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チョン・ウソンけいじばん。別館

チョン・ウソンさんの作品についてじっくり語りあいましょう。
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[210] 『私の頭の中の消しゴム』ネタバレトーク
いるそん(kz) - 2005年11月12日 (土) 00時03分   

4週目に突入……ということで、そろそろネタバレ全開トークをしてみたいのですが、
いかがでしょう?
すでにひとつトピックがありますが↓
http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=jwsfile&mode=res&log=2
公開前のトピックですし、だいぶ間が空いてしまったことやスレッドがかなり伸びて
しまっていることもあるので、また新たに立ててみました。

とりあえず少しネタをふってみますと……
以前試写会を見たときにブログで「でもあの場面で笑いますかね〜」と書いたので
すが↓
http://d.hatena.ne.jp/jungwoosungfile/20050922/p1
これは例のダブルご飯の場面のことです。その後試写会と公開後含めて2,3回見まし
たがやはりけっこう笑いが起きていました。ま、これは映画そのものではなくて
お客さんの反応が気になったのですが……みなさんご覧になったときも笑い声起きて
ましたか?

それから冒頭のバイクの場面や、元カレをぼこぼこにする場面はちょっと引いてしま
いました……あの病気だけで十分に残酷なことなので、もう少しうまい描写はなかっ
たのかなとも思います。

監督版に比べるとやはりちょっとはしょりすぎの気もしますし、前半に比べて後半が
少し物足りないような気もしますが、限られた時間の中でそこまであれこれ望むのは
無理ですよね。むしろ何度が見ているうちに自分の中で自然に補完できるような映画
なのかもしれません。
ラストもいろいろ解釈できるでしょうし。
おそらくリピーターの方も何度か足を運んで、それぞれの物語を作っていらっしゃる
のかもしれません。

[215] 反応
AMIN - 2005年11月14日 (月) 00時18分   

白いご飯の場面、4回しか見ていませんが、毎回笑いがおきてました。個人的には笑うシーンではないと思うのですが。それで思い出したんですが、香港で映画を見ると、展開からいくと悲しいシーンなのに笑いがおきることが何度か有り、「なぜここで笑う香港人?」と思ったことがありましたね。あの病気になるとああいうこともおきるということが、あまり解っていない人が笑うのでしょうか?
それと、元彼ボコボコシーンは、私の友人の間でもちょっと評判悪かったです。

もうひとつ、ブランド好きな友人が指摘したのですが、スジンがコンビ二に忘れていった財布と、取りにもどった時の財布は別物だというのですが、皆さん気がつきました?

[230] 韓国人・タイ人・大阪人の笑い
うらら - 2005年11月22日 (火) 22時25分   

いるそんさん、実はこのスレッド立てようと思っていたんですよ。
白ご飯ですが、大阪ではあまり笑いは起きないような・・というより、その日の客筋によって、随分笑いの箇所が違いますよ(*^_^*)

去年韓国で観たときは、みんなが初めの方で、夕日が高層ビルの谷間にひゆっと落ちる(まさに落ちるというカンジ)ところで、ゲラゲラ笑っていました。
前半は大爆笑かなりありました。さすが韓国人。
もちろん、韓国でも大阪でもいつも笑いがあるのはジープで初めてスジンを送るところそれとコーラのゲップ。

ちなみにタイ人の友人は、スジンの病状が進んでからネーム・タッグを首から下げているシーンでなぜか笑っていました(^_^;) タイ人の笑いもわからん・・。
あ、ちゃんと「予習」させてから映画を見せましたよ♪
タイでは映画館で上映前、必ず「国王様の歌」が流れ、全員起立するそうです。終わりもこれが流れるらしい。韓国人のように、すぐバタバタ席を立てませんね(爆)

バイクと元彼のシーンは監督によると「ぜひ、そうしたかった」そうです。ひったくりは、コミカルにヨタヨタと逃げて行くし、元彼のところは、チョルスの心情としてボコボコにすべきだと思ったようです。

映画の帰りに、大阪のオバチャンたちは「あの男の人、名前何やったっけ?」「チョ、チェ・・??」必ずこんな会話が交わされます。で、親切に?教えてあげます。
「チョン・ウソンです、チョン・ウソン!」
でも、エレベーターが一階に着く頃には、もう忘れてはります(^_^;)「あれ?なんやったっけ?もう一回教えて。なんや、ややこしーてわからんわ!」って。
一同、大爆笑でした。みんな、あかの他人ですよ♪
大阪では、場外爆笑もありです。

[231] ちょっと小言
なつこ - 2005年11月23日 (水) 21時29分   

消しゴム、言いたいこと結構ありますよ〜

個人的にげげと思ってしまったのは冒頭スジンのはすっぱメーク。
(アイシャドー黒すぎ。クムジャさんの赤に対抗してるのか!?)
いくら不倫中といってもその後同一人物とはとても思えない。
ついでにいえばレストラン貧血で倒れる病人メークも。
う〜んとっても不自然ですぅぅ。

不自然といえば、うららさん指摘のひゅとおちる太陽。
なぜ??
早仕舞いする必要はなにもないような気がしますが(苦笑)

チョスルが頼まれた会長邸宅建築のシーンでは早回しのようなコマ送り。
あの広大な丘陵地帯はあとで「ブラザーフッド」の戦場シーンのロケ地だったと知って感慨深かったんですが、ああいう撮り方をしたのは、ミュージックビデオの監督さんでもある資質が演出にも影響しているんでしょうか。バイオリンの旋律にあわせたらああなったのねえ・・・
このシーンを香港映画好きの友人に”一番理解不能”と言われてしまって(いや、そこまで言われると困るけど)まあ、フツーの撮り方でもいいような、ちょっとうだうだ考えてしまいました。ただ、今回音楽の要素は大きいですね。主役のように常に流れていたようにも思います。

唯一、音楽なしだったのは、スジンの主治医に”たばこは1本にしとけ”と言われながらも2本目を口にして笑いをとり?さらにスジンの病状に苦悩するチョルスの長ぜりふのシーン。
タバコの煙とウソンシ〜の低い声&横顔。
ああ、これだけで十分満足・・・ほんと実感します。一番好きなシーンかもしれません。

あと、台詞が深かったですね。
「おまえは自信がありすぎる。人生はもっと怖いものなのに・・・」
チョルスがスジンに、あとでスジンがチョルスに言った印象的な言葉。
「真の大工は心の家を建てる人。人を許すのは心の部屋をひとつ開けること」
母のようにスジンが傷ついているチョルスを抱きしめがら。
心に響いてきてジーンときました。涙を流すよりも言葉をかみ締めていたかも。

しかし、なぜ笑う”白いご飯”なんでしょうか・・・
広島では試写会も初日も2週目の週末デート時間、レディースディ夜とすべての観客に受けていました!?
私的にはチョルスに感情移入しているので、かえって胸突かれる思いがして反応できず。今回細かい笑いがかなりちりばめられていたと思うんですが、ここでほんとに受けていいのか複雑な心境でした〜。
それよりも他の大工さん仲間が持参していた辛のカップラーメン、おお自分も食べてるよと親近感♪

さいごに元カレぼこぼこ、一番引いてしまったシーンです。あそこは非常に長く感じられて、チョルスやり過ぎだよ〜と見ていられなかった。殴り合いは1カメ2カメで交互に写したらあとは朦朧としているスジンのアップで、男どもは鮮明に写さないで終わってくれても良かったような気がします。ホラーのようで、血出過ぎだし怖いよ〜
(「オールドボーイ」を正視できた自分が言っています!)
バイクシーンは許容範囲。カニ歩きでも立ち上がることの出来た犯人って、笑ってもいいよね?

まだまだ言いたいことはあるような気もしますが、何度も見ているとまあこれもありかなと許せる気持ちになってきました。主役ふたりの映画なんだからと思ったらもう万々歳って感じ。
愛を拒んでいた(実は愛に飢えていた)チョルスがスジンに愛されて(愛に押し倒されて?)愛してくれた相手に自分の気持ちを伝えようと(愛を返そう)と懸命に奔走する姿に心打たれるのだなと。

>うららさん
「チョ、チェ・・?」会話の大阪のオバチャン、まさにMUSA初体験の自分を思い出しましたよ。こうしてファンは成長していくんよね!?

[232] やっぱり言いたい
なおねこ - 2005年11月24日 (木) 23時57分   

遅ればせながら、私も参加したくなりました。
白いご飯、私も笑うところじゃないと思うけど、私の斜め後ろのオバサマたちから笑いが聞こえました。同じオバサマ、カニ食べてたレストランにスジンの家族が来て、スジンが席を立って、チョルスが家族3人の前に1人で座らされてるって感じの場面でも笑ってました。なんか、よー分からん笑いでした。
元カレぼこぼこシーンは、私もそこまでしなくても、と思います。監督が今までのウソンさんのイメージで見に来た人に気を遣って、たっぷり入れたのかなぁと思いました。バイクのシーンはめちゃめちゃOKよ。その後の割れたフロントガラスを全部割って、タバコを投げるところは、強硬な「タバコの投げ捨て反対」論者の私ですが、ウソンさんなら許す。あの場面は、ガラスがなくなったよ、というのを強調するため、な〜んて。
それから、建築現場の早回しはともかく、お日様がヒュッと落ちるのはちょっとヘンでしたね。
音楽も映像も綺麗だった。恋愛モノはとりあえず見ない私がこんなにじっくり見られたのは音楽と映像と、所々に散りばめられた心に響く台詞のせいだと思います。それと、何よりウソンさんの美しさを再確認しました。

[233] なぜ???
りえっぺ - 2005年11月25日 (金) 00時28分   

ご無沙汰しております(^^;)待ってましたのスレでした〜。
私は小さい子供が二人いて、主人も週に一回しか休みがないので、いまだに映画館で見れません。悲しいですが今後も・・・。でも、先日ヤフーBBのオンライン試写会で、ようやく見れました。

 白いご飯・・・思わず目をつぶりましたよ〜。(チョルスにまだ言ってなかったんでしたよね?)だけに、「ああ、ついにばれちゃう・・・(><)」ってかなり悲しくなる場面だったんですが、映画館では笑いがおこるのですね(><)かなしい。
 それと、元彼ぼこぼこもチョルスの立場から考えれば、当然かな?と。八つ当たり的でもありますが、彼が家に入っていたら・・・ぶちっとキレるのは当然かな?と。職人気質な設定でもありますし、手も早いだろうと(^^;)

 監督版を先に見ていたので、はしょりすぎで、二人の愛情の深さがいまいち伝わりきれてない気がしたのが、少し悲しかったですね。

 なつこさんと同じく、「お前は自身がありすぎる・・・」ってせりふ、普段旦那に対して思っているので(^^;)、「私ってば、チョルスと同じ価値観〜?」なんて、一人興奮&感慨深く見てしまうシーンでした。
 それと、やはり、あの、アフターシェ−ブローション?ああいう香りとかって、ず〜っと思い出に残るんですよね、体が覚えているというか。また、あれをつけている姿に私弱くて〜。消しゴムの中では最高のウソンオッパでした(^^)/って、あれっておやじ臭いんですよね、きっと・・・(^^;)

 

[239] 「消しゴム」のテーマ
うらら - 2005年12月13日 (火) 22時30分   

何度もこの映画を見てて、思ったこと。
初め、この映画は高村光太郎の「智恵子抄」だと思って見ていました。
でも、何度も見ているうちに「いやいや、もっと深いぞ」と思うようになってきました。
穿ちすぎかもしれないけど、テーマは「二つの赦し」では?
「放蕩娘スジン」を赦した彼女の父、そして同じく「放蕩」の実母を赦したチョルス。
不倫の恋に破れ、自分の家に帰って来たとき、スジンの部屋には聖画がありました。
何度か見ていると、それがあの有名な、知る人ぞ知る(知らない人は全く知らない )
キリストが「戸の外に立ってドアを叩いている」聖画だったのです。

これは『新約聖書』ヨハネの黙示録3章20節、「見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。・・」の場面です。
このドアは外にノブがなく、決して外からは開けられなくなっています。そして、内側にいる人間が自分の意志で「開けよう」と決心しなければ、外の人は絶対に入れないのです。
「人を赦すということは、心の部屋をひとつ開ける(空ける)こと」というセリフにぴったり重なっていきますね♪
そして「放蕩」。この話も聖書にあります。「放蕩息子」が家を離れて好き放題して暮らし、落ちぶれて帰ってくるけど、父はひとことも責めずに「死んだはずの息子が帰ってきた!」と喜んで抱きしめ、宴会を開くというくだりがあります。
(どうもマニアックですみません ^^;)

監督は「童話のような映画を作りたかった」っていっているけど、「わかる人はわかってくれればうれしいな」というつぶやきが聞こえてきそうです。
そして、皮肉なことにクリスチャン人口が4分の1の韓国より、そうでない日本人の方が「消しゴム」を深く理解しようとしているのではないでしょうか?
リピーターが多い、ということはきっとそうでしょう(*^_^*)
ああ、語ればきりがないので、これくらいにしますm(_ _)m
ご静聴?ありがとうございます。

それにしてもタバコを燻らすウソン氏の横顔、いいですねぇ。ゆっくりとタバコの煙が立ちのぼり・・・。例のうちのうるさい娘が、「ミュージックビデオの手法」と指摘したうちの一つ。

りえっぺさん、はしょりすぎ?大丈夫ですよ。
いつかお子さんが大きくなられて、うちみたいに一緒にウソンさんの映画に行って、新鮮な目で批評してくれればうれしいですね♪

[240] うららさんすごい!
あのん - 2005年12月14日 (水) 23時12分   

スジンの部屋に宗教画があるな、とは思っていたのですが、なのでクリスチャンなんだなという程度の認識で、絵の意味に気づいていませんでした。

私は原作となったドラマを見ていなかったので、チョルスが大工という設定は、キリストの逸話を物語に生かすためかと思っていたくらいだったのです。
聖書に馴染んでいなくてもエピソードは楽しめますが、知っていると「ナルホド!」が満載だったのですね。


あと、問題(?)のボコ殴りシーンですが……
正直私もいささか引きましたが、描写の仕方が大きいかな、と思いました。
時間の長さもさりながら、血の表現がリアルなのがサラリとした描写に慣れた日本人には厳しいかなと^^;
というのも、実は以前MUSAを知人に薦めて「血が汚い。飛び散ったりして最悪」といわれたことがあるので……
(以前日本と韓国の国民性の違いについて、唐辛子とワサビの違いだ、と書いてた人がいて、正解かどうかはわかりませんがすごく納得したことがありました。どちらも同じホットスパイスですが、効果は正反対なんですよね……)

チョルスの気持ちが痛いほど(文字通り?)わかるので、あのエピソード自体はあって良かったと思います。
ヨンミンがよりを戻そうとやって来たと勝手に誤解して一方的に殴るなんてひどい、という感想を読んだことがありますが、チョルスがヨンミンを殴ったのは、そういう理由ではないと思います。
なぜならチョルスは、スジンとヨンミンの会話を聞いていたはずだから……

病気のことも理解し、愛し続けると決めてはいても、現実にスジンに忘れられていく絶望、怒り……
そんなものが、目の前でスジンに「愛する者を見る目」で見つめられ、言葉を交わしているヨンミンに対して、暴発した結果だったのではないでしょうか。
ワケもわからず半殺しにされたヨンミンもお気の毒でしたが、皆に獣のような姿を見られ、初めて我に返るチョルスもとても哀れでした。

[241] 聖画・・深いですね
なつこ - 2005年12月15日 (木) 23時00分   

スジンの部屋の前(廊下)にかけてあった聖画・・・ですね。
あれは気になっていたんですよ。
かなり画面に大写しになっていたし、意味深でしたもの。
しかし、うららさんの解読?はすごいですね。
わかる人にはわかるってとても深い。本当に感心いたしました。
実はカトリックの学校に通っていたのに(宗教の時間、寝てました・・・zzz)
とても思い至らず。う〜ん、あの絵にはそんな深い意味があるんですねえ。
ノブのない扉ですか・・・自分の心ものぞいてみたくなりました。
形の上では、大工ヨゼフの子、イエス・キリストですから、チョルスの職業が
大工という設定はあながち偶然ではないだろうとは思っていましたが、
もしかして監督はクリスチャン?くらいにしか考えていなかったです。

いや〜映画って面白いですね。というか、大勢の方が見てくださると多くの視点があって、それをこうして書き込みして下さると・・・何倍も楽しめます。
とっても感謝。

元カレぼこぼこも、最初かなり引いてしまいましたが
りえっぺさんの職人気質のチョルス・・・という目で見てみるとなるほど〜
自分の留守に家にあがりこんでいたヨンミン許すまじ!という怒りも無理ないかと思えてきます。
(おじさん臭いって、いえいえそれは考えないことにしてあくまでも美しい映画の世界に浸りましょう♪)
あのんさんの韓国と日本の国民性の違いについて、唐辛子とワサビの違いってご紹介にもふむふむ。
何事も徹底的にが美徳とされるか、まあまあの中庸が平和的とされるか、その違いもあるんでしょうかねえ。
実際は感情的なものを徹底的に発散!?されても、怖〜いと思ったり、あいまいにその場をおさめようとされても、それを手ぬる〜いと感じたり、どちらがいいかなんて一概にはいえませんよね。
ただ、そこに違いがあるということがわかればそれも新たな発見ですね。
監督はアメリカ育ちの方なので、韓国人といってもまた少し違う要素をお持ちかもしれませんが・・・
あと、
>皆に獣のような姿を見られ、初めて我に返るチョルスもとても哀れでした。
とのコメントにどきっ。
あのんさん、包容力のある大きな視線で人を見ているんですね。

まだまだお聞きしたい気分になってきましたよ。
さてさて皆様どうでしょうか。

[242] ボンヤリ見てたら駄目なんだなぁって・・・
poi - 2005年12月17日 (土) 02時17分   

こんばんは。お邪魔します。m(_ _)m
近くの映画館で、最終日ラストの上映を見て先程帰ってまいりました。今日は姉と一緒でした。

姉がまず泣いたのは、母親を許すことが出来ないチョルスにスジンが言った
『人を許すことは心の部屋をひとつ開けること』というセリフだったようです。
私は泣かなかったシーンです。
幸せな二人の前に少しずつスジンの病気という暗い影がかかってきたあたりで、
このシーンはちょっと唐突な気がしました。チョルスも過剰反応してるよな・・・とか。

でも映画全体を見て、これがテーマなのかと漠然と気が付きます。
(うららさんの文章読んでさらに確信。あの絵にそんな意味があったなんて!です!)
あなたは愛を受け入れて、そして与えることができますか?
あなたの心のドアは開いていますか?
悲しみや怒りや怠慢(私のことだ)で心のドアを閉じてしまっていませんか?
戸の外には、あなたの求めるものがあるのに・・・。

この映画、私はチョルスの心の成長物語のように感じました。
戸を開けたときに見えたものが美しいものではなかったとしても、心が見るものは今までとは違っているはず。
愛が愛のまま返ってこなかったとしても、愛することの素晴らしさを知る。

展開の中で唐突に感じられたり、やりすぎと思う部分がいくつかありましたが、
結果的(?)に私はこの映画好きです。(ウソン氏ファンという欲目は別としても)
心を敏感にして見ることが出来たら、凄くいい映画だな〜って思います。
(でもここまでしつこく見たのはやはりウソン氏あってこそか・・・)
そういえば何かのインタビューでウソン氏『皆さんも愛することについて考えてみて欲しい』って言ってませんでしたっけ?←うろ覚えだ・・・
自分でも考えて見ないと、この映画のよさは分からないですね・・・。

ところで、私が一番泣いたのは、チョルスを昔の恋人の名前で呼んで『愛してる』と言ったあとで、
スジンがチョルスの大工道具を見てすべてを思い出すところです。
『一番幸せにしてあげたい人を傷つけている・・・』愛して大切にして幸せにしてあげたいのに
どうすることも出来ないスジンが、ごっつい可哀相でした・・・。

[243] 深いっ・・・
まりり - 2005年12月28日 (水) 23時49分   

あのう・・・今更ながら参加させていただきます。
「消しゴム」でウソンシにハマってしまった私です。
皆様の解説、じーーーっくり読ませていただきまして、感激。納得。。
どうしても書き込みしないと年が越せない!と思いまして。。。

私は二回しか観にいっていませんが(東京郊外)、二回とも”白いご飯”では笑いがおきましたヨ。私には哀しいシーンだったけど・・・?あのお弁当箱二つめを開けたときのチョルスの表情・・・うっっ上手い!そして切ないっっ
二回目はこのへんからボロボロ泣いていました。

前半が幸せいっぱい!な分、後半が急ぎすぎた感じは私もしました。
しかし「ピュアソウル」を見ていた友人が「”ピュアソウル”は病気の進行の描き方が凄まじくて怖かったけど、”消しゴム”はさらっと流していたからよかったから」と言っておりました。どの部分に監督が重点を置きたかったか考えると、後半の”さらっと”進んだのはよかったのかも、と思います。

私もヨンミンぼこぼこシーンはちょっと・・・と思いますが、チョルスの心情を考えると仕方ないのかも。しかし、二人が入れ替わったりする映像の意味が??
(そういう意味でも何度も見直さないといけない映画なんでしょう。)

一回観にいって、これは絶対また観なくちゃ!と思い、主人を連れて行ったところ、
韓国モノに冷ややかな主人が今やすっかりハマっちゃっています。
とにかくソン・イェジンにハマってしまったようです。一回目一緒に行った友人も「あの映画、夫には魅せられない!絶対ハマる!!ソン・イェジンに。」と。
チョルスの魅力的な表情もたくさんあるけれど、私がなぜかお気に入りなのは、スジンがくわえタバコをして例のカードゲームをするシーン。どぉーんと最後にテーブルを叩いた表情がすごく印象的です。これ観ちゃうと男性ヤバイかも〜。モチロン、チョルスがこのカードをしているシーンも大大だーいすきですよ!あの早口ハングルはどうもマスターできません・・・

うららさんのご説明を読み、何度もじっくり見たい!早くDVD化を!!と思わずにはいられません。大好きな作品となった「消しゴム」。細部の意味までいろいろ知るとますます何度も観たくなりますね!



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