「のっぺらぼう」
作詞：長房聖子
のっぺら坊だらけの世の中
つらい事とかかなしい事とか
そんな毎日頑張って暮らしてんのに
なんで泣いたら駄目なんだろう
中身の無い毎日 何が楽しいのだろう
人の噂をコソコソ拾い集めるのが仕事
たいした共感なく面白半分
細切れつぎはぎ紡ぎ出す
カッコばかり気にして上辺だけ整えて
感じるまま表現するのはカッコ悪いとせせら笑う
それがイカした粋な大人のやり方らしい
のっぺら坊だらけの世の中
楽しい事とか面白い事とか
頑張って探してる毎日なのに
なんでこんなに駄目なんだろう
実体のない毎日 何が嬉しいのだろう
人の周りをコソコソかぎまわるのが仕事
さしたる考えもなく興味半分
無責任にもっともらしく触れ回る
自己都合ばかり主張して辻褄あわせ
親の権力行使した裏口多数決で何でも決定
それに気付かず支持されてると大きな誤解
頭はってんのは名前だけ 実際
ナイスブレーンの為せるワザ
それに気付かず勘違い
ソレに気付いた周りは離れて行くだけ
自分のセンスで好きも決められない
誰かが言ってたその通りして仕事という
誰かに好かれる為の空ポーズ
実体のない好きなんて全く心に響かない
普通の生活をやたら主張したがり演技を続け
自分の好きを集められたら心地よい生活
それはイカレタ大人のやり方に相違ない
