やっぱ好き。何度も書いてるけど、空気中の埃やチリが雨に流されて、空気が少し透き通って視界がクリア。午後になって出かけようかと思った所にパラパラ窓を叩く音。止んでからいつもは自転車のトコロをテクテク歩いて散歩がてら買物へ。普段自転車で5分の道のりを10分かけて歩くとアスファルトの微妙なグレーとその上の白線がいつもより鮮明に見える。「あぁ、そういえば雨上がりか。あんなホンの少しの雨でこんなに空気は綺麗になるんだ。いや、午前はズッと雨だっけか」いつもの行動パターンを少し変えて見るだけで、目に見える物への見方も少し角度が変わる。「アスファルトグレーって結構綺麗。自転車でも空気がクリアになった事は解るけど歩かなければアスファルトグレーについては何も思わなかったな」。何やかや必要な物を買い揃え、帰りは裏道へ。江戸切子の展覧会ポスターに気が付き、いつも素通りする樹に咲いた花に見入る。「これって椿じゃないかなぁ。シャネルカメリアに似てる。てかシャネルカメリアが椿を型どってるんだってば(笑)」