませんが、ご興味のある方は棋譜並べして お楽しみ下さい。
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[ No.71 ]
【自戦記025−02】
投稿者: とある診断士
2015年06月27日 (土) 10時34分 |
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戦型:▲6八金(仮称)vsゴキゲン中飛車 先手:あいて 後手:とある診断士
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 *ゴキゲン中飛車の出だし。 ▲6八金 *作戦の岐路。 *▲4八銀からの『超速▲3七銀』や▲2二角成△同銀▲9六歩の『丸山ワクチン』 *▲5八金右の『超急戦▲5八金右』等が一般的ですが、本譜では変化球の作戦。 *…と言う訳で不勉強となり申し訳ありませんが戦型の名称は判りませんでした。 *以前から有る戦型ですが実践で当たったのは今回が初めて... ( ̄□ ̄;)アウっ! △5五歩 *とりあえず中央の位を取っておく。 ▲7八銀 *作戦の岐路。 *本譜の他に▲2四歩と突く場合もあり、△同歩▲同飛の時に△5六歩の決戦で一局。 △3三角 ▲7七銀 △4二銀 ▲6九玉 △6二玉 *囲い重視で居玉を避けた手ですが、△7二銀とするのが定跡らしい... *なので、もうこの辺は判りませんですぅ。 ( ̄□ ̄;)アウっ! ▲7八玉 △7二玉 ▲9六歩 *穴熊への打診。 △9四歩 ▲4八銀 △8二玉 ▲3六歩 △7二銀 *片美濃囲いまで組んで後手満足な展開です。 ▲5八金上 △5三銀 ▲3七銀 △4四銀 *作戦の岐路。 *△5四銀が形ですが、▲3五歩の仕掛けが気になったのであえて『銀対抗』 *に誘ってみました。 ▲4六銀 *先手も銀を上げ、『銀対抗』となる。 △6四歩 *▲6六銀と出てこないうちに『片美濃囲い』から『木村美濃』か『銀冠』の含み *で駒組みを進める。 ▲8六歩 *作戦の岐路。 *▲6六銀と中央に戦力を集めるのが有力候補ですが、本譜では変化球の構え。
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[ No.72 ]
【自戦記025−03】
投稿者: とある診断士
2015年06月27日 (土) 10時36分 |
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【自戦記025−03】
△7四歩 ▲8七玉 △8四歩 *玉頭に圧力をかける。 ▲3八飛 *『袖飛車』へ。 △7三桂 *作戦の岐路。 *桂跳ねは桂頭が気になる為ちょっと危険な感じの手。 *他には△8三銀の銀冠で玉頭に圧力をかけるor△5一金左と連結重視 *で離れ駒を無くす駒組みが有力候補で各々一局の展開です。 ▲7八金 *作戦の岐路。 *前手△7三桂を咎めるなら▲3五歩の仕掛けが考えられますが、 *△同歩▲同銀△同銀▲同飛の時に△5六歩の決戦策に出て一局です。 *後手としては何かの時に△5六歩と飛先の歩を突ける事が出来れば勝負 *になります。これはゴキゲン中飛車の特権ですね。 △5一金左 ▲7五歩 *桂頭攻めキタ━━(゚∀゚)━━!! *コビンが開くので指しにくい仕掛けですね。 △6三銀 *穏便な受け。 *ココで△同歩と応じるのは▲6六銀△6五歩▲7五銀△4二角▲8四銀 *△5四飛▲7三銀去△同銀▲7七金△7五歩と押さえて一局。 *結果、後手には次に△4九銀の割打ちや△7六銀からのイジメがある為、 *こっちが本線だったかもですね。 (−−;)ウ〜ン... ▲7四歩 △同 銀 ▲3七桂 *作戦の岐路。 *本譜は攻勢重視でしたが、感覚的には▲6六歩とコビンのキズを消すのが *先決だと思います。 △6二金左 ▲6六歩 △7二金上 ▲6七金右 △7五歩 *なぜか▲7六歩とキズ消ししない状況でしたので、先に7筋の位を確保する。 ▲7九角 △6三金直 ▲8八玉 △1四歩 *6一にキズがあるので少し温い手ですが、▲1六歩と受けてくれれば *将来△1五歩の仕掛けが視野に入ります。 ▲2八飛 △2二飛 ▲9八香 *作戦の岐路。 *穴熊を狙っていますね。 (´・(エ)・`)クマー!
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[ No.73 ]
【自戦記025−04】
投稿者: とある診断士
2015年06月27日 (土) 10時38分 |
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【自戦記025−04】
△6五歩 *仕掛け。 *後手はこれ以上堅くならない為、▲9九玉と潜る前に仕掛ける。 *また仕掛ける筋としては△8五歩と8筋から迫る手もあり、 *どちらが有効なのかココは悩むところです。 ▲同 歩 △同 銀 ▲9九玉 *間合いを計りながら穴熊へと潜り込む。 △3五歩 *桂頭を狙う、二の矢の攻め。 *全面戦争に突入ですね。 ▲2六飛 *桂頭をカバーする。 *ココで▲同歩は△3六歩の桂頭攻めがあり、▲4五桂△1五角で先手面白くない。 △1五角 *三の矢。 *後手の攻め筋に入った感じです。 ▲1六飛 △3二飛 *「飛」を争点になっている3筋へと転換させる。 ▲3五歩 △同 銀 ▲1五飛 *勝負手! *ココが本譜で最初の急所となる局面です。 *本譜は穴熊の遠さ(堅さではない)を頼りにした飛切りでの強攻策でしたが、 *やはり普通に▲3五同銀と取りに出たかったところですね。 *以下△3七角成※は▲3三歩△同飛▲3四歩△3二飛▲2四歩△同歩の展開で一局。 *※△3五同飛と「銀」を取るのは▲4六銀△3四飛▲3五歩△5四飛▲6六歩 *と押さえ一局です。 △同 歩 ▲6四歩 *利かし。 *△同金は▲5三角の金銀両取りが狙い筋。 △6二金引 ▲3五銀 △3八飛 *△3五同飛も有力ですが、本譜では直接先手陣に響く攻め合いで勝負! *ちなみに△3五同飛は▲6三銀(▲4六銀の受けは△3六飛▲4五角△2六飛で *後手優勢です)の攻め合いとなり△3七飛成▲7四歩△6三金直▲同歩成△同金 *▲7三歩成△同玉▲6六歩△8七桂(勝負手)▲同金△7八銀の角金金取り。 *以下▲6五歩△7九銀成で後手が指しやすい感じですね。 ▲6八銀 △3五飛 ▲6三銀 *このタイミングで攻め合いです。
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[ No.74 ]
【自戦記025−05】
投稿者: とある診断士
2015年06月27日 (土) 10時39分 |
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【自戦記025−05】
△3七飛上成 ▲7四歩 *桂頭攻めの小技で利かしを入れる。 △6三金直 ▲同歩成 △同 金 ▲7三歩成 △同 玉 ▲7七桂 *守備の桂を攻めに参加させ、持ち駒の温存。 △7六銀 *△7四銀と引く手もありますが、本譜は強気に攻め合い重視。 ▲6五桂打 *王手! △7四玉 *対局時△6四玉は▲8二角〜▲5六歩(詰めろ)で危険だと判断したのですが、 *後日検討したところ△6四玉は▲8二角△5四玉▲5六歩(詰めろ)△6四銀 *▲7六金(駒の補充)△同歩▲4六金(詰めろ)△4四玉で逃げられるようでした。 ▲5二角 △6二銀 ▲5四金 *中央へと逃がさないよう包囲網を作り、先手優勢の局面です。 △6五銀 *攻め合いを断念し、受けに回る。 *当初は△7七銀成の予定でしたが▲同金上△7六桂▲6三金(詰めろ)△8八銀 *▲同角△3九飛成▲7九歩△8八桂成▲同玉で後手指し切り。 ▲同 桂 △同 玉 ▲6三金 *詰めろ。 *後手が危険な状態です。 ( ̄□ ̄;)アウっ! △5四玉 ▲6二金 △4七龍 *二枚の竜飛を縦の守りで使う構想です。 ▲7四角成 △6五歩 ▲2六銀 *先手がじょじょに包囲網を作る展開ですが... △6九銀 *受けばかりだとジリ貧になる為、このタイミングで楔を打ち込みます。 *後から考えるとこの手は危険でした。 ▲6三馬 *疑問手! *手堅く▲3五銀打(詰めろ)と手厚くすれば先手優勢を維持出来ました。 *前手△6九銀に対し、何か勘違いされたようです。 △4四玉 ▲7七金上 △7六桂 *何かの時の保険をかけておく。 ▲3五歩 *詰めろ。 *先手はコレで勝利と読んでいたとの事。
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[ No.75 ]
【自戦記025−06】
投稿者: とある診断士
2015年06月27日 (土) 10時40分 |
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【自戦記025−06】
△同飛成 *竜飛はもともと受け専門に使うつもりだったのでバサ〜リと切る。 *先手はここで惑わされたとの事。 ▲同 銀 △同 玉 ▲3一飛 △3三桂打 *桂でガチ〜リと受ける。 ▲2七銀 *▲8九銀と一旦自陣へテコ入れすれば息の長い将棋でしたが、 *先手は寄せ合いで勝ちと判断したとの事。 △4五桂打 *三段桂の受け。後手は少しずつ上部を開拓し、逃げ道を探ります。 ▲5三馬 △4四銀 ▲2六金 △4六玉 ▲7五馬 *勝敗の分かれ目となる第2の急所の局面。 *後日検討したところ、▲4三馬と入るのが有力手でした。△3七玉の早逃げに *▲4四馬(戦力の補充)△2八玉▲5五馬△4六歩▲3八銀△4八竜▲4九歩 *で先手ペースの展開です。結果入玉はされましたが、このあと後手玉が *孤立無援になるため先手ペースの展開です。 △7八歩 *利かし。 ▲9七角 △6八桂成 ▲同 金 △5八銀成 ▲7八金寄 *▲5八同金と清算するのは△同竜で面白くない。 △4九龍 ▲7九歩 *底歩の受け。 △5七桂成 ▲6五馬 *詰めろ。 △5六銀 ▲7五馬 △6七歩 *歩の垂らし。 *この手が入り、後手にも楽しみが出てきました。 ▲8八玉 *早逃げ。 *何とか後手陣までたどり着き、持将棋に持ち込みたい。 △6八歩成 ▲8七玉 △7八と ▲同 金 △6五金 *上部を押さえ、逃がさないようにする。 *真綿でクビをジワジワと締め付けるような感じですね。 ▲8四馬 △7五歩 ▲8八桂 △6六歩 *遅いようでもと金が出来れば... *既にこの段階では形勢が逆転し後手優勢です。
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[ No.76 ]
【自戦記025−07】
投稿者: とある診断士
2015年06月27日 (土) 10時41分 |
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【自戦記025−07】
▲8五歩 △6七歩成 ▲7五角 △7八と ▲同 歩 △8九龍 *詰めろ。 ▲7一飛成 *竜にして7筋に利かす。 △7六金打 ▲9七玉 △8六歩 *詰めろ。 ▲同 角 *非常手段。 *▲5七角と頑張るのは△同銀不成▲3六金△5六玉で切れ筋となる。 *以下は即詰みです。 △同 金 ▲同 玉 △8八龍 ▲8七金 △5三角 *この手を見て「投了」です。 *以下合い駒が利かないため▲7五馬or▲7五竜の受けですが、それぞれ詰み有り。 *▲7五馬の場合:△同金▲同竜△7四桂(決め手)▲7六玉△6七角までの詰み。 *▲7五竜の場合:△同角▲同馬△7四桂▲同馬△7六飛までの詰みとなります。 まで154手で後手の勝ち
■対局を終えての感想 本譜は「負け将棋」の内容ですが、先手が勝ちを意識しだしてから決め損なってくれた為、 逆転に成功しました。この事から多少不利でも頑張って粘れば逆転出来る可能性がある事や、 勝ち将棋でも決め損なうと、本譜のように逆転負けに繋がるという反面教師的な意味合いの ある内容です。
本譜で注目して欲しいのは、先手の序盤の駒組みです。▲6八金(7)から始まる駒組みは 普段見かけない指し方で、棋書でもほとんど記載がないかと思われます。 その為、もし対戦相手が本譜のような駒組みをしてきたら慌てずに対応出来るよう頑張り ましょうね! この定跡の詳細は判りかねる部分が多々有りますが、かなり力戦型になりやすい駒組み ですので要注意ですね。
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[ No.77 ]
【自戦記025−08】
投稿者: とある診断士
2015年06月27日 (土) 10時42分 |
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【自戦記025−08】
戦型:▲6八金(仮称)vsゴキゲン中飛車 先手:あいて 後手:とある診断士
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲6八金 △5五歩 ▲7八銀 △3三角 ▲7七銀 △4二銀 ▲6九玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉 ▲9六歩 △9四歩 ▲4八銀 △8二玉 ▲3六歩 △7二銀 ▲5八金上 △5三銀 ▲3七銀 △4四銀 ▲4六銀 △6四歩 ▲8六歩 △7四歩 ▲8七玉 △8四歩 ▲3八飛 △7三桂 ▲7八金 △5一金左 ▲7五歩 △6三銀 ▲7四歩 △同 銀 ▲3七桂 △6二金左 ▲6六歩 △7二金上 ▲6七金右 △7五歩 ▲7九角 △6三金直 ▲8八玉 △1四歩 ▲2八飛 △2二飛 ▲9八香 △6五歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲9九玉 △3五歩 ▲2六飛 △1五角 ▲1六飛 △3二飛 ▲3五歩 △同 銀 ▲1五飛 △同 歩 ▲6四歩 △6二金引 ▲3五銀 △3八飛 ▲6八銀 △3五飛 ▲6三銀 △3七飛上成▲7四歩 △6三金直 ▲同歩成 △同 金 ▲7三歩成 △同 玉 ▲7七桂 △7六銀 ▲6五桂打 △7四玉 ▲5二角 △6二銀 ▲5四金 △6五銀 ▲同 桂 △同 玉 ▲6三金 △5四玉 ▲6二金 △4七龍 ▲7四角成 △6五歩 ▲2六銀 △6九銀 ▲6三馬 △4四玉 ▲7七金上 △7六桂 ▲3五歩 △同飛成 ▲同 銀 △同 玉 ▲3一飛 △3三桂打 ▲2七銀 △4五桂打 ▲5三馬 △4四銀 ▲2六金 △4六玉 ▲7五馬 △7八歩 ▲9七角 △6八桂成 ▲同 金 △5八銀成 ▲7八金寄 △4九龍 ▲7九歩 △5七桂成 ▲6五馬 △5六銀 ▲7五馬 △6七歩 ▲8八玉 △6八歩成 ▲8七玉 △7八と ▲同 金 △6五金 ▲8四馬 △7五歩 ▲8八桂 △6六歩 ▲8五歩 △6七歩成 ▲7五角 △7八と ▲同 歩 △8九龍 ▲7一飛成 △7六金打 ▲9七玉 △8六歩 ▲同 角 △同 金 ▲同 玉 △8八龍 ▲8七金 △5三角 まで154手で後手の勝ち
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[ No.78 ]
■診断士の自戦記 :ゴキゲン中飛車での攻防戦 【番外編】
投稿者: とある診断士
2015年06月27日 (土) 10時43分 |
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o o ノi^ヽ、_,ヘ、 / _,,,......,,,_i γノノλノ)) ご意見・ご感想等がございましたら ,ヘ,ゝ゚ ヮ゚ノ,) お気軽にカキコの程、 ,ゝ. (,_`]l[´iン よろしくおながいしま〜す。 ζ_./'~|鬥「|ゝ £'r_,ィ_ァ┘
◇◆ ↓コメントがございましたらよろしくおながいします。 ◇◆ .
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[ No.81 ]
投稿者: えりんぎ
2015年07月10日 (金) 20時32分 |
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今度は診断士さんがゴキ中側なんですね〜 強い人って何でも指せますよね(・∀・;) 先手の指し方は初めて見ましたが力戦志向ということでしょうか
中盤は後手からの攻めがうまく行ってるのかと思いましたが、先手の反撃も厳しかったんですね この辺は玉の堅さの差が現れた感じでしょうか 劣勢を意識して受けに回ったとのことですが、受けは一番実力の差がよく発揮される気がします 最近上位者の方の将棋を見ることが多く、そう感じました 自分が受けに回るとそのままちょっとずつ悪くなって反撃のターンが回ってこないことが多いです(ノДヽ)
後手に手番が来てからの攻め方もお見事ですね 上部に逃がさない・駒を渡しすぎない・攻めを切らさない このあたり分かってはいるのですが実戦ではなかなか難しいところがあります |
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[ No.82 ]
コメントありがとうございます。
投稿者: とある診断士
2015年07月11日 (土) 10時24分 |
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いつもコメントありがとうございます。 m( _ _;)m
>今度は診断士さんがゴキ中側なんですね〜 ネタが切れたのと同時に後手番でしたので、ゴキゲン中飛車側を担当してみますた。
>強い人って何でも指せますよね(・∀・;) 最初は居飛車から入り、振り飛車へ...そして居飛車に戻るパターンでしたので、 今ではオールラウンダーとなりました。その為相手によって使い分けしております。
>先手の指し方は初めて見ましたが力戦志向ということでしょうか ウワサで聞いていた▲6八金(仮称)。初めて対戦しましたが対策が立てにくい戦型です。 聞いたところ、仰る通り急戦からの力戦模様で勝負するとの事です。 ある程度地力がないと指しこなすのは困難なんだよね〜。 …との事。 あとは企業秘密(個人なのにどうして企業秘密なんだろうか?)との事で教えてくれませんでした。
>中盤は後手からの攻めがうまく行ってるのかと思いましたが、先手の反撃も厳しかったんですね >この辺は玉の堅さの差が現れた感じでしょうか 仰る通りですね。玉型は▲8八銀のフタが無い(相矢倉戦である形)とはいえ、先手は居飛車穴熊。 本譜では『堅さ』ではなく『遠さ』という穴熊の特徴を背景にした攻め合いが厳しく、後手が危険でした。
>劣勢を意識して受けに回ったとのことですが、受けは一番実力の差がよく発揮される気がします >最近上位者の方の将棋を見ることが多く、そう感じました 中盤は先手の歩の使い方(▲7四歩:75手目)が上手く、後手陣はアッサリと崩壊しています。 ▲5四金(87)の局面ではあきらかに先手優勢な局面ですので、攻め合いでは勝てない状況です。 先手の包囲網が厳しいですね。その為攻めは断念し、△6五銀(88)から受けに回りました。 △6五同玉(90)〜△5四玉(92)と玉の早逃げを繰り出し、△4七竜(94)が竜飛を使った縦の利きを 利用した受けとし、専守防衛に徹した構想で勝負してみました。 穴熊を相手にする時は、第一に直接の寄せ合い。攻め合い、寄せ合いでは勝負にならない場合は 「入玉」を考えて指せば、案外何とかなります。何でもかんでも寄せ合いでは勝負になりません。 いつでも臨機応変な対応が出来るように柔軟な思考で物事を考えてみましょうね。
>自分が受けに回るとそのままちょっとずつ悪くなって反撃のターンが回ってこないことが多いです(ノДヽ) 本譜では3〜4筋に竜飛の利きがあるので簡単には寄らない形です。その為隙を見ながら先手陣に 打ち込んだ△6九銀(98)が「楔」となり、反撃の第一歩となりました。 受けながらコソ〜ッと反撃するコツは直ぐに覚えるには困難です。「感覚」・「経験」がものをいう世界 ですので、棋譜並べで調べたり、実践で何度も試行錯誤しながら感覚を掴むしかないようです。 頑張ってね。
>後手に手番が来てからの攻め方もお見事ですね お褒め頂きましてありがとうございます。相手の方の勘違いにより何とか逆転に成功しました。 運が良かった感じですね。
>上部に逃がさない・駒を渡しすぎない・攻めを切らさない >このあたり分かってはいるのですが実戦ではなかなか難しいところがあります お互い金・銀を交換しながら指す展開では後手は非常に危険です。その為、「歩」を使いながら 先手陣に圧力をかけ指していました。あとは5筋の防御壁が鉄壁でしたので、△5六銀の橋頭堡を 上手く利用しながら、上部には逃がさない事を心掛けて指していました。
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